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【サイエンスフォーラム通信 2012年07月号】      2012.07.12  発行
現場の問題解決のための実践図書・セミナー
                 http://www.science-forum.co.jp/
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います。                                   NO.545
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≪読者の皆様へ――「人を殺さざるべし」≫

盛夏到来!皆様、いかがお過ごしですか。
最近私は、久々に気鋭の書き手に出会いました。中村安希。『イン
パラの朝〜ユーラシア・アフリカ大陸684日』で2009年度「開高健ノン
フィクション賞」を受賞した30代前半の女性です。非常に抑制の効い
た簡潔な文体で、その瑞々しさに心を捕えられました。詳細をお伝え
できないのが残念ですが、是非ご一読をお勧めします。
 
さて、彼女の別の著作に、示唆に富む以下の文章があります。
 
「最近の若い人たちだけが突然挑戦をやめたのではなく、挑戦しなか
ったおかげで成功と安定を勝ち取ってきた世代の背中を見て、若い世
代はただ同じようにしているだけにすぎない。」
                             (中村安希『Beフラット』p.148)
 
若い世代に背中を見られてきたのは、実は私たち“団塊”とその近辺
の世代ではないでしょうか。

「かつての高度成長は俺たちが成し遂げた。」という自負が結果とし
て今日の閉塞状況を招来し、90年代の初め「もはやアメリカに学ぶも
のはない。」との半導体技術者の慢心が、韓国・三星電子の猛追によ
り世界のDRAM市場のトップを滑り落ちる結果をもたらし、そこからわ
が国半導体産業衰退の歴史が始まったこと・・・。
 
一方、食品産業は今、“団塊の世代”の退場とともに技術の伝承の課
題に直面しています。同時に、様々なマネジメントシステムが花盛り
の昨今、流通主導による相次ぐ価格引下げ要求により確実に製造現場
の余裕を喪失しつつあります。

大手流通も消費者庁も「消費者の声」を大義名分に振りかざすだけで、
所詮は自らの利益確保のための方便にすぎません。このままでは“も
の作り”の現場が疲弊し、半導体と同様、食品産業が次第に競争力を
喪失する危惧を抱いているのは私だけではないと確信します。

即自的な処方薬がある訳ではありませんが、決して流れに流されず、
愚直に現状を問い直すことから始めたいと思います。
 
かつての自民党顔負け、否、それ以上の民意無視の政治に邁進する
わが国の政権ですが、ご承知の通り、その推進役がかつての新左翼
であったことは何と皮肉な巡り合わせでしょう。

権力と利権志向・国家による世論操作がセットとなり、マスコミが
それに追随する姿は、歴史上決して日本に限った話ではありません
が、「3・11」の衝撃が次第に遠のき、原発再開が強行される今日、
食に関わる私たち一人一人が何らかの声を発することの大切さを
日々痛感しています。
 
先日或る新聞で知ったのですが、明治時代、日本初の公害「足尾鉱
毒事件」を告発した田中正造翁の以下の言葉を噛みしめたいと思い
ます。
 
「真の文明は山を荒らさず、川を荒らさず、村を破らず、人を殺さ
ざるべし。」     (『田中正造日記』1912年6月17日)
 
             代表取締役社長  元山 裕孝
■  INDEX ───────────────────────────
「「「「「    7〜9月開催のセミナーのご案内   」」」」」 
  ◆ 異臭事故対応スキルアップ講座
  ◆ [第4回] 食品の化学物質対策研究会
  ◆ [第6回] 食品安全のための工場点検ワークショップ
  ◆ 食品原材料の安全確保策
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    7〜9月開催のセミナーのご案内  
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★ホームページからのお申し込みは定価の【5%引】です★
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▼ <官能評価エキスパート養成   体感ワークショップ>
             異臭事故対応スキルアップ講座      
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【開催日】 2012年7月19日(木)10:00-16:45
【会  場】  飯田橋レインボービル2F 中会議室
【受講料】 定価 37,800円(税込) → web価格 35,910円(税込)
【定  員】  40名
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⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91216.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2012/91216.pdf

機器を使用せず異臭の原因物質をある程度特定できるエキスパート
の養成を目指す講座です。

■ プログラム
1. 問題解決のための異臭分析・官能評価のエッセンス

[ステップ1]  異臭の事例から分かること
 12年間の同定した物質のTOP30を紹介し、どのような臭いかを体験
 していただき、分析事例を通して異臭原因がどのように指定されるか
 解説します。

[ステップ2]  異臭物質同定へのアプローチ:異臭分析の模擬体験
 同定方法の流れと官能評価の方法を解説します。分析者が「分析で
 きない」と悩んでいる点や陥りがちな落とし穴について解説します。

