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高度膜分離技術ハンドブック

コードNO0089
発 刊1987年7月25日
編集委員
川崎 順二郎
東京工業大学 工学部化学工学科 助教授
国眼 孝雄
東京農工大学 工学部化学工学科 助教授
酒井 清孝
早稲田大学 理工学部応用化学科 教授
白田 利勝
通商産業省 工業技術院 化学技術研究所 企画室長
価 格 本体39,000円+税
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体 裁 B5判上製横2段組 約416頁
試 読  不可 在庫僅少につき。増刷の予定はありません。
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新しい分離膜、膜分離プロセスの開発における基礎的課題と問題解決の指針、最先端の膜技術の展望を初めて集大成

■ 主要構成

第1章 透過・分離の基礎理論
第2章 膜素材と製膜方法
第3章 性能評価法
第4章 プロセスの設計
第5章 実用例
第6章 期待される膜分離技術
【刊行にあたって】
近年高度分離技術をめざして、多くの分野で膜を利用した新しい技術の開発が活発に進められております。 膜分離技術は、日進月歩の勢いで技術革新が進んでいるといって過言ではないでしょう。
しかしながら、実際には、どのような分野で膜分離技術が利用され、現在その技術レベルはどこまで進んでいるのか、またその技術を利用するためにはどのような手段で研究を進めればよいか迷うところでもあります。 このような問題に対処するためにも、すぐに役立つ最新の情報が不可欠かと存じます。
そこで、これから研究を始めようとする研究者やさらに新しい分野に膜分離技術を導入・開発しようとしている技術者の一助になればと考え、本書の出版を企画致しました。
ます第5章で各分野における膜分離技術の最新の実用例を、また第6章では現在のところまだ研究段階であるが近い将来展開されるであろう膜分離技術の開発およびその可能性などを紹介したいと思います。
そこで、第1章ではそのような高度膜分離技術を考える上で必要な基礎理論・モデルなどをまとめ、他の分離技術との関係を紹介できればと考えます。
第2章では、それらを行うためには、膜素材にはどのようなものがあって、どのように製膜するのかを、第3章ではそれら膜の性能をどのように評価するのが妥当か、また第4章では性能を最大限発揮するにはどのようなプロセスが考えられるか等を紹介したいと思います。
このような専門書にありがちな各章断片的な記述をできるだけ排除し、前後の章や他の膜分離技術との間に有機的な関係を保ちながら、最先端の膜分離技術を紹介できれば幸いです。
本書編集委員

■ 内容目次

推薦のことば<木村 尚史>

序<国眼 孝雄>

第1章 透過・分離の基礎理論

コメント<国眼 孝雄>

第1節 限外ろ過・逆浸透<国眼 孝雄>
  1. 濃度分極と物質移動係数
  2. 阻止率
  3. 浸透圧
  4. 限外ろ過(UF)と逆浸透法(RO)
  5. 透過・分離理論
    5.1 限外ろ過(UF)
    5.2 逆浸透法(RO)
    5.3 現象論的理論
第2節 透析・精密ろ過<酒井 清孝>
  1. 透析(Dialysis)
  2. 精密ろ過(Microfiltration)
第3節 電気透析<田中 良修>
  1. 緒言
  2. 膜を通しての物質移動
  3. 濃度分極と水分解
  4. 選択透過性
  5. エネルギ消費
第4節 気体分離<白田 利勝>
  1. はじめに
  2. 多孔質膜
    2.1 分子ふるい
    2.2 毛管凝縮作用
    2.3 表面拡散流
    2.4 分子流(クヌッセン拡散流)
  3. 非多孔質膜
    3.1 高分子非多孔質膜
    3.2 パラジウム膜 3.3 ジルコニア固体電解質膜
第5節 パーベーパレーション<中根 堯>
  1. 膜透過の原理とその特色
  2. 膜透過の駆動力
  3. 分離係数α(A/B)
  4. 膜透過の輸送式
    4.1 拡散係数などの濃度依存性を無視できる理想系の場合(Leeの取り扱い)
    4.2 拡散係数などの濃度依存性が無視できない場合(Rautenbachらの取り扱い)
    4.3 膜の可塑化現象を考慮する場合(Mulderの取り扱い)
第6節 液膜分離<川崎 順二郎>
  1. 液膜分離法
  2. 物理的透過
  3. 化学反応をともなう透過
    3.1 透過成分が逆抽出側で反応する場合
    3.2 担体の輸送をともなう場合
  4. 液膜の安定性と分離度

