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実践LCA−ISO14040対応

コードNO0234
発 刊1999年1月
編集委員長
石川 雅紀 東京水産大学 水産学部食品生産学科 助教授
編集委員
宇郷 良介 日本電気(株)環境管理部 環境製品エキスパート
林 廣和(社)化学経済研究所 調査部長
内山 洋司(財)電力中央研究所 経済社会研究所 上席研究員/東京工業大学大学院 客員教授
大西 宏松下電器産業(株)生活環境システム開発センター 主席技師
小林 紀日産自動車(株)総合研究所動力環境研究所 主任研究員
大山 央(株)CRC総合研究所 環境部主任研究員
元川 浩司日本生活協同組合連合会 環境事業推進室
価 格本体25,000円+税
体 裁A4判上製 268頁
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実践LCA−ISO14040対応 ISO14040に完全準拠した初のLCA実務手引書!統一したデータベースと手順により実際に製品別LCA・インパクト分析・感度解析を実施。LCA担当者が直面する主要な実務ポイントを詳述した画期的ハンドブック。

主要構成

第1部 現場で使えるLCAの実務手順
第1章 LCA実践ガイドライン
第2章 インベントリー分析の実務ポイント
第3章 インパクト分析の実務ポイント
第2部 素材・エネルギーのインベントリー分析
第1章 金属材料
第2章 石油化学製品
第3章 電気事業のライフサイクル分析
第3部 製品別LCAとインパクト分析の実際
第1章 パソコン
第2章 家電製品
第3章 自動車
第4章 食品
第5章 包装容器(典型的なリサイクルのLCA)

【発刊にあたって】

 この度、『実践LCA』の発刊にこぎ着けることができました。 1994年に『LCA-製品の環境ライフサイクルアセスメント』を発刊して以来、LCAに対する期待の高まりと実際の作業の必要性、標準化進行などさまざまな状況が大きく変わってきました。
 私自身LCAに関して企業の担当者からの相談を受ける機会も急激に増え、LCAを実践しようとする企業、組織が急速に増えていることを感じます。 しかし一方で、これらの相談に応じているうちに担当者の悩みにかなり共通する部分があることに気がつきました。
 本書のゴールは、本書によってLCA担当者がLCAを実践できるようになることです。 このための方法として、実務的な解決策、問題に対する考え方を実際の例を利用して示し説明する方法を取りました。
 実際の例に先立つ第1部では、LCAの方法論、第2部では共通するデータベースとしての電力、金属材料、石油化学製品について整理しました。 これらは実際にLCAを実施しようとするときに必須の部分ですが、これまでまとまった形では出版されていませんでした。
 抽象論ではなく、実例を使う上では何を例として取り上げるかが大変重要です。 したがって、本書第3部では、現在及び近い将来の日本にとって重要な製品をカバーする意図で、PC、家電製品、自動車、食品を取り上げました。 世界的に見てもこれだけさまざまな製品をカバーした実務書はまだありません。
 以上のように本書がカバーする範囲は広く、目的も野心的です。 この目的を達成するために各分野でのエキスパートに執筆をお願いしました。 本書が読者の役に立つことを願ってやみません。
石川 雅紀

内容目次

第1部 現場で使えるLCAの実務手順

第1章 LCA実践ガイドライン<石川 雅紀>
  1. LCAとは何か?
  2. LCAの目的は何か?
  3. LCAの手順
    3.1 目的と範囲の設定
    3.2 ライフサイクルインベントリー分析
     3.2.1 プロセスフロー図
     3.2.2 データ収集
     3.2.3 製品システム境界の設定
    3.3 ライフサイクル影響分析
     3.3.1 分類化
     3.3.2 特性化
     3.3.3 重み付け(評価)
    3.4 ライフサイクル解釈
     3.4.1 感度分析(Sensitivity Analysis)
     3.4.2 不確実性分析(Uncertainty Analysis)
     3.4.3 優先度分析(Dominance Analysis)
     3.4.4 限界分析(Marginal Analysis)

