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CISPR実務解説書【第1巻】
CISPR24−情報技術装置のイミュニティ特性に関する限度値と測定法

コードNO0240
発 刊1999年2月10日
監 修
池田 哲夫 名古屋工業大学 電気情報工学科教授
編集委員
山路 公紀(株)日立製作所 汎用コンピュータ事業部技術管理センタ
雨宮 不二雄日本電信電話(株)NTT生活環境研究所 主幹研究員
渋谷 昇拓殖大学 工学部教授
価 格本体32,000円+税
体 裁A4判並製 276頁
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CISPR24 【本書の特徴】
  • 製品のイミュニティ試験にすぐ適用できる国際規格の全訳と詳細な実務解説
  • 原文の3倍に及ぶ解説により、この1冊で設計・開発・評価の疑問を解決
  • わが国で初めて実現した7つの引用規格へのオリジナルな詳細解説
【発刊にあたって】


 EMC(環境電磁工学)は半導体に代表されるエレクトロニクス技術の進歩につれて問題が顕在化し、微弱な電磁ノイズによっても電子機器の誤動作が引き起こされている。 この様な不要な電磁波に関する問題は山積しており、電磁環境の整備を図ると共に、システムの安全性と信頼性を確保しなければならない。
 近年、電子機器に対する製造物責任法の普及、省資源に対する社会的要請、国際的な標準化の推進、ヨーロッパを発端とする規制の拡大、製品の相互認証が議論されている。
 CISPR(国際無線障害特別委員会)は、本来無線受信の保護を目的としていたが、無線障害の多様性により、単に無線受信の保護ばかりでなく、無線障害に関して国際的に合意を得ることによって、国際貿易に関する障壁を取り除き、国際貿易を促進させることを目的として活動している。 電子機器、電気器具、架空送電線、静電気放電、内燃機関の点火栓、工業・科学・医用電子機器などの各種機器の妨害波の許容値、電磁的耐性に関する許容値、測定方法等に関して検討、勧告を行う国際的な審議機関である。
 組織的には、IEC(国際電気標準会議)の特別委員会となっているが、IECの他の専門委員会とは異なり、無線妨害の抑止、対策に関心のある国際機関が構成員となっている。 我が国からは、毎年20数名がA〜Hの小委員会およびワーキンググループでの審議に参加している。
 本書はこうしたEMCに関する規格の中心的な存在であるCISPRの文書の中から、特に情報機器の製造にあたって関連の深いCISPR24(情報技術装置のイミュニティ特性に関する限度値と測定法)について、国際規格の策定に参画している我が国の代表の方々を中心として、単に条文の翻訳ではなく、条文としては記述されていない意味を含めて解説をお願いした。 用いた条文は1998年9月現在入手されているものであって、その後の改正などには、読者自身で注意を払われたい。
 EMCに関心のある技術者や専門家の参考になれば幸いである。
監修者 池田 哲夫


【はじめに】

 CISPR(国際無線障害特別委員会)における長期間の審議を経て、情報技術装置(ITE:Information Technology Equipment)のイミュニティに関する国際規格であるCISPR24第1版が、1997年9月付けで発行された。 この国際規格と調和した欧州規格の作成作業が進められ、わが国では、平成10年9月郵政大臣の諮問機関である電気通信技術審議会が、これを国内規格として答申した。 また関係工業界もこれに調和したガイドライン等の業界規格を作成し、対応している。
 本書はCISPR24(情報技術装置のイミュニティ特性に関する限度値と測定法に関する国際規格)を解説するものである。 CISPR24の全文を掲載のうえ詳細に解説するとともに、試験法として引用している7つの基本EMC規格の要点を掲載し、これらについても具体的に解説を加えた。
 必要事項を全て網羅したCISPR実務解説書として新規格利用者の便宜を計りたい。
山路 公紀


内容目次

第1章 適用範囲と目的<山路 公紀>

第2章 引用規格<山路 公紀>

第3章 定 義<山路 公紀>

第4章 イミュニティ試験要求事項<大石 亮>
  1. 通則
  2. 個別要求事項
    2.1 静電気放電(ESD)
    2.2 電気的ファストトランジェント(EFT)
    2.3 連続無線周波妨害
     2.3.1 連続放射妨害
     2.3.2 連続伝導妨害
    2.4 電源周波数磁界
    2.5 サージ
    2.6 電圧ディップおよび短時間停電

第5章 試験の適用<大石 亮>

第6章 試験時の条件<吉永 孝司>
  1. 一般条件
  2. 個別条件(供試装置の動作モード等)

第7章 性能判定基準<吉永 孝司>
  1. 一般性能判定基準
  2. 個別性能判定基準

第8章 製品文書<吉永 孝司>

表1 イミュニティ、きょう体ポート<大石 亮>

表2 イミュニティ、信号ポート及び通信ポート<雨宮 不二雄>

表3 イミュニティ、DC電源入力ポート<大石 亮>

表4 イミュニティ、AC電源入力ポート<大石 亮>

附属書A(規格) 通信端末装置<雨宮 不二雄>
  1. アナログインタフェースを持つ通信端末装置(TTE)
  2. デジタルインタフェースを持つ通信端末装置(TTE)
  3. ファクシミリ

附属書B(規格) 情報処理装置<吉永 孝司>
  1. データの読み、書き、保存
  2. データ表示
  3. データ入力
  4. データ印刷
  5. データ処理

附属書C(規格) ローカルエリアネットワーク(LAN)<雨宮 不二雄>
  1. 個別試験条件
  2. 個別性能判定基準
附属書D(規格) プリンタ<大石 亮>
  1. 個別試験条件
  2. 個別性能判定基準