第2章 膜素材と製膜方法

コメント<白田 利勝>

第1節 液体分離膜<栗原 優>
  1. はじめに
  2. 膜の構造の定義
  3. 各種膜分離法膜とその膜形態
  4. 市販段階の膜・モジュール
    4.1 膜素材の分類
    4.2 膜形態の分類
  5. 超薄膜化技術
    5.1 薄膜化の意義
    5.2 超薄膜化技術とその限界
  6. 用途展開別の逆浸透分離特性
    6.1 海水淡水化
    6.2 低圧カン水淡水化
  7. おわりに
第2節 血液浄化膜<須磨 靖徳>
  1. 透析・ろ過膜
    1.1 銅アンモニア法再生セルロース膜
    1.2 脱酢酸セルロースアセテート膜
    1.3 セルロースアセテート膜
    1.4 ポリアクリロニトリル共重合膜
    1.5 ポリメチルメタクリレート膜
    1.6 エチレンビニルアルコール共重合体膜
    1.7 芳香族ポリスルホン膜
    1.8 芳香族ポリアミド膜
    1.9 カーボネート・エチレンオキシド共重合体膜
  2. 血漿分離、血漿成分分離膜
    2.1 セルロース、アセテート膜
    2.2 ポリビニルアルコール膜
    2.3 ポリメチルメタクリレート膜
    2.4 ポリエチレン膜
    2.5 ポリプロピレン膜
    2.6 芳香族ポリスルホン膜
第3節 気体分離膜<中村 明日丸>
  1. はじめに
  2. 高分子膜中の気体透過特性と膜素材の設計
    2.1 水素、ヘリウムガス透過膜
    2.2 酸素富化膜
    2.3 炭素ガス、酸性ガス、水蒸気透過膜
  3. 気体分離用膜各論
    3.1 シリコーン変性ポリマー
    3.2 ポリスルホン―シリコーン
    3.3 変性ポリスルホン
    3.4 セルロースアセテート
    3.5 ポリイミド
    3.6 ポリフェニレンオキシド
    3.7 その他
第4節 電気透過膜<糸井 滋>
  1. はじめに
  2. 一般的特性
  3. 均質系膜の構造と製造
  4. 特殊性能膜の種類と製法
  5. おわりに
第5節 無機膜<谷山 宰>
  1. 無機膜の特徴
  2. 多孔質ガラス膜
    2.1 概要
    2.2 製膜方法
    2.3 気体分離
    2.4 液体分離
  3. 多孔質セラミック膜
    3.1 概要
    3.2 製膜方法
    3.3 気体分離
    3.4 液体分離
  4. 金属膜
    4.1 水素分離
    4.2 酸素分離
  5. その他の無機膜
    5.1 個体電解質膜
    5.2 液体膜
第6節 プラズマ重合膜<沖田 晃一>
  1. はじめに
  2. 逆浸透膜
  3. 気体分離膜
  4. あとがき
第7節 モザイク荷電膜<宮木 義行>
  1. モザイク荷電膜とは
  2. 製膜方法
  3. 物質輸送特性と応用分野
第8節 液膜<川崎 順二郎>
  1. 乳化液膜と支持液膜
    1.1 乳化液膜(Emulsified liquid membrane)
    1.2 支持液膜(Supported liquid membrane)
  2. 乳化剤と膜強化剤の選択
    2.1 乳化剤の選択
    2.2 膜強化剤の選択
  3. 膜液の選択
  4. 担体の選択
  5. 支持体の選択
第9節 生体類似膜<清水 剛夫/吉川 正和>
  1. はじめに
  2. 生体膜類似分子会合体膜
  3. センサ膜
    3.1 無機膜
    3.2 液体膜
    3.3 高分子膜
    3.4 生体活性物質固定化膜
  4. 医用技術
  5. その他
  6. まとめ

