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【サイエンスフォーラム通信  2012年11月号】    2012.11.05.発行
現場の問題解決のための実践図書・セミナー
                http://www.science-forum.co.jp/
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小社のセミナー/書籍情報のメール配信を希望されている方へ配信して
います。                                   NO.543
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≪読者の皆様へ――消費者庁の動き+創立33周年を迎えて≫

 先月24日に開催された消費者庁「新食品表示法(仮称)に関する消費
  者団体とのワークショップ」を受け、11月22日に「新食品表示制度に
  ついての意見交換会」が同庁主催で開かれることになりました。ご覧
  になった方も多いかと存じますが、本件に関し11月2日付FOOCOM.NET
  で事務局長の森田満樹氏が次の通り問題提起をされています。

● 新法の目的について24日の事務局の説明資料には「消費者の適切な
   商品選択の機会の確保に資する表示に拡大」の一文しかなく、報告
   書の主旨である「食品の安全性確保に係る情報が消費者に確実に提
   供されることを最優先」が完全に抜けていた。

● その後11月1日に発表した消費者庁のリリースでは「安全性確保」の
   文字が盛り込まれ、「食品の安全性確保及び消費者の適切な商品選
   択の機会の確保に資する表示に拡大」という表現に変わったが、
   「最優先」という部分は抜け落ちたままである。

● 新法では、細かい記述がばっさりと端折られて、さらに報告書には
   無い拡大」という言葉が足されている。この「拡大」という言葉が
   ポイントで、今後の原料原産地表示の拡大につながる恐れがある。

● 今回明らかになった新法のイメージには、是正措置、執行体制、申
   し出制度など取り締まりに関わる部分がしっかりと盛り込まれている。
   これらは検討会で何度も問題提起されながら、検討の範囲外だからと
   消費者庁から議論が封じられてきた部分である。

● 顕著なことは、現行法を一番厳しい法令にあわせて執行体制を統一
   しようとしていることである。取り締まりが強化され、軽微な違反
   が増加し公表されていくことで、無用な自主回収が増えたり、逆に
   重要な回収情報が埋もれてしまったりして、消費者の不信感が高ま
   ることも予想される。

詳しくはFOOCOM.NETをご覧ください。いずれにしても消費者庁の動きは
要警戒です。知らないうちに官僚主導で産業界の意向が黙殺され、しか
も消費者自身にも決して有益とは言えない新法が誕生しないという保証
はどこにもありません。

表示の一元化をめぐる森田満樹氏およびFOOCOMの極めて迅速・的確な
報道に心から敬意を表する次第です。来る11月22日の意見交換会に私
も出席します。

閑話休題。今月、お陰様で私どもは創立33周年を迎えました。

ずっと以前の本メルマガ紙上でもご紹介しましたが、「サイエンスフォ
ーラム」の社名は独立前の同年8月欧米を視察旅行した際、パリの凱旋門
近くのホテルの部屋で決めました。34歳にして初めての海外旅行で、と
くに最初に訪れた西ベルリンの、壁を挟んで常時緊張下にある人々のあ
まりにもいきいきとした姿と成熟した都市空間に魅了されました。その
感動が、ドイツからスイスを経てパリの夜に結実しました。新しい会社
で、科学技術分野の気鋭の人びとが集い互いの問題意識をぶつけ合い方
向を模索する、自由な情報空間を作りたいと思いました。

以来、理念と現実の狭間で幾度も挫折感を味わいましたが、その都度
ブレーンの先生方から「サイエンスフォーラムをつぶすな!」という
檄を頂戴し暖かいご支援を得て、幸いに数々の資料性豊かな図書を出版
することが出来ました。さらに、毎月開催する研修会を通して多くの業
界の方々にお会いし、得難いネットワークを築きつつあります。

かつて「企業30年寿命説」がありました。その意味では常に生と死の
せめぎあいの毎日ですが、未だ実現しえない「自由な情報空間の創出」
が私にとって貴重な生のエネルギーです。

「伝えること」・・・とくに現場に密着し一歩掘り下げた実務情報を
伝えることが私どもの役割です。お伝えする内容は食品安全にかかわる
行政動向、問題解決のための実務知識とノウハウ、食品リコールを始め
様々な危機管理事例や判断基準、製品開発を支える基盤技術の実態など
多岐にわたります。業界紙では十分報道されない事柄も多く、微力なが
らそこにチャレンジしているところです。

第33期を迎え、新たな研修会を通して食品安全のためのフォーラム作り
を目指します。同時に政府の各種審議会、委員会を引き続き傍聴し、
真相をお伝えしたいと考えています。さらに、豊富な図書コンテンツを
ベースに、より安価で入手しやすい実務情報の提供に取り組む所存です。
どうぞご期待下さい。

さて、今号では11月下旬から12月中に開催する研修会のご案内を申し上
げる次第です。ご一覧を戴ければ幸甚に存じます。
        
                              代表取締役社長  元山 裕孝
■  INDEX ───────────────────────────
【1】11月〜12月開催のセミナーのご案内
         ★ホームページからのお申し込みは定価の【5%引】です★
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 ■ Nalシンチレーション検出器を使いこなす
   【開催日】2012年11月29日(木)13:00-16:45
⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91226.htm
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 ■ [第2回]分かりやすい食品微生物の基礎と正確な検査の方法を学ぶ
   【開催日】2012年12月5日(水)9:55-16:00
⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91225.htm
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 ■ 食品工場における化学洗浄実践スキル★改善ポイント発見講座★
   【開催日】2012年12月12日(水)10:00-16:00
⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91227.htm
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【2】創業33年周年記念特価対象書籍のご紹介 (11/30まで)
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■ おかげさまで小社は創業33周年を迎えることができました。
   お客様には心より感謝を申し上げます。

 ● 記念として下記17タイトルを11月30日まで定価の15%引きで販売して
   おります。
      http://www.science-forum.co.jp/pickup.htm
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* 大豆のすべて
* [最新版]食品の適正表示マニュアル
* [最新版]食品分析法の妥当性確認ハンドブック
* 微生物胞子-制御と対策-
* 食品のストレス環境と微生物
* 異臭問題の予防・解決の実務手順と実際
* 食品の安全・安心に過酢酸はここまで使える!
* 食品変敗防止ハンドブック
* 脳と栄養ハンドブック
* 抗アレルギー食品開発ハンドブック
* 新しいレトルト食品開発・製造ハンドブック
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* フードデザイン21
* 微生物資源国際戦略ガイドブック
* 食品鑑定技術ハンドブック
* 細菌毒素ハンドブック

● 各書籍の詳しい情報・お申し込みはこちらのURLからご覧ください。
   http://www.science-forum.co.jp/pickup.htm

※ お願い:対象の書籍は試読からのご注文は定価扱いになります。
   何卒ご了承下さいませ。
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記載の内容はメール配信後、内容変更となる場合がございます。
ホームページで最新情報をご覧下さい。

各お手続きは下記URLよりお願い致します。
その際はお客様NO.もお知らせいただきますと幸甚です。
(このメールへの返信には、配信停止・ご返答が出来ませんので
ご注意ください)
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■配信停止
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お手続き後、2週間以上たちましても停止されない時は
大変お手数ですが再度ご連絡頂けますようお願い申し上げます。
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