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バイオコンピューティング研究戦略

コードNo. 0123
発 刊 1990年12月30日
編集委員
(所属・役職は
発刊当時のものです)
神沼 二真
国立衛生試験所化学物質情報部長

甘利 俊一
東京大学工学部計数工学科教授

相澤 益男
東京工業大学生命理工学部教授

三輪 錠司
日本電気株式会社基礎研究所主管研究員

価 格 本体63,000円+税
体 裁 A4判上製 416頁
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イメージ作りに爆走するバイオコンピュータ研究の現状と可能性を探る、待望の続・「生物化学素子とバイオコンピューティング」(1985年刊)!!

■ 主要構成

第1部 新しい計算集積回路素材・分子機械(メカトロニクス)の探索とアセンブリー技術の進歩
第2部 生命の計算原理を探る
第3部 新しいコンピュータアーキテクチャを探る
第4部 人工知能と創造思考
第5部 期待できる応用課題

刊行にあたってバイオコンピューティング研究戦略

本書は、先に同じ株式会社サイエンスフォーラムより刊行した、『生物化学素子とバイオコンピュータ』の続編である。
『生物化学素子とバイオコンピュータ』の編集を依頼された当時(1983年夏)この分野への関心はまだ低く、文献も少なかった。また分子素子とバイオ素子、バイオコンピュータという幅広い概念をどのように整理したらよいか、どなたに執筆を依頼したらよいかなど、全く暗中模索の有様だった。このような心細いスタートではあったが、幸い関係者のご尽力と、海外の多数の研究者から送られた研究資料に助けられ、何とか編集者の任務を果たして、刊行に漕ぎつけることができた。その後、同書はこの分野の数少ない案内書のひとつとして、編集者らの予想をこえる好評を得ることができた。しかしながら同書の編集において、バイオコンピュータ研究の核心とも言うべき、コンピュータの新しいアーキテクチャ、とくにネットワークアーキテクチャやコンピュータ工学の立場から生物学にどう踏み込み、その成果をどう生かすか、という課題に十分ふれられなかったことは、大きな心残りであった。
さて、同書が完成してより、すでに5年が経過し、その間にニューロコンピュータという新しい話題も出る一方で、当時期待の大きかったエキスパートシステムのようないわゆる人工知能に対する同書が指摘したような限界も広く認識されてきた。また分子回路やバイオ素子の基礎研究も具体的に展開されるようになった。こうしてバイオコンピュータを指向した、コンピュータとバイオテクノロジーの境界領域への関心はますます高まってきている。
このたび再び株式会社サイエンスフォーラムより『生物化学素子とバイオコンピュータ』の改版ないし続編を刊行したいとの依頼があった。そこで、今回は、前書でふれられなかったアーキテクチャや、進歩の急な分子素子、新しく脚光を浴びているニューロコンピュータの権威にも加わっていただいて、前書の足りないところを補い、この分野の研究戦略の立案や最前線にいる研究者の参考に呈する書をまとめることを思い立った。
こうして生まれた本書は、1)分子素子とバイオ素子、2)生物の計算方式(バイオコンピューティング・アーキテクチャ)、3)ニューロコンピュータ、という3つのテーマをそれぞれ、1・2・3部として、相澤、三輪、甘利が分担し、それに神沼が最後により長期的な展望に立って人工知能からバイオコンピュータへの道程を考える4・5部を加えるという構成になっている。したがってその内容は前書の古くなった部分を補うというよりも、マイクロマシン、ニューロコンピュータ、分子生物学の最近の進歩を取り入れた全く新しいものになっている。
本書がこれらテーマに関心のある第一線の研究者のみならず、研究戦略を立案するマネジャーにも、貴重な情報とビジョンを提供できたら幸いである。最後に本書の刊行が予定より遅れたことをお詫びするとともに、辛抱強く裏方として努力して下さった株式会社サイエンスフォーラムの高橋暁洋氏に深く感謝したい。
1990年12月   編集者を代表して 神沼二真