第3章 性能評価法

コメント<酒井 清孝>

第1節 限外ろ過法<中尾 真一>
  1. 緒言
  2. 性能評価実験法
    2.1 実験装置
    2.2 実験手順
  3. 濃度分極の補正法
    3.1 物質移動の相関式
    3.2 流速変化法
  4. 分画性能の評価法
    4.1 輸送係数の決定法
    4.2 膜の細孔構造の推定法
  5. 膜透過流速減少の評価法
第2節 逆浸透<国眼 孝雄>
  1. 測定法
    1.1 真の阻止率の求め方
    1.2 ろ過係数の求め方
    1.3 現象論的係数
  2. 分離性能に及ぼす操作条件などの影響
    2.1 阻止率Rintと透過流速Jvの関係
    2.2 溶質透過係数Pと純水透過係数Lpとの関係
    2.3 ろ過係数と熱処理温度Ttの関係
    2.4 現象論的係数と熱処理温度Ttとの関係
    2.5 膜の圧密化および劣化
  3. 拡散係数・分配率・含水率
    3.1 膜内拡散係数DAM
    3.2 分配係数K
    3.3 含水率φW
  4. 分子運動論的立場からの評価
第3節 透析<竹沢 真吾>
  1. モジュールの性能評価
  2. 透析膜の性能評価
  3. おわりに
第4節 電気透析<田中 良修>
  1. 緒言
  2. 電気抵抗
  3. 交換容量と含水率
  4. 輸率
  5. 溶質拡散係数
  6. 電気浸透係数
  7. 濃度浸透係数
第5節 気体分離<白田 利勝>
  1. はじめに
  2. 非等圧法
    2.1 容積法
    2.2 圧力法
    2.3 その他の方法
  3. 等圧法
  4. 収着量(溶解度)測定法
第6節 パーベーパレーション<山田 純男>
  1. 分離プロセスとしてのPV
  2. 実験
  3. 評価項目と膜性能の評価基準の考え方
  4. 測定上の影響分子
  5. 標準化試験法の確立と総合性能評価試験装置
    5.1 第1次評価の基準
    5.2 第2次評価の問題点
  6. 総合評価試験機の設計、製作
第7節 液膜の性能評価因子<海野 肇>
  1. 液膜プロセスの評価
  2. 液膜の安定性の評価
    2.1 乳化液膜
    2.2 支持液膜
    2.3 バルク液膜

第4章 プロセスの設計

コメント<国眼 孝雄>

第1節 限外ろ過法<中尾 真一>
  1. 緒言
  2. 膜透過流速の計算
    2.1 ゲル層支配の膜透過流速
    2.2 浸透圧支配の膜透過流速
  3. 分子量分画カーブ
  4. 回分濃縮プロセス
  5. ダイアフィルトレーションプロセス
第2節 逆浸透法<国眼 孝雄>
  1. RobsおよびJvに及ぼす種々の操作条件の影響
  2. 原料の供給方向の速度・濃度の変化
  3. モジュール
  4. カスケード
  5. 実際の逆浸透(RO)プラント例
第3節 透析(血液)<峰島 三千男/酒井 清孝>
  1. 血液透析器の設計理論
    1.1 透析効率
    1.2 血液充填量
    1.3 血液側圧力損失
  2. 血液透析器の至適モジュール
  3. 血液透析システム
  4. 至適血液透析条件
  5. 結語
第4節 電気透析法<糸井 滋>
  1. はじめに
  2. 電気透析プロセスの特徴
  3. 電気透析設備
  4. 物質移動と電流密度
  5. 設備の計算
    5.1 連続法
    5.2 回分法
    5.3 最適設備
  6. おわりに
第5節 気体分離法<原谷 賢治>
  1. モジュール設計基礎方程式
    1.1 2成分系
    1.2 多成分系
  2. 各種システムと計算例
    2.1 単段分離システム
    2.2 直列供給型多段分離システム
    2.3 循環流型モジュールシステム
    2.4 その他のシステム
  3. 結語

