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【サイエンスフォーラム通信  2013年 4月号】   2013.04.11  発行
現場の問題解決のための実践図書・セミナー
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います。                                   NO.526
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≪読者の皆様へ ―― 遂に公表された食品表示法案≫


既にご存知の通り、「食品表示法案」が4月5日(金)閣議決定され、
消費者庁から公表されました。法案の全文は下記URLでご覧いただ
けます。
http://www.caa.go.jp/foods/pdf/130405_houan4.pdf

さらに4月9日(火)、第117回消費者委員会が開かれ、上記法案の
説明が消費者庁からなされ、委員から数多くの意見、懸念が寄せら
れました。当日傍聴してまいりましたので、手短にご報告致します。
なお、この会議の動画を下記サイトでご覧いただけます。食品表示
法案の議論は会議の後半に収録されています。

http://wwwc.cao.go.jp/lib_001/iinkai/130409-117.html

冒頭に消費者庁 菅久審議官が食品表示法案の骨格を説明されまし
た。消費者団体の強い要請を聞き入れ突如法案に含まれることにな
った酒類の表示、任意表示の義務化、指示・立入検査、法の施行等
についての説明は以下の通りです。

・酒類は現行JAS法では対象としていないが、食品衛生法と健康増
  進法ではもともと酒類を含むすべての食品を規制の対象としてい
  る。このため今回の一元化法案で酒類の表示も含めた。

・本法案は、現在「任意」となっている食品の表示についても義務
  化を可能にする枠組みとなっている。

・立入検査に伴う書類等の提出命令と質問は現行三法には規定がな
  いが、景品表示法など他の法令にはあり、迅速な調査のため必要
  と判断しこれを加えた。

・法の執行は公布の日から2年以内。60本ほどの表示基準を統合す
  るとともに、栄養表示の義務化に伴う表示基準を策定する。また、
  施行から5年後に見直しを行う。

これに対し、各委員から下記の疑問や意見が相次ぎました。

・「消費者、事業者双方にとって分かりやすい表示」を実現すると
  のことだが、表示基準が未だできていない段階では、この法案を
  見ても一元化のメリットが全く分からない。

・公布から2年以内の施行だが、あまり時間がない。準備は本当に
  間に合うのか。

・2年間の準備期間で消費者の声を反映させ、しかも事業者が納得
  するような基準を本当に作れるのか。

・施行に伴い事業者から様々な相談が寄せられると思うが、消費者
  庁はそれに対応できるのか。

・現実に誰がこれを守らせるのか。3つの組織(厚労省、農水省、
  消費者庁)がどのように有機的に連携して効果的な執行を行う
  のか。その具体的な姿は見えているのか。

・差止め請求権に関し、行政の手が届かない部分のお手伝いとし
  て適格消費者団体が機能出来るのか。食品の表示が正しいかど
  うかを判断するにはかなり専門的な知識が必要だが、適格消費
  者団体はそのような知識をもっているのか。

・法案の4条に「消費期限」の記載があるが、「賞味期限」がどこ
  にも書かれていない。なぜか?

・外食や“デパ地下”の食品も是非対象に含めて欲しい。

消費者庁の回答は主として食品表示課の増田課長がなされました。
その要点は以下の通りです。

・この法律は恒常的な枠組みを規定するもので、表示基準策定の
  過程で今後の状況変化に対応できる仕組みになっている。あく
  まで表示基準を前提とした法律。その意味では、法律上は外食、
  デパ地下等も対象に出来る仕組みになっている。

・準備期間の2年間で出来ることが限られていることは承知して
  いる。当面どうしてもやらなければならないこと、その中には
  栄養表示基準も含まれるが、それらを何としても間に合わせた
  い。