■ 内容目次

第1部 新しい計算集積回路素材・分子機械(メカトロニクス)の探索とアセンブリー技術の進歩

総説<相澤益男>…15

第1章 分子エレクトロニクス・バイオエレクトロニクス

第1節 分子素子研究の現状 [雀部博之]……17
  1. 分子素子とは......17
  2. 分子素子の最近の話題......19
  3. 光分子素子への展開......25
第2節 バイオ素子研究の方向性 [相澤益男]……29
  1. バイオ素子研究の流れ......29
  2. 分子構築技術の展開......30
  3. 分子素子構築の進展......32
  4. バイオセンサと人工感覚......32
  5. ニューロネットワーク形成へのアプローチ......34
  6. 神経素子......35
第3節 半導体技術の近未来と分子電子工学 [西澤潤一]……37
  1. 半導体技術の限界と現状......37
  2. 製造技術の展開......37
  3. 利用デバイス......38
第2章 分子アセンブリー技術

第1節 分子膜形成技術の進歩

T ドライシステム [岡田正和/稲岡紀子生]……41
  1. ドライ法の特徴......41
  2. 有機分子蒸着膜の形成機構......41
  3. 2.1 直線分子の配向膜......42
    2.2 直線分子のエピタキシと成長機構......43
    2.3 平面分子の配向膜......44
  4. 有機結晶上の金属蒸着膜......44
  5. 3.1 ゲルマニウム蒸着膜......45
    3.2 金蒸着膜......45
    3.3 ビスマス蒸着膜......46
    3.4 ビスマス蒸着粒子のエピタキシ現象......46
    3.5 有機結晶表面に金属を蒸着するときの留意点......47
U ウェットシステム [黒田新一/杉 道夫]……48
  1. LB法......48
  2. 1.1 基本的累積法......48
    1.2 発展技法......49
    1.3 LB膜の二次処理......51
  3. 液相吸着法およびセルフアセンブリー法......51
  4. 2.1 液相吸着法......51
    2.2 セルフアセンブリー法......52
V ドライシステムとウェットシステムのハイブリッド [井上貴仁/八瀬清志/岡田正和]……53
  1. 真空蒸着法とLB法の問題点......53
  2. LB膜上への長鎖アルキル系分子種の蒸着......54
  3. LB膜を基板に用いて芳香系分子種を蒸着する場合......55

第2節 走査型トンネル顕微鏡(STM)による分子マニピュレーション [相澤益男]……57
  1. STMによる生体分子のイメージング......57
  2. STMによる分子マニピュレーション......57

第3章 分子回路素材と回路形成技術課題

第1節 分子エレクトロニクス材料の探索 [井口洋夫]……61
  1. π電子の重複......61
  2. 1.1 グラファイト(黒鉛)......61
    1.2 奇妙な電導度をもつ芳香族結晶......62
    1.3 加圧と電気伝導度......62
    1.4 分子ファスナー......63
  3. 電荷移動に基づく電導性付与
  4. 2.1 導電性電荷移動錯体......63
    2.2 有機超伝導体の出現......63
第2節 非線形オプトエレクトロニクスの材料設計技術  [渡辺敏行/宮田清蔵]……66
  1. 有機材料における非線形光学効果......66
  2. 1.1 なぜ有機材料か......66
    1.2 非線形光学効果とは......66
    1.3 位相整合......67
  3. 有機非線形光学材料の分子設計......68
  4. 2.1 NLO材料に望まれる性質......68
    2.2 2次の非線形光学材料の分子設計......69
  5. 分子配向と2次の非線形光学定数の関係......71
  6. 2次の光非線形発現のための結晶構造制御......71
  7. 4.1 化学構造の修飾による非中心対象構造の構築......72
    4.2 結晶多形......72
    4.3 コンプレックス化......72
    4.4 高分子−色素複合系......72
    4.5 LB膜......74
  8. 3次の非線形光学材料の設計......76
  9. デバイス化へのアプローチ......76
第3節 注目されるタンパク質