第5章 実用例

第5章第1節のコメント<白田 利勝>

第1節 工業における利用例

(1) 逆浸透法による海水淡水化<太田 敬一>
  1. 海水淡水化プラントの現状
  2. 海水淡水化プラントの構成
  3. 取水設備
  4. 前処理設備
  5. 逆浸透設備
  6. 後処理設備と生産水の水質
  7. 今後の課題
(2) 電気透析法による海水濃縮<田中 良修>
  1. 緒言
  2. 製塩工程
  3. 海水前処理
  4. 透析槽および運転成績
  5. 運転方法
(3) イオン交換膜による食塩電解<浅輪 達郎>
  1. はじめに
  2. 食塩電解用イオン交換膜
  3. 旭硝子のAZEC電解槽
  4. イオン膜法食塩電解プロセス
  5. イオン膜法プロセスの将来
(4) 重金属排水・電着塗装液からの有価物回収<神沢 千代志>
  1. 重金属排水
    1.1 溶質間の相互作用
    1.2 実廃水への応用
  2. 電着塗装液
    2.1 自動車車体塗装
    2.2 塗料の種類と膜モジュール
(5) 廃酸・廃アルカリの回収<宇都宮 赳夫>
  1. ステンレス酸洗廃酸の回収
  2. アルトマイト電解浴の安定化
  3. 廃アルカリの回収
  4. 電気透析による酸の濃縮回収
  5. クローズド化への応用
  6. アルミ箔エッチング廃酸の回収
(6) 紙・パルプ廃液の処理<竹下 登>
  1. 概説
  2. UFによるSSLおよびKBLからのリグニンの分離・精製
  3. ROによるSSLの予備濃縮
  4. クラフトパルプ漂白工程E排水の濃縮とCOD・色度除去
    4.1 E排水のUF処理法
    4.2 山陽国策パルプ(株)岩国工場のUFプラント
(7) PVA含有排水処理<橋本 光一>
  1. 緒言
  2. J.P.Stevens社の例
  3. Springs Mills社の例
  4. 日本合成化学の例
  5. UCARSEPとHFMの比較
(8) 超純水製造<田村 真紀夫>
  1. はじめに
  2. 超純水とは
  3. 超純水製造プロセスの変遷
  4. 今後の課題
  5. 最後に
(9) プロセスガスの膜分離<中村 明日丸>
  1. 水素ガス回収プロセス
    1.1 合成ループパージガスからの回収
    1.2 石油精製への応用
    1.3 H2/CO比の調整、COの製造
  2. ヘリウム回収
  3. 炭酸ガスその他酸性ガスの分離・回収
  4. その他
(10) Pd膜による水素の超高純度化<箭原 繁雄>
  1. Pd膜による水素の超高純度化の原理
  2. 水素透過用Pd合金の性質
  3. Pd合金膜を用いた水素超高純度精製装置
  4. Pd合筋膜を用いた水素超高純度精製の特徴

第2節 食品産業における利用例

(1) 食品産業における膜技術の現状と今後の展望<大谷 敏郎/渡辺 敦夫>
  1. はじめに
  2. 食品産業における膜技術の現状と問題点
    2.1 膜利用の現状
    2.2 膜の現状
    2.3 膜技術の普及における問題点
  3. 今後の展望と課題
  4. おわりに
(2) 乳業における膜の利用<神武 正信>
  1. 緒言
  2. 牛乳の成分組成と膜処理の関係
  3. 乳業における膜利用
    3.1 牛乳成分の標準化
    3.2 UFチーズ
    3.3 WPと透過液の利用
    3.4 省エネルギ
  4. 結語
(3) 製糖・澱粉工業<原 耕三>
  1. 緒言
  2. 馬鈴薯澱粉廃液の逆浸透膜処理
    2.1 廃液処理フローシートと設備の概要
    2.2 運転結果と処理効果
  3. グルコースおよび異性化糖の超精密ろ過
    3.1 製造フローシートと設備の概要
    3.2 処理効果
  4. 甘蔗糖工場二番蜜の電気透析処理
    4.1 設備の概要
    4.2 操業成績
  5. サイクロデキストリンの製造における膜分離特徴の応用
    5.1 膜分離技術の応用分野
    5.2 製造フローシート
  6. 結語
(4) 果汁工業<太田 英明>
  1. ROの利用と問題点
    1.1 ROの利用
    1.2 RO濃縮の問題点
  2. UFの利用
  3. EDの利用
(5) 油脂精製への膜分離の応用<楠田 昌孝/岩間 昭男>
  1. 緒言
  2. 大豆油精製と限外ろ過法
    2.1 大豆粗油中の不純物
    2.2 大豆油不純物は限外ろ過で分離できる
  3. 限外ろ過法によるミセラの脱ガム精製と膜処理テストプラント
    3.1 運転圧力、ミセラ温度とミセラ透過流速
    3.2 ミセラ濃度とミセラ透過流速
    3.3 濃縮倍率とミセラ透過流速
    3.4 ミセラ濃度と透過油中のリン脂質濃度
  4. 限外ろ過法による大豆油精製プロセスの経済性
  5. 結語
第5章第3節のコメント<酒井 清孝>

