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【サイエンスフォーラム通信2月号】        2011.2.28  発行
現場の問題解決のための実践図書・セミナー
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《 読者の皆様へ ―― 第3回「栄養成分表示検討会」傍聴記 》

 2月21日(月)、消費者庁から「トランス脂肪酸の情報開示に関する
 指針」が公表されました。同庁のニュースリリースの中で、その狙い
 を下記の通り伝えています。
  
「本指針により、トランス脂肪酸を含む栄養成分に関する情報が、販売
 に供する食品の容器包装、事業者のホームページ、新聞広告等を通じて
 広く開示され、消費者の適切な食品選択に資するものとなることを期待
 します。
 
 なお、トランス脂肪酸その他の脂質に関する科学的な知見は、日進月歩
 で充実している段階にあることから、現時点では、健康増進法に基づく
 栄養表示基準に規定するのではなく、本指針において考え方を明らかに
 することとしたものであり、今後も、新たな知見に基づき、本指針を
 随時見直していくことを予定しています。」

   ■  指針の全文は下記アドレスをご参照下さい。
        http://www.caa.go.jp/foods/index5.html

その2日後(2月23日)消費者庁主催の第3回「栄養成分表示検討会」
が開かれました。上記の「指針」の内容はまさに本検討会で審議しよう
としている事項であり、あたかも先手を打つかのごときタイミングで
公表されたことに疑問を感じた次第です。
事実、義務化を既成事実化する消費者庁の動きに検討会の一部の委員
から反発もありました。

第3回検討会は「栄養成分表示の活用 〜 栄養成分表示と消費者の食行動」
を論点として、6名の委員からそれぞれ下記の発表がありました。

(1)「栄養成分表示について」   (主婦連合会  山根香織氏)
(2)「消費者にわかりやすい栄養成分表示とは ― 市販食品の表示点検
    より」  (東京都地域婦人団体連盟  飛田恵理子氏)
(3)「消費者の適切な食行動を助けるために 〜 栄養成分表示の活用と
    消費者の食行動」
 (日本消費生活アドバイザー・コンサルティング協会  蒲生恵美氏)
(4)「栄養成分表示の活用 〜 栄養成分表示と消費者の食行動」
   (日本生活協同組合連合会  鬼武一夫氏)
(5)「栄養表示の社会的ニーズと食育実践への活用について ―
     アンケート調査を参考にして」
   (女子栄養大学  山田和彦氏)
(6)「栄養成分表示の活用 〜 栄養成分表示と消費者の食行動」
  (お茶の水女子大学  赤松利恵氏)

   ■  上記の発表資料は下記アドレスでご覧戴けます。
       http://www.caa.go.jp/foods/index9.html

座長の坂本元子氏(和洋女子大学)は当初から事務局のスタンスで、
義務化の結論を急がれているようです。ただ、発表件数が多い割に
論点が不明確で、なかなか議論が深まらず、会議開始から2時間ほど
の時点で座長から「そろそろどういう栄養表示をすべきかの議論に
入っていかないと今後の検討会の展開が大変になります。どの栄養素を
対象にすべきか何かご意見はありませんか。」と催促が入る始末でした。
一向に進展しない審議の状況に対し傍聴する関係者にいらだちが起こり
ました。

栄養表示、とくにトランス脂肪酸の問題は産業界の関心が高く、本検討
会の討議結果の影響の大きさを考えると本当にここでの検討に委ねてよ
いのかと心配になった次第です。  

第3回とは言え、内容的には第1回の時点(メルマガ2011年1月号既報)
からほとんど進展しておりません。また、消費者庁の縄張り意識の表
れか、これまでの審議の中で昨年12月28日に発表された食品安全委員会
の「食品に含まれるトランス脂肪酸に係る食品影響評価情報に関する調
査報告書」のことが一切触れられていないことも不審に思った次第です。

上記の食品安全委員会の報告書の内容は下記アドレスをご参照下さい。
       http://www.fsc.go.jp/fsciis/survey/show/cho20110010001

このような状況ですが、本検討会は残り3回の会議を経て本年6月の
第7回で報告書(案)の審議を行い、翌7月の第8回で報告書をとりま
とめる予定です。

さて、グローバル化と民主化の嵐が吹き荒れる世界の情勢ですが、
皆様の職場 や業界は如何でしょうか。私どもは極小の会社ながら
誠実に覚悟をもって、現場の視点から食品の安全・安心確保のため
の実務情報の提供に精一杯努める所存です。 引き続きご支援を賜れ
ば幸いです。
                                   代表取締役    元山  裕孝
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■プログラム
1. デュアルエナジーX線ラインセンサによる異物検出と解析技術
2. 色彩選別機による異物検出・除去の実際
3. ユーザーとしての異物検出装置の選定について
4. 異物検査機器における確実な排除のポイント
5. 磁性金属異物を検出する最新技術の動向について
     -事例紹介と技術的な課題-
□ まとめと課題
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▼ 微生物試験法の妥当性確認の進め方
     〜食品検査担当者の悩みに応える〜
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【開催日】 2011年3月10日(木)
【会  場】飯田橋レインボービル「C・D会議室」
【受講料】定価 39,900円(税込)

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■プログラム
1. 微生物試験法の妥当性確認の要求事項
2. 微生物試験法の妥当性確認と不確かさの推定
3. 微生物試験法の選定と導入に伴う検証・整備
4. 代替試験法(キット類)の妥当性確認と導入における検証
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▼ カビと食品衛生ワークショップ2011
      【 食品製造・流通現場で必須のカビ対策のノウハウと
                                      安全性の見極め方 】
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【開催日】 2011年3月24日(木)・25日(金)2日間のセミナー
【会  場】 飯田橋レインボービル「A会議室」
【受講料】 定価 64,365円(税込)← (副教材をお持ちでない方)
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■ プログラム
【1日目】
1. 食品から検出されるカビの安全性評価
2. ワークショップ1
     ◆ 講義;カビの検査環境と検査のポイント
     ◆ 実習
     ◆ 総合質疑

【2日目】
3. ワークショップ2
   食品製造現場におけるカビ汚染の原因究明と対策の実際
     ◆ 講義:原因究明・対策に必要なカビの基礎知識
     ◆ 演習1:クレーム発生時に情報収集から製造現場の
                調査までのステップ
     ◆ 演習2:原因究明から再発防止への実践的取り組み
     ◆ まとめと課題
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▼ 新たな消費需要に対応した食品の鮮度管理技術
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【開催日】 2011年4月15日(金)
【会  場】 飯田橋レインボービル2階「中会議室」
【受講料】 定価 39,900円(税込)

■ プログラム
1.  いま消費者が食品に求めるもの
2.  食品品質履歴の“見える化”への取り組み
      〜時間・温度積算インジケータ(TTI)による鮮度管理〜
3.  青果物鮮度評価の新しい指標
4.  需要を掘り起こす食品の新しい包装技術
5.  惣菜の鮮度保持への取り組み
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▼ おいしさと鮮度を追求した冷凍・解凍技術の最新ソリューション
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【開催日】 2011年4月22日(金)
【会  場】 飯田橋レインボービル2階「中会議室」
【受講料】 定価 39,900円(税込)

■ プログラム
1. [特別講演] これからの冷凍技術に期待されるもの
2. 冷凍により食品は本当にダメージを受けるのか?
     〜 これまでの誤解を解く 〜
3. おいしさと鮮度を追求した食品開発の取り組み
4. おいしさと鮮度を追求した技術開発の到達点
4.1 高周波誘電加熱による解凍装置
4.2 光ヒーターシステムによる「凍ったままグリル」
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