T 電子機能タンパク質 [谷口 功]……81
  1. 電子伝達タンパク質とその機能......81
  2. タンパク質と電子移動が可能な機能性電極界面の設計......83
  3. 2.1 タンパク質と電極との電子移動の方法......83
    2.2 電子伝達タンパク質の電極上での直接電子移動......83
  4. 酵素−電極間の電子移動......85
  5. タンパク質を用いた電子機能素子とその可能性......85
U 電子機能ペプチドの設計 [宍戸昌彦]……87
  1. なぜタンパク質か......87
  2. タンパク質の人工機能化......88
  3. 非天然アミノ酸およびそれらを組み込んだ人工タンパク質の合成......88
  4. 機能基の空間配列の設計......89
  5. タンパク質の組織化......90
第4節 レセプターの分子構築  [蛯名洋介]……92
  1. ヒトインスリンレセプターの構造......92
  2. 活性あるヒトIRの異種動物細胞での発現......94
  3. 遺伝子工学(site directed mutagenesis)によるインスリンレセプターの構造と機能の解析......95
  4. 生体レセプターの機能性材料としての可能性と問題点......97
第5節 培養神経細胞を用いて作る皿の中の神経回路網  [福田 潤]……98
  1. 神経線維の成長の方向づけの歴史的背景......99
  2. 微小な溝加工における神経線維の成長の方向づけ......100
  3. 平行に並べた繊維状の高分子による神経線維成長促進と方向づけ......101
  4. 金属酸化物による神経線維成長の方向づけ......102
  5. 神経細胞の人工的配列......102
第4章 分子機械

第1節 分子機械としての微小管の構造 [室伏 擴]……61
  1. 細胞骨格の構成要素の構造......105
  2. 微小管重合のメカニズム......106
  3. 2.1 自己集合......106
    2.2 チューブリンに結合したグアニンヌクレオチド......106
    2.3 マクロにみた重合......106
    2.4 ミクロにみた重合......107
  4. 微小管を含む運動構造体......107
  5. 3.1 繊毛、鞭毛におけるチューブリン − ダイニン系......107
    3.2 分裂装置......108
    3.3 チューブリン − キネシン系......109
    3.4 細胞内物質輸送に関わるダイニン......109
  6. 微小管結合のタンパク質......110
  7. 細胞内微小管のダイナミズム......110
  8. 5.1 微小管重合の調節因子......110
    5.2 中心体......110
第2節 IC技術による超小型機械 [藤田博之]……113
  1. 大きさと製作法......113
  2. マイクロメカニズム......114
  3. マイクロアクチュエータ......115
  4. 応用例......118
第2部 生命の計算原理を探る


総説<三輪錠司/神沼二真>…125

第1章 生体分子の構造と情報機能

第1節 タンパク質の1D-3D構造と機能の相関 [平山令明]……127
  1. タンパク質立体構造の階層性......127
  2. タンパク質立体構造の分類......128
第2節 生化学反応回路 [岡本正宏]……132
  1. 酵素環状共役反応系......132
  2. 記憶回路......134
  3. ネットワーク系......134
第2章 発生生物学の進歩とコンピュータ工学へのインパクト