■ LCAに関する国際標準規格の解説<宇郷 良介>
  1. LCAの概要と注意点
  2. LCAの手法概要
第2章 インベントリー分析の実務ポイント<石川 雅紀>
  1. わが国のデータベースと欧米のデータベース
  2. 積み上げ法と産業連関表によるアプローチ
  3. 資源の採掘から廃棄まで
    3.1 採掘段階
    3.2 製品製造段階
    3.3 廃棄段階
  4. システム境界の設定(カスケードリサイクルの取り扱い)
    4.1 クローズドループ化
    4.2 システム拡張
    4.3 分割
  5. 配分−アロケーション
  6. オリジナルデータと引用データ

第3章 インパクト分析の実務ポイント<石川 雅紀>
  1. インベントリーデータがかけている場合
  2. 分類化・特性化
  3. 重み付け
  4. 解釈

第2部 素材・エネルギーのインベントリー分析

第1章 金属材料<石川 雅紀>
  1. 製品のLCAと素材のLCA
  2. 金属材料のインベントリーの重要性
  3. 既存のデータベースでの金属素材
  4. 金属材料製造のフロー
    4.1 鉄鋼
    4.2 アルミニウム
    4.3 フェロアロイ
    4.4 非鉄金属
  5. 金属素材インベントリーデータ

第2章 石油化学製品<林 廣和>
  1. プラスチックのLCIデータと分析準備
    1.1 目的設定
    1.2 範囲設定
     1.2.1 検討要素と留意すべき事項
     1.2.2 プラスチックの全ライフサイクル
     1.2.3 環境負荷項目の扱い
    1.3 フォアグラウンドデータ、バックグラウンドデータ
     1.3.1 所要データと石油化学産業の特性上の問題
     1.3.2 バックグラウンドデータ引用に際しての留意事項
     1.3.3 自家発の取り扱い
  2. インベントリ分析事例
    2.1 システム境界の設定
    2.2 データの収集
    2.3 データの処理
     2.3.1 分解・合成プロセス
     2.3.2 抽出プロセスでの配分
     2.3.3 環境放出物の処理後負荷の配分
    2.4 計算結果
     2.4.1 前提
     2.4.2 GPPS製造における副生燃料の控除比較
     2.4.3 重油等の燃料の生産エネルギーの評価について

第3章 電気事業のライフサイクル分析<内山 洋司>
  1. 社会インフラ施設のLCA
    1.1 社会インフラ施設と大衆消費財
    1.2 発電システムのライフサイクル分析
     1.2.1 エネルギー収支分析
     1.2.2 発電システムのエネルギー収支
     1.2.3 エネルギー回収期間
     1.2.4 発電システムのCO2排出量分析
     1.2.5 電力のCO2排出原単位の算出
     1.2.6 コージェネレーションシステムのCO2原単位
    1.3 新技術によるCO2排出原単位の改善
     1.3.1 火力新技術による改善効果
     1.3.2 原子力新技術による改善効果
     1.3.3 太陽光発電の技術進歩による改善効果
    1.4 発電システムのライフサイクル分析のまとめ

第3部 製品別LCAとインパクト分析の実際

第1章 パソコン<宇郷 良介>
  1. パソコンのLCA実施における目的設定(The Goal definition of the study)
    1.1 LCA実施の事由(要求事項)
    1.2 LCA結果の応用(要求事項)
    1.3 対象報告者(要求事項)
  2. LCA実施範囲の設定(The Scope definition of the study)
    2.1 製品システムの名称
    2.2 製品機能
    2.3 機能単位
    2.4 (製品)システム境界
    2.5 データカテゴリ
    2.6 入・出力物質としての考慮基準の閾値
    2.7 データ品質要件
  3. ライフサイクルインベントリ分析および結果
    3.1 データ収集と計算手法
     3.1.1 データ収集手法
     3.1.2 単位プロセスの定性的および定量的記述
     3.1.3 計算手法
     3.1.4 データの確認
     3.1.5 負荷配分の原則と手法
    3.2 インベントリ分析結果
    3.3 インベントリ分析結果における限界
     3.3.1 データ品質評価と感度分析
     3.3.2 製品システムの機能および機能単位に関する制限事項
     3.3.3 製品システム境界に関する制限事項
     3.3.4 データ品質評価および感度分析による制限事項
     3.3.5 ライフサイクルインベントリ分析におけるまとめと推奨事項
  4. ライフサイクル影響評価および結果
    4.1 影響評価手法
    4.2 影響評価結果
  5. ライフサイクル解釈
    5.1 ライフサイクルインベントリ分析結果の解釈
    5.2 ライフサイクル影響評価結果の解釈