2. 体感ワークショップ: エキスパートを目指す官能評価の実技

[ステップ3]  臭いを嗅ぎ分ける

[ステップ4]  異臭物質を推定する:グループ演習と発表
グループに分かれリーダーを決めて頂き、正常品と異臭品を用いて、
グループ演習を行います。

3. 官能評価の大切さと最近の異臭クレーム事例
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▼ [第4回] 食品の化学物質対策研究会
      〜 製品自主回収の判断基準と表示一元化への対応策 〜 
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【開催日】 2012年8月2日(木) 10:00-16:20
【会   場】 飯田橋レインボービル2F 中会議室
【受講料】 定価 39,900円(税込) → web価格 37,905円(税込)
【定   員】  60名
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⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91217.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2012/91217.pdf

リコール問題への的確な対応策、表示一元化の見極め、リスク情報の
伝え方をテーマ別の2回の情報交換会を通じて学ぶ講座です。

■ プログラム
第1部  製品自主回収の判断基準をめぐって
1. 自主回収の実態から見た問題点と課題
2. 自主回収の法的側面と企業判断
 
 ▼ ─ 情報交換会 ─ ▼
    ● ポイント
1. 自主回収と命令回収の境目はどこか
2. 保健所への通報のタイミング・要点、どのレベルの事案まで
  通報するのかの判断
3. 自主回収と申し出回収、公表して行う自主回収と公表せず行う
  自主回収の境目はどこか
4. 回収措置のレベル・タイミングについての消費者、マスコミから批判
 された場合、どのように対応・説明すべきか

第2部  食品表示一元化への対応策
1. 食品表示一元化で何が変わるか?
2. リスク管理としての表示

▼ ─ 情報交換会 ─ ▼
    ● ポイント
1. 表示一元化で変わる点は何か
2. 最近の表示規制の流れをみると、安全性に関する表示等
(生食用、乳児用食品、米トレーサビリティ法が強化される傾向
 にあると感じる。表示制度一元化での議論はどのような流れか
3. 表示項目の中で特に重点的に管理すべき項目は何か

◆  総括
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▼ [第6回] 食品安全のための工場点検ワークショップ
〜 改善をより確実にするための工場点検ノウハウ〜 
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【開催日】  2012年8月30日(木) 10:00〜17:00
                       8月31日(金)  9:30〜17:00
【会   場】  飯田橋レインボービル2F 中会議室
【受講料】  定価 63,000円(税込) → web価格 59,850円(税込)
【定   員】  40名

● 2日間のカリキュラム編成のため、1日のみの受講は出来ません。
● 本講座は食品事業者を対象とするワークショップです。誠に
   恐れ入りますが、検査およびサニタリー業界の方のお申し込み
   はお受けできません。何卒ご了承のほどお願い申し上げます。
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⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91218.htm
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http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2012/91218.pdf

?第5回の受講者アンケートに基づき、ワークショップ初日「点検
者視点の獲得−より深く」の狙いを徹底するため、佐藤邦裕氏・
中村優氏の講義を大幅に拡充。

?きわめて好評な2日目「工場点検ワークショップ〜問題点の発見
・分析評価から報告のロールプレイまで」はカリキュラムを継続。
なかでも受講生の要望が強かった演習3「工場点検結果の分析・
評価と報告」の時間を増やしました。

?2日目の演習の際、初日の講師がコメンテータとして問題点の見
抜き方や報告の仕方について適宜アドバイス。指導講師陣が一体
となって工場点検のノウハウの伝承に努めます。

■ プログラム
◇ 8月30日 10:00〜17:00
1.  求められる点検者の眼 〜 工場点検の獲得目標と点検手法
2.  工場点検の実際:委託先の点検を中心に
3.  海外工場の点検をめぐる必須ポイント
4.  金属探知機の管理のポイント
● 総合質疑

◇  8月31日  9:30〜17:00
5.  工場点検ワークショップ
  5.1 ワークショップオリエンテーション
  5.2 演習1.  工場点検のための準備
  5.3 講義:工場点検時の問題点の見抜き方とその評価
  5.4 演習2.  問題点の要因分析 〜 なぜなぜ分析 〜
  5.5 演習3.  工場点検結果の分析・評価と報告
6.   演習総括:工場点検ワークショップを実際の現場で
     活かすには
● 講評&閉会の辞 
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▼ 食品原材料の安全確保策      
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【開催日】  2012年 9月 6日(木)   10:00-16:00
【会   場】  飯田橋レインボービル2F 中会議室
【受講料】  定価 37,800円(税込) → web価格 35,910円(税込)
【定  員】   60名
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91219.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2012/91219.pdf

・近年関心が高まる食品全材料の安全確保策の実態に関し、規格基
  準・検査方法・検証体制を総点検し実務課題を提示します

・行政経験者、流通・食品メーカー品質保証責任者の立場から現状
  の取り組みをご紹介いただき、今後の方策を討議します 
  
■ プログラム
1. 海外の日本向け食品工場における食品原材料の安全確保
2. 検疫所での輸入食品の安全確保体制
3. 食品メーカーにおける食品原材料の受け入れ基準と安全確保
4. 流通における食品の品質管理と安全確保策
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