第1節 発生遺伝学からのアプローチ−線虫とショウジョウバエにみる多細胞生物の発生− [神沼二真/三輪錠司]……141
  1. 発生の研究戦略......141
  2. 発生学の新しい研究材料......142
  3. 線虫を用いた発生研究......143
  4. 3.1 発生の概要......144
    3.2 細胞全系譜の決定......144
    3.3 神経系の全配線の決定......145
    3.4 初期胚発生の細胞配位の決定......147
    3.5 発生のメカニズムに関する知見......147
    3.6 工学的に見たデザインの非論理性......150
  5. ショウジョウバエを用いた研究成果......150
  6. 4.1 発生の概要......151
    4.2 発生に関与する遺伝子......152
    4.3 遺伝子間の相互作用......154
  7. その他の実験材料......154
第2節 線虫の神経形成のメカニズム [Shahid S.Siddiqui(湯川真澄訳)]……157
  1. C.エレガンス神経系の概要......157
  2. C.エレガンスにおける2段階の神経発生......158
  3. 系譜の過程と位置の影響......159
  4. 神経形成における細胞間の相互作用......160
  5. 神経系の形成に影響を及ぼす遺伝子......161
  6. プロセスの生長と軸索の誘導......163
第3節 発生・形態形成過程の記述法 [神沼二真]……167
  1. 発生への理論的アプローチ......167
  2. 発生の階層性と段階性......168
  3. 2.1 細胞の増殖と個別性の獲得......168
    2.2 細胞の配位と分化......168
    2.3 制御のネットワーク......170
  4. 時間的要因......170
  5. 細胞のグラフィックス......172
  6. 発生過程のデータベース......174
  7. 形の記述......174
  8. 機能図......175
第4節 神経系発生のコンピュータ解析 [藤田晢也]……177
  1. 神経系発生のはじまり......177
  2. 脳の形態形成......177
  3. ヒトの脳の発生過程......179
  4. 神経管におけるニューロンの産生......179
  5. コンピュータによる脳の発生のシミュレーション......180
  6. 脳の進化の解析への応用......183
  7. マトリックス細胞からみた脳の進化......184
  8. 脳の形成と進化についての考察......185
第3章 コンピュータ工学の参考となる神経脳科学の成果

第1節 脳のニューロン回路網研究の現状 : 記憶の"tracing circuit"モデル [黒田洋一郎]……187
  1. 解析的アプローチ......187
  2. 再構成的アプローチ......187
  3. 理論的アプローチ......188
  4. 短期記憶とtracing回路モデル......188
  5. 長期記憶とtracing回路......191
第2節 下等動物の神経回路網 [長濱辰文]……194
  1. 行動発現の神経回路モデル......194
  2. CPGとは......194
  3. CPGの構成要素......195
  4. CPGを構成する局所回路......195
  5. CPG回路網......196
  6. パターンスイッチング機構......198
第3節 神経系・脳と行動 [青木 清/小西正一]……201
  1. 本能行動とは何か......201
  2. 行動と中枢神経制御......201
  3. 小鳥の歌と中枢制御......202
  4. 歌の神経回路と性ホルモン......204
第4節 脳活動の光計測とバイオコンピューティング [松本 元/飯島敏夫/市川道教/秋山修二]……207
  1. 脳とコンピュータ......207
  2. バイオコンピューティング......209
  3. 情報科学の立場からの神経科学研究......210
  4. 学習アルゴリズムの解明のための脳活動の無侵襲多点同時光計測の手法......212
  5. 4.1 脳活動の無侵襲多点同時光計測法......212
    4.2 色素染色による脳活動光計測......212
    4.3 無染色による脳活動計測 ...218
    4.4 脳活動の無侵襲多点同時光計測の将来......220
第4章 神経系のモデル