第3節 医療における利用例

(1) 血液透析<堀尾 哲一郎>
  1. 血液透析技術の発達
  2. 血液透析システム
  3. 膜の変遷
  4. 血液透析膜の種類と特性
  5. 膜材料からみた血液透析の現状
  6. 血液透析の将来と膜の役割
(2) 血液ろ過<峰島 三千男>
  1. はじめに
  2. 血液ろ過法(HF)
  3. 血液透析ろ過法(HDF)
  4. HFおよびHDFの変法
  5. 持続的血液ろ過法(CAVH)
  6. おわりに
(3) 血漿分離
  1. 治療用血漿分離法<末岡 明伯>
    1. はじめに
    2. 血漿分離膜の構造とろ過原理
    3. 血漿分離膜のろ過特性
  2. 採血漿用<池田 博之>
    1. 緒言
    2. 膜型血漿分離器(Membrane Plasma Separator:MPS)
    3. 採漿システムの開発
    4. 結語
(4) 血漿成分分離<末岡 明伯>
  1. はじめに
  2. 二重ろ過血漿分離法
    2.1 原理
    2.2 血漿成分分離器(2次フィルター)
    2.3 各種ろ過法の検討
  3. 新しい方法
    3.1 サーモフィルトレーション(Thermofiltration)
    3.2 血漿成分分離器の血漿分離器への応用
  4. おわりに
(5) 人工肺<谷下 一夫>
  1. はじめに
  2. 模型人工肺のガス交換性能
    2.1 ガス透過膜
    2.2 血液の対流による酸素、炭酸ガス輸送
  3. 膜型人工肺の臨床応用
(6) 人工肝臓<板垣 一郎>
  1. 緒言
  2. 人工肝臓の現況
  3. 肝細胞を利用した人工肝臓
  4. 人工肝臓の問題点と将来
(7) 膜を利用するドラッグ・デリバリー<東條 角治>
  1. はじめに
  2. ポリマー膜を利用するドラッグ・デリバリー
    2.1 シリコーン系ポリマー膜
  3. ステロイドのシリコーン膜透過
    3.1 薬物の親水性の影響
    3.2 薬物の分子構造の影響
    3.3 ポリマー膜の分子構造の影響
  4. 薬物の生体膜透過
    4.1 経皮呼吸治療システム
    4.2 体内埋め込み製剤
  5. In Vitro/In Vivo相関
  6. おわりに
(8) 酸素富化<小林 重義>
  1. はじめに
  2. 医療用酸素富化膜
    2.1 膜法の原理
    2.2 膜素材
    2.3 複合膜の製法
    2.4 膜モジュール
  3. 医療への応用
  4. 結言
(9) 医薬品の精製・濃縮<橋本 光一>
  1. 緒言
  2. 酵素
  3. 抗菌性物質
  4. ステロイド、ホルモン
  5. タン白質
  6. 多糖類

