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【サイエンスフォーラム通信3月号】        2011.3.16  発行
現場の問題解決のための実践図書・セミナー
                http://www.science-forum.co.jp/
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小社のセミナー/書籍情報のメール配信を希望されている方へ配信して
います。                                   NO.1
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《 読者の皆様へ ―― 東日本巨大地震の片隅で 》

このたびの東日本巨大地震で被災された地域の皆様に心からお見舞いを
申しあげます。

津波から逃れた被災者の方の「まるで映画を見ているようでした。」
との声が、予想を遙かに超え、次々と日常の世界が呑み込まれる信じら
れない光景を如実に物語っています。
さらに、追い打ちをかけるような福島原発の爆発事故により、原発の
「安全神話」が完全に崩壊したことをマスコミが伝えています。
  
巨大地震が発生した3月11日14時46分頃、私は虎ノ門の石垣記念ホールで
「食品産業技術ロードマップ」発表会((社)農林水産先端技術産業振興
センター主催)に参加していました。

午後1時半に始まった本発表会は、山野井昭雄委員長(味の素(株)社友)
の「持続可能な社会をどう作っていくか、それに向け食の世界をいかに
展開すべきかを狙いとして、イノベーションのためのロードマップ化を
行った。」との挨拶、次に本ロードマップが設定した5つの社会的要請
領域のうち「健康の維持・増進」専門部会のまとめ役  日野明寛氏
((独)農研機構食品総合研究所)の方針説明、三坂  巧氏(東京大学)
による「バイオマーカーの探索と利用」の話が続き、神山かおる氏
((独)農研機構食品総合研究所)が「高齢者向け食品開発」の戦略に
ついて説明をされている丁度その時、初めて体験する極めて激しい地震
により会場が縦横に大きく揺れ、前方のテーブルが波のようにこちらに
動いてきて、その揺れの深さとすさまじさに、「本当に建物の下敷きに
なるのでは」との思いを実感しました。
 
発表会は中止となり、参加者はすべてビルの外に退去。しかし余震が
すぐ襲ってきて、会場のビルの隣は窓ガラスが一部割れており、2つの
ビルがグラグラと揺れ今にも倒れそうな状況で、地上では警察官が
「避難する人はホテルオークラの駐車場に移動して下さい。」と
スピーカーで叫んでいました。
虎ノ門界隈は避難用のヘルメットをかぶった沢山の人々で溢れていま
した。そこから少し離れた九段会館では建物の一部が崩れ、死者も出
ました。
 
地下鉄もJRも運転を停止しており、上野駅で運転の再開を待つため歩
きました。しかし上野駅で待っていたのは乗客の進入を拒絶する白い
シャッターでした。当日は都立高校などが自らの施設を避難者用に
解放していたにもかかわらず、それらの案内が貼られている訳でもなく
「なぜシャッターを閉じたのか」の説明文もJRの係員も全く不在で、
呆然と人々がその前でたたずんでいるばかりでした。

地下鉄の方に行くと、そこにも多くの乗客が床に座り込み運転の再開
をひたすら待っていました。その後、「本日のJRの運転は終日中止に
なりました。」とのアナウンスが流れてきて、もはや「ここに籠城す
るしかない。」と覚悟を決めました。
  
同じ時、地下鉄と私鉄各線は徐々に運転を再開しつつあり、中でも
西武鉄道は終電時刻以降も早朝まで運転を続け、「帰宅難民」と
なった人々をサポートしたと報じられています。JR上野駅の無言の
シャッターと比べる時、緊急時対応の措置であり鉄道立地環境の違い
があるとは言え、みずからの利用客のことを思いやる心の有無を見た
ような気が致しました。。その心があれば、「マニュアル通り」で
済ませず、何か出来ることがあったはずです。

 14日以降、首都圏では終戦直後以来と言われる「計画停電」が実施
され、交通機関が麻痺し事業活動に甚大な影響がでています。皆様の
ご無事を祈るばかりです。

同時に、私たちの日常が決してリニアな世界ではなく、普段考えも
しない非日常の世界と「シャム双生児」のように背中合わせであること、
例えどのような安全防御システムを構築していても、或る前提条件が
作動しないともろくも安全が崩れ去ることを、今回の悲惨な体験で
私たちは知ったのではないでしょうか。

再び「食品産業技術ロードマップ」に戻ります。先日の発表会は昨年
3月に続き2回目の発表会です。先述の「5つの社会的要請領域」とは
以下の通りですが、前回は下記の1・3・4について発表があり、今回は
2と5に関する成果報告会でした。

[5つの社会的要請領域]
1. 食の安全、品質管理の徹底、信頼性の確保
2. 健康の維持・増進
3. 資源利用の効率化、コスト縮減、副産物利用、廃棄物リサイクル、
   省エネ・CO2削減
4. 国産農畜産物の利活用増進、自給率向上、地域活性化、食農連携
   への対応
5. 生産性向上

残念ながら上記2の半ばしか当日は伺うことが出来ませんでしたが、
幸いに配付された資料「食品産業技術ロードマップ集」(平成23年3月)
に前回と今回分が一括して収録されており、ご興味をもたれた方は
下記事務局にお問い合わせ戴ければ無償で入手できるものと存じます。