第1節 神経回路におけるリズムの発生モデル [松岡清利]……225
  1. 相互抑制回路がリズムを発生するための数学的条件......225
  2. 1.1 相互抑制回路のモデル......225
    1.2 直線状回路......226
    1.3 対称結合回路......226
    1.4 巡回結合回路......227
    1.5 組合せ......228
  3. リズムの周波数およびパターンの制御......228
第2節 両眼立体視−そのアーキテクチャとアルゴリズム− [安藤 繁]……232
  1. 両眼ステレオ視研究の視点......232
  2. 1.1 ステレオ視の役割......232
    1.2 ステレオ視の物理と数理......232
    1.3 両眼立体視の計算機アルゴリズム......235
  3. 光沢感も検出できる微分両眼視法......237
  4. 2.1 凹凸と両眼強度差の同時推定法......237
    2.2 両眼強度差と計算機光沢知覚......237
    2.3 微分両眼視システム構成とその実験例......238
  5. 輻輳運動を活用する微分両眼視法......239
  6. 3.1 融合状態の検出と維持......239
    3.2 融合判定と凹凸スライス抽出......239
    3.3 絶対標高分布とその自立的形成......239
    3.4 最小2乗誤差凹凸累積法......239
    3.5 動的両眼視覚システムの構成と実験例......241
第3節 哺乳動物における皮質地図構造形成の理論 [田中 繁]……244
  1. 皮質地図構造......244
  2. 理論のあらすじ......244
  3. 眼優位性コラム形成への適用......245
  4. 3.1 眼優位性コラムのハミルトニアン......245
    3.2 計算機シミュレーションの結果......246
    3.3 生理学的データとの比較......247
  5. ほかの地図構造形成への適用......248
  6. 4.1 トポグラフィック・マップ形成への適用......248
    4.2 方位選択性コラム形成への適用......249
第4節 小脳と眼球運動系のモデル [藤田昌彦]...251
  1. 小脳の機能モデル......251
  2. 1.1 適応フィルタ......251
    1.2 小脳皮質のモデル化......251
  3. 前庭動眼反射と適応的変化......252
  4. サッケードのモデル......252
  5. 3.1 Robinsonのモデル ...253
    3.2 大脳頭頂葉による空間座標の計算モデル(Zipsre and Andersen)......253
    3.3 上丘を中枢とするサッケードのモデル化......254
    3.4 サッケードの適応的変化......255
第5章 神経系のモデル

第1節 遺伝情報の成り立ち [大野 乾]……257
  1. 非線形の相同性......258
  2. 遺伝子塩基配列の構成原理......260
  3. 天然の摂理による遺伝子の変遷......261
第2節 生物時計 [飯田一浩]……262
  1. 生物時計の性質......262
  2. 生物の進化におけるリズムの意義......265
  3. 生物時計とバイオコンピュータ......265
第3節 生体の「ゆらぎ」 [武者利光]……267
  1. 生体リズムと「ゆらぎ」......267
  2. リズムの「ゆらぎ」......367
  3. 膜電位ゆらぎと活動電位パルス密度ゆらぎ......268
  4. 1/fゆらぎの性質......269
  5. 信号化および解読にともなう信号の不確定性......269
第4節 脳と変性意識状態(The Altered States of Consciousness)について − 禅瞑想の脳波所見をもととして− [平井富雄]……270
  1. 瞑想と脳波現象......270
  2. 禅瞑想時の脳波変化......271
  3. 変性意識状態における創造性と集合性思考について......271
  4. 超越機能としての脳機能......271
第3部 新しいコンピュータアーキテクチャを探る

総説<甘利俊一>……15

第1章 ニューラルネットワークのモデル

第1節 ニューロンとそのモデル[永野 俊]……279
  1. ニューロンとそのモデル......279
  2. 基本神経回路とその性質......280
  3. 神経回路網の学習......281
  4. 神経回路網モデルの具体例......281
第2節 対称結合の回路におけるエネルギー最小化[永野 俊]……283
  1. ホップフィールドのモデル......283
  2. 応用例......284
第3節 ボルツマンマシンとその応用[秋山 泰]……287
  1. ボルツマンマシンの特徴......287
  2. ボルツマンマシンの動作......287
  3. ネットワークのエネルギーとその極小化.....288
  4. ボルツマンマシンの制約充足問題への応用......289
  5. ボルツマンマシンの学習規則......290
第4節 バックプロパゲーションの学習 [銅谷賢治]……292
  1. 階層型ニューラルネットワークモデル......292
  2. 1.1 ニューロンモデル ......292
    1.2 パーセプトロンの学習......293
    1.3 中間層の役割......293
  3. バックプロパゲーションの原理......294
  4. 2.1 バックプロパゲーション回路の動作......294
    2.2 バックプロパゲーション学習のアルゴリズム......294
    2.3 BP学習の例......295
  5. バックプロパゲーションの応用......299
  6. 3.1 パターン認識......299
    3.2 ロボットの運動制御......299
    3.3 知識情報処理......300
    3.4 生理学的実験データとの対照 ...300
  7. バックプロパゲーションの限界とその拡張への試み......300
第5節 モデルの具体的実現 [臼井支朗/神山斉己]……302
  1. イオン電流と細胞モデル......302
  2. 1.1 細胞膜の電気的等価回路......302
    1.2 膜電位固定実験......303
    1.3 イオンコンダクタンスの記述......303
    1.4 細胞モデル......305
  3. 細胞モデルから神経回路モデルへ......305
第2章 超並列アーキテクチャ