第2章 家電製品<大西 宏>
  1. 電気製品のLCAについて
    1.1 電気・電子部品
    1.2 製品特有の部材
    1.3 混流生産
    1.4 外部委託された部品・部材製造
    1.5 機 能
    1.6 使用実態
  2. テレビのLCA実施例
    2.1 目的および調査範囲の設定
     2.1.1 調査の目的
     2.1.2 調査範囲
     2.1.3 データ品質要件
    2.2 ライフサイクルインベントリ分析
     2.2.1 データ収集
     2.2.2 計算手順
     2.2.3 インベントリ分析結果
    2.3 ライフサイクル影響評価および結果
     2.3.1 影響評価手法
     2.3.2 影響評価結果
    2.4 ライフサイクル解釈
     2.4.1 ライフサイクルインベントリ分析結果の解釈
     2.4.2 ライフサイクル影響評価結果の解釈
  3. テレビのLCA評価の応用と課題
    3.1 LCAの応用例
     3.1.1 省エネ設計の基本的な考え方
     3.1.2 省エネ設計シミュレーションの条件
     3.1.3 シミュレーション結果
    3.2 課題

第3章 自動車<小林 紀>
  1. 自動車のLCA実施における目的設定(The Goal definition of the study)
    1.1 LCA実施の事由(要求事項)
    1.2 LCA結果の応用(要求事項)
    1.3 対象報告者(要求事項)
  2. LCA実施範囲の設定(The Scope definition of the study)
    2.1 製品システムの名称
    2.2 製品機能
    2.3 機能単位
    2.4 (製品)システム境界
    2.5 データカテゴリ
    2.6 入・出力物質としての考慮基準の閾値
    2.7 データ品質要件
  3. ライフサイクルインベントリー分析および結果
    3.1 データ収集と計算手法
     3.1.1 データ収集手法
     3.1.2 単位プロセスの定性的および定量的記述
     3.1.3 計算手法
     3.1.4 データの確認
     3.1.5 負荷配分の原則と手法
    3.2 インベントリー分析結果
    3.3 インベントリー分析結果における制限
     3.3.1 データ品質評価と感度分析
     3.3.2 製品システムの機能および機能単位に関する制限事項
     3.3.3 製品システム境界に関する制限事項
     3.3.4 データ品質評価および感度分析による制限事項
     3.3.5 ライフサイクルインベントリー分析におけるまとめと推奨事項
  4. ライフサイクル影響評価および結果
    4.1 影響評価手法
    4.2 影響評価結果
  5. ライフサイクル解釈
    5.1 ライフサイクルインベントリー分析結果の解釈
    5.2 ライフサイクル影響評価結果の解釈

第4章 食品<大山 央>
  1. 食品のLCA実施における目的設定
    1.1 LCA実施の事由(要求事項)
    1.2 LCA結果の応用(要求事項)
    1.3 対象報告者
  2. LCA実施範囲の設定
    2.1 製品システムの名称
    2.2 製品の機能
    2.3 機能単位
     2.3.1 製品の機能
     2.3.2 重要な仮定
     2.3.3 基本フロー(elementary flows)としての製品システムへの入・出力
    2.4 (製品)システム境界
     2.4.1 ライフサイクルフロー図(共通)
     2.4.2 考慮・省略決定の原則
     2.4.3 ライフサイクルの段階、工程、データにおける省略内容
     2.4.4 単位プロセスの初期設定記述
     2.4.5 負荷配分の決定
    2.5 データカテゴリ
    2.6 入・出力物質としての考慮基準の閾値
    2.7 データ品質要件
  3. ライフサイクルインベントリ分析および結果
    3.1 データ収集と計算方法
     3.1.1 データ収集方法
     3.1.2 単位プロセスの定性的および定量的記述
     3.1.3 計算手法
     3.1.4 データの確認
     3.1.5 負荷配分の原則と手法
    3.2 インベントリ分析結果
    3.3 インベントリ分析結果における制限
     3.3.1 データ品質評価と感度分析
     3.3.2 製品システムの機能および機能単位に関する制限事項
     3.3.3 製品システム境界に関する制限事項
     3.3.4 データ品質評価および機能単位に関する制限事項
     3.3.5 ライフサイクルインベントリ分析におけるまとめと推奨事項
  4. ライフサイクル影響評価および結果
    4.1 影響評価手法
    4.2 影響評価結果
  5. ライフサイクル解釈
    5.1 結果の考察
     5.1.1 ライフサイクルインベントリ分析結果の解釈
     5.1.2 ライフサイクル影響評価結果の解釈