[委員会事務局](社)農林水産先端技術産業振興センター(STAFF)
                 〒107-0052  東京都港区赤坂1-9-3 三会堂ビル
                 TEL(03)3586-8644  FAX(03)3586-8277
  
さて4月〜7月の小社の活動をお知らせいたします。懸命に考え商品化
に取り組んだ結果です。ご批判を賜れば幸いです。

             代表取締役社長    元山  裕孝

■  INDEX ───────────────────────────
┣【1】 セミナー開催延期のご連絡
┃  3月24日〜25日開催予定の【カビと食品衛生ワークショップ2011】
┃  は都合により5月9日〜10日に日程変更になりました。
┃
┣【2】新刊予約のご案内
┃
┣【3】4月〜7月開催のセミナーのご案内     
┃
┃   ■ 新たな消費需要に対応した食品の鮮度管理技術
┃             < 4月15日(金)開催予定 >
┃ 
┃   ■ おいしさと鮮度を追求した冷凍・解凍技術の最新
┃         ソリューション
┃             < 4月22日(金)開催予定 >
┃ 
┃   ■ カビと食品衛生ワークショップ2011
┃          < 5月9日(月)〜5月10日(火)開催予定 >
┃      
┃   ■  食品表示規制の最新動向と実務ポイント
┃       〜 食品表示は今後どうあるべきか 〜
┃          < 5月20日(金)開催予定 >
┃ 
┃   ■ 【第9回】食品の洗浄殺菌実践講座  ★ 個別相談会付
┃          < 5月25日(水)開催予定 >
┃ 
┃   ■ 【第4回】食品危機管理者育成講座
┃          < 6月7日(火)〜6月8日(水)開催予定 >
┃ 
┃   ■【第5回】食品の臭気対策研究会
┃         < 6月15日(水)開催予定 >
┃ 
┃   ■ 食品の変敗防止ワークショップ 【第4回】
┃        :乳酸菌と酵母を制する
┃         < 6月24日(金)開催予定 >
┃ 
┃   ■  【第10期】主任微生物管理者講座
┃         < 7月7日(木)〜7月8日(金)開催予定 >
┃ 
┃   ■  食品の化学物質対策研究会
┃         < 7月15日(金)開催予定 >
┃
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【2】新刊予約のご案内
    「微生物胞子-制御と対策-」 2011年4月下旬発刊予定
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>>>本書の特色>>>総合的な視点で胞子対策を考えることができます>>>

【第1部- 微生物胞子を”知る”】
微生物の胞子とはどのようなものなのか、最近の製菓を含めた基礎知識
についてわかりやすく解説

【第2部- 微生物胞子を”制する”】
さまざまな応用分野で展開されている制御のありようを紹介し、
それらの対策についての情報を共有

★微生物胞子取扱上のさまざまな問題点を取り上げ、現場の悩みに
  応えます。

★巻末にキーワード検索を収録し、検索性を向上させました。

御陰様で現在、食品・飲料メーカー、化学、大学、検査機関のお客様
から多くのご予約を戴いております。

2011年4月15日まで予約特価 27,825円(税込)でご予約を承ります。

詳しい情報はこちらをご覧くださいませ。↓
http://www.science-forum.co.jp/books/0317.htm

パンフレットのダウンロードはこちらです ↓
http://www.science-forum.co.jp/bookpdf/0317/0317.pdf
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【3】セミナーのご案内  
★ホームページからのお申し込みは定価の【5%引】です★
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▼新たな消費需要に対応した食品の鮮度管理技術
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【開催日】 2011年4月15日(金)
【会  場】飯田橋レインボービル2F「中会議室」
【受講料】定価 39,900円(税込)

⇒詳細・お申込はこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91109.htm

⇒パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2011/91109.pdf

★ 拡大が見込まれる中食市場・ネット販売で届けられる
   地方の”旬”- 需要を掘り起こし、地域ブランドの確立に
   効果的な鮮度保持の最新トレンドをお知らせします★

■ プログラム
1. いま消費者が食品に求めるもの
2. 食品品質履歴の”見える化”への取り組み
〜時間・温度積算インジケーター(TTI)による鮮度管理〜
3. 青果物鮮度評価の新しい指標
4. 需要を掘り起こす食品の新しい包装技術
5. 惣菜の鮮度保持への取り組み
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▼ おいしさと鮮度を追求した冷凍・解凍技術の最新ソリューション
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【開催日】2011年4月22日(金)
【会  場】飯田橋レインボービル2F「中会議室」
【受講料】定価 39,900円(税込)

⇒ 詳細・お申込はこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91110.htm

⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2011/91110.pdf

■ プログラム
1. [特別講演]これからの冷凍技術の期待されるもの
2. 冷凍により食品は本当にダメージを受けるのか?
   〜これまでの誤解を解く〜
3. おいしさと鮮度を追求した食品開発の取り組み
4. おいしさと鮮度を追求した技術開発の到達点
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記載の内容はメール配信後、内容変更となる場合がございます。
ホームページで最新情報をご覧下さい。

各お手続きは下記URLよりお願い致します。
その際はお客様no.もお知らせいただきますと幸甚です。
(このメールへの返信には、配信停止・ご返答が出来ませんので
ご注意ください)
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   大変お手数ですが再度ご連絡頂けますようお願い申し上げます。

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