第1節 VLSIによる超並列アーキテクチャ [小池誠彦]……309
  1. 超並列/VLSIのアーキテクチャと適用分野......309
  2. VLSI超並列マシンの実現......311
  3. 2.1 VLSIアーキテクチャ......311
    2.2 再構成可能なアーキテクチャ......311
    2.3 超並列向き結合方式......311
  4. 超並列マシンの実際例......311
  5. ニューラルネットワーク向き計算機......312
第2節 データフロー並列マシン [島田俊夫]……317
  1. フォンノイマン方式と並列処理......317
  2. データフロー方式の計算モデル......318
  3. データフロー計算機SIGMA-1のアーキテクチャ......319
第3節 超並列マシン [村岡洋一]……322
  1. 超並列マシンとは......322
  2. 超並列マシンのハードウェア......322
  3. 2.1 プロセッサ......322
    2.2 システム構成......323
    2.3 プロセッサ接続ネットワーク......323
  4. 超並列マシンのソフトウェア......325
  5. 超並列マシンの例......325
第4節 光ニューロコンピューティング [石川正俊]……329
  1. 光ニューロンコンピューティングの特徴......326
  2. 光ニューロンコンピューティング......327
  3. 2.1 ホログラムの利用......327
    2.2 Hopfieldモデルの実現......327
  4. 学習機能の実現......328
  5. 3.1 空間光変調器......328
    3.2 学習の実現......329
第3章 ニューラルネットワークの応用

第1節 光連想記憶 [久間和生/太田 淳]……333
  1. 行列・ベクトル演算による光連想記憶......333
  2. 1.1 光ニューロンと光シナプス......333
    1.2 相互結合型モデルによる光連想記憶......334
  3. 光連想記憶の大規模化と高機能化......336
  4. 2.1 多重化技術......336
    2.2 二次元光連想記憶......337
    2.3 光システムの集積化(光ニューロチップ)......338
  5. ホログラフィを用いた光連想記憶の概要......339
第2節 音声合成 [古村光夫/田中啓夫]……341
  1. 提案するSICL法について......341
  2. 1.1 SICL法の学習アルゴリズム......341
    1.2 学習定数αに関する理論的制約......342
  3. 音声生成システム......342
  4. 音声実験と考察......344
  5. 3.1 実験条件......344
    3,2 音声実験結果......344
第3節 音声認識 [河原英紀]……347
  1. 音声パターンの特徴...347
  2. ニューラルネットによる音声認識技術の開発......348
  3. 2.1 音声信号の特徴をとらえた表現方法......348
    2.2 話者や環境による変動の正規化方法......349
    2.3 調音結合の正規化方法......350
    2.4 時間軸の非線形伸縮の影響の除去......350
    2.5 ニューラルネットへの既存の知識の導入方法......351
    2.6 大規模なネットワークの構成方法......353
    2.7 拘束条件の利用機構......354
  4. 音声認識への応用の現状......354
  5. 今後の課題......354
第4節 文字認識 [上 博行]……356
  1. 文字認識の概要......356
  2. ニューラルネットへの期待......356
  3. 活字文字認識への適用......357
  4. 3.1 マルチフォント英数字認識......357
    3.2 漢字認識での問題点......358
  5. 手書き文字認識への適用......359
  6. 4.1 手書き数字認識への適用例......359
    4.2 手書き文字での問題点......360
第5節 神経回路モデルによる画像の復元・圧縮 [曽根原登/川人光男/三宅 誠]……361
  1. 画像復元......361
  2. 1.1 マルコフランダム場モデルに基づく画像復元......361
    1.2 ホップフィールド的な神経回路モデルによる画像復元......361
    1.3 自然画像の復元への適用例......363
  3. 画像データ圧縮......364
  4. 2.1 データ圧縮方式との対応......364
    2.2 多層パーセプトロンによるデータ圧縮......365
    2.3 自然画像のデータ圧縮への適用例......366
第6節 ホロニックコンピュータ [山口陽子]……369
  1. 認識の3階層モデル......369
  2. ホロビジョンの構成......370
  3. 計算機実験の例......376
第4部 人工知能と創造思考