第5章 包装容器(典型的なリサイクルのLCA)<神前 桃子/石川 雅紀/元川 浩司>
  1. リターナブルシステムの評価
  2. 目的設定
    2.1 LCA実施の理由
    2.2 LCAの結果の応用
    2.3 適用対象
  3. システム範囲の設定
    3.1 対象製品
    3.2 製品機能
    3.3 機能ユニット
    3.4 システム範囲
     3.4.1 対象領域
     3.4.2 各工程で使用したデータの詳細
     3.4.3 LCA評価の対象外とする工程
     3.4.4 LCA実施の対象としない項目
     3.4.5 食品容器のライフサイクルフロー
     3.4.6 負荷配分の設定
    3.5 データカテゴリ
     3.5.1 環境負荷項目
     3.5.2 電力消費に関する前提条件
     3.5.3 燃焼熱に関する基礎データ
    3.6 入・出力物質としての考慮基準の閾値
     3.6.1 閾値と前提条件の設定
     3.6.2 選択物質の結果への影響
    3.7 データ品質要件
  4. ライフサイクルインベントリー分析および結果
    4.1 データ収集および計算方法
     4.1.1 データ収集方法と計算方法
     4.1.2 計算手法
     4.1.3 負荷配分の原則と手法(副産物などのアロケーション)
    4.2 インベントリー分析結果
    4.3 インベントリー分析結果における制限
     4.3.1 製品システム境界に関する制限事項
     4.3.2 データ品質評価および感度分析による制限事項
  5. ライフサイクル影響評価および結果
    5.1 影響評価手法
    5.2 影響評価結果
  6. ライフサイクル解釈
    6.1 データの確認
    6.2 データ品質評価と感度分析
    6.3 ライフサイクルインベントリー分析結果の解釈
     6.3.1 ライフサイクルインベントリー分析におけるまとめと推奨事項
    6.4 ライフサイクル影響評価結果の解釈
     6.4.1 環境プロファイル
     6.4.2 統合影響指数
     6.4.3 制約条件

附属資料

SPOLD(Society for the Promotion of LCA Development)<石川 雅紀>


本書で使用したソフトウェア<宇郷 良介>

■「LCAサポート」の概念と特徴
  1. ライフサイクルモデルとして独自のツリーモデルを採用
  2. フローウィンドウシステムの採用
  3. ユーザーによるLCAデータベースの構築が容易
  4. 強力な評価機能
■ LCAサポート入門編
  1. 起動と終了
  2. プロジェクト
  3. 製品のライフサイクル
  4. オブジェクト
  5. 分析
■ LCAサポートリファレンス編
  1. 製品リストウィンドウ
  2. フローウィンドウ
  3. オブジェクト一覧ウィンドウ
  4. 外部オブジェクト一覧ウィンドウ
  5. インベントリ分析ウィンドウ
  6. 分類評価ウィンドウ
  7. 統合評価ウィンドウ
  8. グルーピング分析ウィンドウ
  9. オブジェクト分析ウィンドウ
  10. オブジェクト比較分析ウィンドウ


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■執筆者一覧(執筆順・敬称略、肩書等は発刊時のものです)
 
■ 編集委員長
石川 雅紀東京水産大学 水産学部食品生産学科 助教授
 
■ 編集委員(兼 執筆)
宇郷 良介日本電気(株)環境管理部 環境製品エキスパート
林 廣和(社)化学経済研究所 調査部長
内山 洋司(財)電力中央研究所 経済社会研究所 上席研究員/東京工業大学大学院 客員教授
大西 宏松下電器産業(株)生活環境システム開発センター 主席技師
小林 紀日産自動車(株)総合研究所動力環境研究所 主任研究員
大山 央(株)CRC総合研究所 環境部 主任研究員
元川 浩司日本生活協同組合連合会 環境事業推進室


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