第6章 期待される膜分離技術

第1節 パーベーパレーション<中根 堯>
  1. 歴史的背景
  2. 分離膜の現状
  3. エンジニアリングの問題点
    3.1 所要エネルギ
    3.2 モジュール型式
  4. 実施例
  5. 膜蒸留法
第2節 毛管凝縮作用による分離<浅枝 正司>
  1. 緒言
  2. 多孔性固体における気体の移動機構
    2.1 クヌーセン拡散(流れ)
    2.2 表面拡散
    2.3 毛管凝縮を伴う移動
    2.4 分子ふるい作用
  3. 毛管凝縮作用による分離
    3.1 毛管凝縮
    3.2 毛管凝縮による分離機構
  4. 超微細孔を持つ多孔性セラミック薄膜によるガス分離
    4.1 無機多孔性膜
    4.2 空気の脱湿
    4.3 アルコールの脱水濃縮
  5. 結言
第3節 反応分離膜<伊藤 直次>
  1. 反応生成物の分離
  2. 高温用選択的ガス分離膜
  3. 反応促進型メンブレンリアクタ
  4. 高選択性分離膜への期待
  5. おわりに
第4節 酸素富化燃焼システム<浅川 史朗>
  1. はじめに
  2. 酸素富化燃焼について
  3. 燃焼用酸素富化膜
  4. 実用例と評価
第5節 液膜
  1. W/O/W系液膜<海野 肇>
    1. はじめに
    2. W/O/W系液膜の応用
  2. O/W/O型液膜<加藤 覚>
    1. 石油精製中間製品の分離
      1.1 O/Wエマルションの滴径と液膜の安定性
      1.2 透過速度と透過係数
      1.3 分離係数
      1.4 透過速度の促進
      1.5 抽出法との比較
    2. 化学工業用原料および製品の精製
      2.1 スチレン―エチルベンゼンの分離
      2.2 ブタジエンの分離
      2.3 構造異性体の分離
      2.4 その他
第6節 有機溶液系における膜分離技術(RO/UF)<岩間 昭男>
  1. 緒言
  2. RO法による有機溶液系の分離
  3. UF法による有機溶液系の分離
    3.1 耐溶剤性UF膜と膜材質
    3.2 耐溶剤性ポリイミドUF膜
    3.3 有機溶液のUF処理
  4. 結語
第7節 工業プロセスにおけるセンサの応用<相澤 益男>
  1. はじめに
  2. 化学プロセスの計測・制御とセンサ
    2.1 混合ガス爆発防止システムと酸素センサ
    2.2 プラントのガス漏洩検知システム
    2.3 プロセスガスコントロール
    2.4 プラントの排水監視
  3. バイオインダストリとセンサ
  4. 自動車とセンサ
  5. 環境管理センサ
    5.1 水質監視
    5.2 大気保全
    5.3 ガス警報システム
第8節 微生物固定膜<前田 英勝>
  1. はじめに
  2. 微生物固定化膜型リアクタ
  3. 微生物固定膜センサ
第9節 酵素固定膜<大淵 薫>
  1. 酵素固定膜の調整法
    1.1 物理吸着法
    1.2 化学結合法
    1.3 包括法
  2. 酵素固定膜の性質
第10節 バイオリアクタ<平田 博文>
  1. バイオリアクタと膜分離技術
  2. 膜型酵素反応器の現状と問題点
  3. 有機溶媒中での酵素反応と非水系分離膜の現状
  4. 膜分離技術への期待
    4.1 高い選択透過性を有する分離膜の開発
    4.2 非水系分離膜の開発
    4.3 生体膜類似の機能を有する分離膜
第11節 生体膜の模倣<清水 剛夫/吉川 正和>
  1. 生体膜の構造と機能
  2. 生体膜輸送
  3. 膜輸送形態
  4. キャリヤ膜
  5. 膜輸送の方向性
  6. まとめ
第12節 医用膜<酒井 清孝>
  1. 蛋白質漏出膜
  2. 荷電膜
  3. フィン付き中空糸膜
  4. β2-microglobulin(β2-MG)除去膜
  5. 生体適合性膜
  6. 薄膜
  7. 無機膜(多孔質ガラス膜)
  8. 疎水性多孔質膜を用いた膜蒸留法による血液からの除水

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■ 執筆者一覧(敬称略、肩書等は発刊時のものです)
■ 編集委員(音順)
川崎 順二郎
東京工業大学 工学部化学工学科 助教授
国眼 孝雄
東京農工大学 工学部化学工学科 助教授
酒井 清孝
早稲田大学 理工学部応用化学科 教授
白田 利勝
通商産業省 工業技術院 化学技術研究所 企画室長
 