附属書E(規格) 複写機<田路 明>
  1. 個別試験条件
  2. 個別性能判定基準

附属書F(規格) 自動預金支払機(ATM)<山路 公紀>
  1. 個別試験条件
  2. 個別性能判定基準

附属書G(規格) POS端末(POST)<田路 明>
  1. 個別試験条件
  2. 個別性能判定基準

国際規格(CISPR Publication24 第1版)と答申との比較<山路 公紀>


<引用規格の要点と解説>

IEC61000-4-2 静電気放電イミュニティ試験<谷 由紀夫>
  1. 適用範囲
  2. 引用規格
  3. 一般事項
  4. 用語の定義
  5. 試験レベル
  6. 試験発生器
  7. 試験セットアップ
  8. 試験手順
  9. 試験結果および試験レポート
    附属書A(情報):注釈
    附属書B(参考情報):構造の詳細

IEC61000-4-3 放射無線周波数電磁界イミュニティ試験<澁谷 昇>
  1. 適用範囲
  2. 引用規格
  3. 一般事項
  4. 定義
  5. 試験レベル
  6. 試験設備と装置
  7. 試験時のセットアップ
  8. 試験手順
  9. 試験結果および試験報告書
    附属書A(参考):携帯無線
    附属書B(参考):電界発生アンテナ
    附属書C(参考):電波無響室の利用
    附属書D(参考):その他の試験方法−TEMセル及びストリップライン
    附属書E(参考):その他の試験設備
    附属書F(参考):試験レベルの選択
    附属書G(参考):特別な措置
    附属書H(参考):試験方法の選定

IEC61000-4-4 電気的ファストトランジェント/バーストイミュニティ試験<奥住 俊樹>
  1. 適用範囲
  2. 引用規格
  3. 一般事項
  4. 定 義
  5. 試験レベル
  6. 試験装置
  7. 試験セットアップ
  8. 試験手順
  9. 試験結果と試験報告
    附属書A(情報):過渡バースト発生器の説明と試験レベルの選択

IEC61000-4-5 サージイミュニティ試験<中川 稔也>
  1. 適用範囲と目的
  2. 引用規格
  3. 一般事項
  4. 定義
  5. 試験レベル
  6. 試験機器
  7. 試験のセットアップ
  8. 試験手順
  9. 試験結果および試験報告
    附属書A(規定):発生器および試験レベルの選択
    附属書B(参考):解説
    附属書C(参考):文献

IEC61000-4-6 無線周波数電磁界によって誘導された伝導妨害に対するイミュニティ<服部 光男>
  1. 適用範囲
  2. 引用規格
  3. 一般事項
  4. 用語
  5. 試験レベル
  6. 試験装置
  7. 卓上形装置と床置形装置のための試験時のセットアップ
  8. 試験手順
  9. 試験結果及び試験報告書
    附属書A(規定):クランプ注入に関する付加情報
    附属書B(参考):印加周波数範囲の選択基準
    附属書C(参考):試験レベルを選択するための指針
    附属書D(参考):結合/減結合回路網に関する情報
    附属書E(参考):試験信号発生器の仕様に関する情報

IEC61000-4-8 商用周波数磁界イミュニティ試験(1993年第1版)<江口 次雄>
  1. 適用範囲
  2. 引用規格
  3. 一般事項
  4. 用語の定義
  5. 試験レベル
  6. 試験装置
  7. 試験のセットアップ
  8. 試験手順
  9. 試験結果及び試験報告書
    附属書A(規格):誘導コイルの校正方法
    附属書B(規格):誘導コイルの特性
    附属書C(参考):試験レベルの選択
    附属書D(参考):電源周波数磁界強度に関する情報

IEC61000-4-11 電圧ディップ、短時間停電及び電圧変動に対するイミュニティ試験法<高橋 正信>
  1. 適用範囲
  2. 引用規格
  3. 一般事項
  4. 用語の定義
  5. 試験レベル
  6. 試験装置
  7. 試験セットアップ
  8. 試験手順
  9. 試験結果と試験報告書
    附属書A(規定):試験回路の詳細
    附属書B(参考):試験レベル選択のためのガイド
    附属書C(参考):試験装置


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執筆者一覧(敬称略・執筆順)
 
監修
池田 哲夫 名古屋工業大学 電気情報工学科教授
 
編集委員
山路 公紀(株)日立製作所 汎用コンピュータ事業部技術管理センタ
雨宮 不二雄日本電信電話(株)NTT生活環境研究所 主幹研究員
渋谷 昇拓殖大学 工学部教授
 
執筆者
山路 公紀(株)日立製作所汎用コンピュータ事業部技術管理センタ
大石 亮キャノン(株)電子映像品質推進部部長
吉永 孝司日本電気(株)デバイス評価技術研究所EMC技術センター主任
雨宮 不二雄日本電信電話(株)NTT生活環境研究所主幹研究員
田路 明カシオ計算機(株)品質・環境技術センター安全技術室主事
谷 由紀夫山武産業システム(株)品質保証部QA21/CE22グループマネージャー
澁谷 昇拓殖大学工学部教授
奥住 俊樹横河電機(株)コンポーネント事業部技術部部長
中川 稔也(株)ノイズ研究所EMC相談室室長
服部 光男日本電信電話(株)NTT東日本移行本部サービス運営部技術協力センタ担当部長
江口 次雄(株)ノイズ研究所技術本部本部長
高橋 正信オムロン(株)技術本部企画推進室担当係長


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