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特定保健用飲料ビジネスレポート

コードNO0199
発 刊1994年11月
編集 食品産業戦略研究所
編集委員
種谷 真一 岩手大学 農学部 教授
五島 孜郎 東京農業大学 農学部 教授
価 格本体21,000円+税、送料別
体 裁A4判並製 174頁
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特定保健用飲料ビジネスレポート 拡がるビジネスチャンス!広範な各種飲料の機能性開発・製品化・市場動向と「特定保健用飲料」認可の方向性を明らかにした、必携の食品事業戦略資料!
わが国飲料機能性研究の権威と行政担当者および企業のマーケティング・R&D専門家が総力を結集し、食品産業の発展を願い執筆・編集しました。

主要構成

総 説 特定保健用食品制度の概要
第1部 特定保健用飲料をめぐるビジネス・市場動向と開発課題
第1章 特定保健用飲料認可の現状と動向
第2章 機能性素材および製品開発の動向と特徴
第3章 特定保健用食品「カルシウムパーラー」の市場動向
第4章 飲料の機能性をめぐる今後の開発課題
第2部 飲料製品の機能性開発の実際
第1章 特定保健用食品「カルシウムパーラー」開発の実際
第2章 食物繊維飲料「ファイブミニ」の開発
第3章 カルシウム強化牛乳
第3部 飲料の新機能性研究の最近の進展
第1章 ビタミンと飲料
第2章 我国市場に見られるミネラルウォーター類
第3章 糖質甘味料と飲料
第4章 食物繊維飲料
第5章 カルシウムと鉄
第6章 微生物および産生物質の利用
第7章 その他の新素材

【発刊にあたって】

 人間はいつも健康であることを願っている。 できれば長生きをしたい。 人間の生命維持は、1つは呼気であり、もう1つは食事である。 この食事は人体に取り込まれる食品から有機・無機物を通して栄養源となる。 また人間の知覚反応として、おいしいことが要求される。
 最近、食品成分が人間の生理機能にどのようにかかわっているか、免疫をはじめとする生体防御、疾病の防止および回復、体調のリズム調節、老化とのかかわりなどだんだん明らかになってきた。 この背景もあって、これらに関係する食品素材を添加し、1つの強化食品が出回っている。 一方、健康ブームとしてスポーツ関連産業や健康食品産業が広がっている。
 このような事態で、医薬品と食品との区分を明らかにする必要性が生じている。 健康に関する食品が科学的厳密な評価を受けずに市場に出回ると、生活者の健康上の弊害をもたらす恐れもある。
 そこで、厚生省は平成4年6月に“特定保健用食品”としての標示の取扱いについて制度化し、申請によって厚生大臣の許可によりその標示が可能になった。
 この制度ができて、2年半であって、まだ日が浅いが、それでも多くの食品が開発され許可を受け、まだ開発途上のものも多くあるようである。
 この度、上記話題を取り上げ食品産業戦略研究所で企画、編集のSpecial Reports No.3として「特定保健用飲料ビジネスレポート」の刊行が可能となった。 これも、食品産業戦略研究所事務局、元山裕孝氏の深いご理解があったお陰である。
 このレポートは特定保健用飲料に絞り、第一線の専門家により「特定保健用食品」の誕生の背景から、開発製品の実態、今後の開発の動向、素材としての紹介など広範囲にわたっている。
 今後開発する技術者、研究者はもちろんのこと、市場戦略にも、その用途は広い。 本レポートが皆様の座右の書として使っていただければ幸いである。
 最後に、各専門的立場から新しい角度でご執筆をいただいた著者の方々をはじめ、企画・編集に携わった、元山氏および関係者諸氏に感謝の意を表します。
編集委員

内容目次

総説 特定保健用食品制度の概要<加地 祥文>
  1. 特定保健用食品制度の創設経緯
  2. 特定保健用食品制度の概要
  3. 許可された特定保健用食品の概要
  4. 特定保健用食品の今後の課題

第1部 特定保健用飲料をめぐるビジネス・市場動向と開発課題

第1章 特定保健用飲料認可の現状と動向<田仲 健一>
  1. 「特定保健用食品許可制度」施行の経緯
  2. 栄養改善法と標示許可
  3. 「特定保健用食品」の現状
  4. 「特定保健用飲料」への期待

第2章 機能性素材および製品開発の動向と特徴<種谷 真一>
  1. 食品の機能性
  2. 食品の生理活性物質
  3. 食品と医薬品
  4. 製品開発の現状と素材

第3章 特定保健用食品「カルシウムパーラー」の市場動向<高野 嘉夫>
  1. ヘルスクレイム
  2. 前年比230%
  3. CCMカルシウム
  4. 認知率8.1%

第4章 飲料の機能性をめぐる今後の開発課題

(1) 栄養学の立場から<市川 富夫>
  1. 栄養素摂取量と栄養所要量との比較から
  2. 個々の栄養素並びにそれらの栄養所要量
    2.1 エネルギー
    2.2 食物繊維
    2.3 タンパク質
    2.4 脂質
    2.5 ビタミン、ミネラル
    2.6 その他
  3. 栄養素の摂取過剰がもたらすもの
  4. 健康食品、医療用食品的なもの
  5. 特定保健用食品の飲料での開発と今後
(2) 食品開発の立場から<種谷 真一>
  1. 食品の機能性の明確化
  2. 許可申請の難しさ
  3. 老齢化と機能性食品開発