 I. 人工知能の到達点とバイオコンピュータ [神沼二真]……381
  1. 素子の進歩......381
  2. コンピュータに可能な問題、不可能な問題......381
  3. 人工知能の限界......382
  4. 近未来の目標......383
  5. 創造性の壁......383
U. 認知科学は何を明らかにするか [波多野誼余夫]……381
  1. 認知科学とは何か......384
  2. 扱うべきテーマないし内容分野......384
  3. 方法論的可能性......385
  4. 認知科学的研究の展開と工学への寄与の可能性:2つの事例......386
  5. 4.1 語意獲得過程の研究とその工学的モデル化......386
    4.2 熟達化の研究と力動的エキスパートシステム構築への示唆......388
V. 知識生成方法論の進歩 [神沼二真]……391
  1. コンピュータが扱える知識......391
  2. 知識生成の方法論を必要とする分野......391
  3. 知識生成の支援ツール.....392
  4. 3.1 データベース......392
    3.2 知識ベースと経験則の抽出......392
  5. 帰納による知識の生成......393
  6. 演繹的な推論による知識の生成......394
  7. 学習による知識の生成......395

第5部 期待できる応用課題

第1章 分子機能材料

T  新しいコンピュータ・アーキテクチャの科学技術へのインパクト [神沼二真]……399
  1. コンピュータの進化の歴史......399
  2. 明日のコンピュータを占う科学応用......399
  3. 2.1 ナンバー・クランチャー......399
    2.2 分子計算専用マシン......400
    2.3 記号列解析......401
    2.4 グラフィックス......401
  4. データベースと知識システム......402
  5. これからの課題......402
U メカニカル・デバイスのインパクト [大熊道雄/大島裕子]……404
  1. 微細機械加工の必要性と課題......405
  2. 1.1 必要性......405
    1.2 課題......405
  3. 生物がもつシステム的特性とその応用......406
  4. 関連技術......407
V 高次金融システムへの応用 [町田邦雄]……408
  1. 金融業界の変化と金融システム......408
  2. 金融システムのインテリジェント化......409
  3. ニューロコンピュータの金融への応用......409
  4. 高次金融システムへの対応......410
  5. 高次金融システムの将来......411
あとがきに代えて: バイオコンピュータのイメージ

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執筆者一覧(執筆順/役職・肩書等は発刊時のものです)
 