■ 執筆者(執筆順)
木村 尚史
東京大学 工学部化学工学科 教授
国眼 孝雄
東京農工大学 工学部化学工学科 助教授
酒井 清孝
早稲田大学 理工学部応用化学科 教授
田中 良修
日本たばこ産業(株)小田原試験場 特別研究員
白田 利勝
通商産業省 工業技術院 化学技術研究所 企画室長
中根 堯
通商産業省 工業技術院化学技術研究所 プロセス開発部第4課 主任研究官
川崎 順二郎
東京工業大学 工学部化学工学科 助教授
栗原 優
東レ(株)フィルム研究所 機能膜研究室 室長
須磨 靖徳
旭メディカル(株)技術部 課長
中村 明日丸
宇部興産(株)研究開発本部 企画本部 主席本部員
糸井 滋
膜プロセスエンジニアリング(株)取締役 技術部長
谷山 宰
東洋紡績(株)総合研究所 主席部員
沖田 晃一
(株)バイオマテリアル研究所 次長
宮木 義行
東洋曹達工業(株)科学計測事業部企画開発部 システム開発グループ
清水 剛夫
京都大学大学院 工学研究科分子工学専攻 助教授
吉川 正和
京都大学 工学部化学工学教室 助手
中尾 真一
東京大学 工学部化学工学科 助手
竹沢 真吾
医療法人善仁会 横浜第1病院 研究室長
山田 純男
通商産業省 工業技術院 製品科学研究所 基礎性能部 機能材料課長
海野 肇
東京工業大学 工学部生物工学科 教授
峰島 三千男
東京女子医科大学 腎臓病総合医療センター 助手
原谷 賢治
通商産業省 工業技術院 化学技術研究所 プロセス開発部第2課 主任研究官
太田 敬一
(財)造水促進センター脱塩技術部 課長補佐
浅輪 達郎
旭硝子(株)化学品事業本部 ケミカル・エンジニアリング部 主幹技師
神沢 千代志
通商産業省 工業技術院 化学技術研究所 プロセス開発部 第4課長
宇都宮 赳夫
旭硝子(株)化学品事業本部 ファイン樹脂営業部膜プロセスグループ 主任専門部員
竹下 登
山陽国策パルプ(株)商品開発研究所 主席研究員
橋本 光一
(有)ニューテック 代表取締役
田村 真紀夫
オルガノ(株)研究開発推進本部 総合研究所分離吸着研究室 研究員
箭原 繁雄
日本パイオニクス(株)研究所 次長
大谷 敏郎
農林水産省 食品総合研究所 食品工学部 生体反応システム工学研究室 研究員
渡辺 敦夫
農林水産省 食品総合研究所 食品工学部 プロセス工学研究室長
神武 正信
雪印乳業(株)技術研究所 主査
原 耕三
塩水港精糖(株)研究開発部 副部長
太田 英明
全国農業協同組合連合会 農業技術センター商品開発研究部 調査役
楠田 昌孝
日東電気工業(株)中央研究所 副主任研究員
岩間 昭男
日東電気工業(株)中央研究所 第3研究室 室長
堀尾 哲一郎
バクスタートラベノール(株)取締役 テクニカルセンター長
末岡 明伯
(株)クラレ メディカル研究開発室 主任研究員
池田 博之
日本赤十字社 血漿分画センター 開発研究部開発課 技術係長
谷下 一夫
慶應義塾大学 理工学部機械工学科 助教授
板垣 一郎
東レ(株)基礎研究所研究2グループ リバイスチーム研究所 所員
東條 角治
ラトガース大学 薬学部 準教授
小林 重義
旭硝子(株)研究所研究開発部 主席研究員
浅枝 正司
広島大学 工学部 第3類化学工学大講座 教授
伊藤 直次
通商産業省 工業技術院 化学技術研究所 プロセス開発部第2課 主任研究官
浅川 史朗
松下技研(株)研究開発部門 主任研究員
加藤 覚
東京工業大学 工学部化学工学科 助手
相澤 益男
東京工業大学 工学部生物工学科 教授
前田 英勝
通商産業省 工業技術院 微生物工業技術研究所 微生物応用部 酵素工学研究室長
大淵 薫
通商産業省 工業技術院 微生物工業技術研究所 微生物応用部 酵素工学研究室 主任研究官
平田 博文
通商産業省 工業技術院 化学技術研究所 天然有機化学部第2課 主任研究官

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