第2部 飲料製品の機能性開発の実際

第1章 特定保健用食品「カルシウムパーラー」開発の実際<松田 秀喜/森田 日出男>
  1. カルシウム補給の現状
  2. 吸収性の高いカルシウム補給の要望
  3. 新しいカルシウムデリバリーシステムCCM
    3.1 CCMの4つの特徴
    3.2 CCMの飲料への応用
  4. 特定保健用食品「カルシウムパーラー」の開発
    4.1 コンセプト
    4.2 配合の特徴
    4.3 カルシウム吸収性

第2章 食物繊維飲料「ファイブミニ」の開発<岡松 洋>
  1. 開発の社会的背景
  2. 開発のコンセプト
  3. 食物繊維のスクリーニング
    3.1 生理作用の評価
    3.2 物理化学的特性の評価
    3.3 ポリデキストロースの選択
  4. ポリデキストロースの安全性評価
  5. 食物繊維飲料の有用性評価とポリデキストロースの処方量の検討
  6. ファイブミニの有用性の評価
    6.1 ファイブミニの糞便重量、糞便性状、腸内腐敗産物に及ぼす影響
    6.2 高脂肪食下におけるファイブミニの腸内環境に及ぼす影響

第3章 カルシウム強化牛乳<本多 芳彦>
  1. 牛乳中のカルシウムと強化用カルシウム剤
  2. カルシウム強化牛乳の製法
  3. 炭酸カルシウム添加による強化牛乳の製法
  4. 超音波によって微細化した炭酸カルシウムを用いたカルシウム強化牛乳
    4.1 超音波による炭酸カルシウムの微細化
    4.2 ショ糖脂肪酸エステルの濃度
    4.3 分散効果の確認およびカルシウム強化牛乳の調製

第3部 飲料の新機能性研究の最近の進展

第1章 ビタミンと飲料<中村 信吾>
  1. 生物と酸素
  2. 活性酸素、その検出と定量
  3. 活性酸素の生成と消滅反応
  4. 生体内における活性酸素の挙動と作用
  5. ビタミン類の抗酸化機能
  6. 食品・飲料による抗酸化効果の課題

第2章 我国市場に見られるミネラルウォーター類<菅原 龍幸>
  1. 我国市場におけるミネラルウォーターの生産と消費の実体
  2. ミネラルウォーターとは
  3. 国際規格案(ステップ5)と我国ガイドラインとの比較
  4. 市場に見られるナチュラルミネラルウォーターの成分
    4.1 国産と輸入ナチュラルミネラルウォーターの成分
    4.2 国産および輸入ナチュラルミネラルウォーターの成分の相互比較
  5. ミネラル成分からみたナチュラルミネラルウォーターの美味しさ
  6. ナチュラルミネラルウォーターの安全性

第3章 糖質甘味料と飲料<奥 恒行>
  1. 新しいタイプの糖質甘味料の種類と特徴
  2. 機能性を持った糖質甘味料の消化吸収性
  3. 新しいタイプの糖質甘味料の機能性
  4. 難消化吸収性糖質甘味料の発酵・吸収による利用
  5. 新しいタイプの糖質甘味料の機能性と代謝的特徴
  6. 機能性糖質甘味料の飲料への応用と留意点
  7. 機能性糖質甘味料の摂取上の問題点

第4章 食物繊維飲料<辻 啓介>
  1. 水溶性食物繊維の種類と特性
  2. 低分子水溶性食物繊維
  3. 整腸作用
  4. 高脂血症の改善
  5. 糖尿病予防と血糖改善
  6. 高血圧との関連

第5章 カルシウムと鉄<五島 孜郎>
  1. 摂取の現況
    1.1 カルシウム
    1.2 鉄
  2. 食生活改善の一助としての食品
  3. 市販されている特定保健用食品
  4. 将来の課題

第6章 微生物および産生物質の利用<戸羽 隆宏>
  1. 細菌
    1.1 乳酸菌
    1.2 乳酸菌の病原性
    1.3 その他の細菌
  2. 酵母
  3. 糸状菌
  4. きのこ

第7章 その他の新素材<中村 信吾>
  1. ラクトペルオキシダーゼ
  2. ラクトフェリン
  3. 乳タンパク質由来機能性ペプチド


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執筆者一覧(執筆順/敬称略、役職等は発刊時のものです)
 
■ 編集委員
種谷 真一岩手大学 農学部農業生産環境工学科 教授
五島 孜郎東京農業大学 農学部栄養学科 教授
 
■ 執筆者
加地 祥文厚生省 生活衛生局食品保健課新開発食品保健対策室 衛生専門官
田仲 健一(財)日本健康・栄養食品協会 特定保健用食品部 部長
種谷 真一岩手大学 農学部農業生産環境工学科 教授
高野 嘉夫宝酒造(株)食品マーケティング部 部長
市川 富夫武庫川女子大学 生活環境学部 教授
松田 秀喜宝酒造(株)食品事業部門食品営業部 食品開発チーム 課長代理
森田 日出男宝酒造(株)食品事業部門食品営業部 部長
岡松 洋大塚製薬(株)佐賀研究所 主任研究員
本多 芳彦雪印乳業(株)札幌研究所 主査
中村 信吾弘前大学 農学部生産資源科学科 教授
菅原 龍幸女子栄養大学 栄養学部 教授・栄養科学研究所 所長
奥 恒行東京大学 医学部 講師
辻 啓介国立健康・栄養研究所 応用食品部 食品栄養評価研究室長
五島 孜郎東京農業大学 農学部栄養学科 教授
戸羽 隆宏弘前大学 農学部生物資源科学科 助教授


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