相澤 益男 東京工業大学生命理工学部教授
雀部 博之 理化学研究所生体高分子物理研究室主任研究員
西澤 潤一 東北大学学長
岡田 正和 広島大学生物生産学部教授
稲岡 紀子生 弓削商船高専電子機械工学科教授
黒田 新一 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所超分子部分子機能研究室主任研究官
杉 道夫 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所超分子部分子機能研究室室長
井上 貴仁 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所超分子部分子機能研究室研究官
八瀬 清志 広島大学生物生産学部助手
井口 洋夫 文部省岡崎国立共同研究機構分子科学研究室所長
宮田 清蔵  東京農工大学物質生物工学科教授
渡辺 敏行 東京農工大学物質生物工学科助手
谷口 功 熊本大学工学部応用化学科教授
宍戸 昌彦 東京工業大学資源化学研究所助教授
蛯名 洋介 徳島大学酵素科学研究センター酵素遺伝学部門教授
福田 潤 東京大学医学部第一生理学教室助教授
室伏 擴 東京大学理学部生物化学教室助教授
藤田 博之 東京大学生産技術研究所助教授
神沼 二真 国立衛生試験所化学物質情報部長
三輪 錠司 日本電気株式会社基礎研究所主管研究員
平山 令明 協和発酵工業株式会社東京研究所主任研究員
岡本 正宏 九州工業大学情報工学部生物化学システム工学科助教授
Shahid S.Siddiqui 豊橋技術科学大学体育・保健センター助教授
藤田 晢也 京都府立医科大学病理学教室教授
黒田 洋一郎 東京都神経科学総合研究所神経生化学研究部門副参事研究員
長濱 辰文 徳島大学歯学部口腔生理学教室助手
青木 清 上智大学生命科学研究所教授
小西 正一 カリフォルニア工科大学生物学教室教授
松本 元 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所超分子部長兼生体機能研究室長
飯島 敏夫 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所超分子部生体機能研究室主任研究官
市川 道教 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所超分子部生体機能研究室主任研究官
秋山 修二 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所超分子部生体機能研究室主任研究官
松岡 清利 九州工業大学工学部設計生産工学科制御工学教室助教授
安藤 繁 東京大学工学部総合試験所助教授
田中 繁 日本電気株式会社基礎研究所探索研究部主任
藤田 昌彦 郵政省通信総合研究所通信技術部信号処理研究室長
大野 乾 Beckman Research Institute of City of Hope Department of Theoretical Biology 理事
飯田 一浩 日本電気株式会社C&C情報研究所情報基礎研究部
武者 利光 東京工業大学大学院総合理工学研究科教授
平井 富雄 東京家政大学文学部心理教育学科精神医学教室教授
甘利 俊一 東京大学工学部計数工学科教授
永野 俊 法政大学工学部経営工学科教授
秋山 泰 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所情報アーキテクチャ部計算機構研究室研究官
銅谷 賢治 東京大学工学部計数工学科助手
臼井 支朗 豊橋技術科学大学情報工学系教授
神山 斉己 豊橋技術科学大学情報工学系大学院生
小池 誠彦 日本電気(株)C&Cシステム研究所コンピュータシステム研究部長
島田 俊夫 通商産業省工業技術院電子技術総合研究所情報アーキテクチャ部計算機方式研究室長
村岡 洋一 早稲田大学理工学部教授
石川 正俊 東京大学工学部計数工学科助教授
久間 和生 三菱電機株式会社中央研究所量子エレクトロニクス研究部第1グループマネージャ
太田 淳 三菱電機株式会社中央研究所量子エレクトロニクス研究部
古村 光夫 富士通株式会社国際情報社会科学研究所主任研究員
田中 啓夫 富士通株式会社国際情報社会科学研究所研究員
河原 英紀 NTT基礎研究所情報科学研究部主幹研究員
上 博行 日本電気株式会社情報処理システム技術本部開発技術システム部課長
曽根原 登 株式会社ATR視聴覚機構研究所認知機構研究室主幹研究員
川人 光男 株式会社ATR視聴覚機構研究所認知機構研究室主幹研究員
三宅  誠 株式会社ATR視聴覚機構研究所認知機構研究室主幹研究員(現在、NHK放送技術研究所)
山口 陽子 東京大学薬学部助手
波多野誼余夫 獨協大学教養部教授
大熊 道夫 横浜国立大学工学部生産工学科講師
大島 裕子 株式会社リコー中央研究所次長研究員
町田 邦雄 長銀総合研究所コンサルティング事業部主任研究員


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