・表示基準については当面、現行の規定を維持する形で進める。
  表示を見直す事態が発生した場合は、一定の猶予期間を設ける
  などして対処したい。

・取り締まりの実効性を高めるため他の機関との連携を強化する
  とともに、今年の夏から消費者庁内に表示対策の独立の室を作
  り執行力を強めたい。

・問い合わせの窓口は引き続き保健所、農政局、消費者庁で行う。
  消費者庁の電話受付も人員を拡充する。

・法案の3条2項に規定する小規模事業者の適用除外は、表示基準
  を作る際に考慮すべき旨の規定。

・第4条1項の「消費期限」はあくまで例示。「賞味期限」を無く
  すということでは全くない。ただ、賞味期限の趣旨が分かりに
  くいという消費者からの指摘や食品ロス削減への社会的な要請
  もあり、賞味期限について今後検討を進めたいと考えている。

最後に、同委員会の河上正二委員長(東京大学)より「法執行力
を強化する上でいくつか課題が残っている。これからは表示基準
作りが勝負どころ。策定の段階で消費者の権利に十分配慮してい
ただくとともに、今後の検討課題になっている遺伝子組換え表示、
原料原産地表示、中食・外食の取扱いについても速やかに対処し
ていただきたい。消費者委員会としてこれらを注視しています。」
とのまとめの言葉で閉会しました。

ちなみに、消費者行政を監視する消費者委員会のメンバーは下記
URLでご覧ください。
http://www.cao.go.jp/consumer/meibo/

こうして、法律原案に関する公聴会を一度も開くことなく法令化
に向けた“儀式”が終了しました。今後のスケジュールですが、
4月26日(金)に消費者委員会食品表示部会が開かれ、いよいよ
基準作りがスタートします。法案は今度の“ゴールデンウイーク”
期間中に国会に上程される予定であることを、消費者委員会の或る
委員から伺いました。

さて、今月号は4月後半から6月開催の小社セミナーをご案内させ
ていただきます。ご一覧を賜れば幸いです。
                    
             代表取締役社長  元山裕孝
■  INDEX ───────────────────────────
【1】4月〜6月開催のセミナーのご案内
┠■ アレルギー情報の正確な提供を目指して
┠■ 予測微生物学による食品の最適設計手法[第2回]
┠■ おいしい低塩・減塩食品を求めて[第3回]
┠■ [第3回]芽胞菌対策研究会
┠■ 睡眠改善機能性食品フォーラム2013
┠■ 2013年度 食品危機管理者育成講座

【2】復刻本セールスランキングのご紹介(1-3月)
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【1】  4月〜6月開催のセミナーのご案内  
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★ホームページからのお申し込みは定価の【5%引】です★
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▼ アレルギー情報の正確な提供を目指して
〜増加するアレルギー表示ミスによる食品回収を背景に〜
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【開催日】2013年 4月19日(金)10:00 〜 16:00
【会  場】飯田橋レインボービル2F 中会議室
【受講料】定価 37,800円(税込)→ web価格 35,910円(税込)
【定  員】60名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91310.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2013/91310.pdf
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▼ 予測微生物学による食品の最適設計手法[第2回]
食品のシェルフライフ設定のための予測微生物学の活用法
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【開催日】2013年 4月25日(木)10:00 〜 16:45
【会  場】飯田橋レインボービル2F 中会議室
【受講料】定価 39,900円(税込)→ web価格 37,905円(税込)
【定  員】60名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91311.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2013/91311.pdf
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▼ おいしい低塩・減塩食品を求めて[第3回]
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【開催日】2013年 5月22日(水)  10:00 〜 16:00
【会場】飯田橋レインボービル1F C+D会議室
【受講料】定価 39,900円(税込)→ web価格 37,905円(税込)
【定  員】60名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91312.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2013/91312.pdf
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▼ [第3回] 芽胞菌対策研究会
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【開催日】2013年5月28日(火)1  0:00 〜 17:00
【会  場】飯田橋レインボービル2F 中会議室
【受講料】定価 39,900円(税込)→ web価格 37,905円(税込)
【定  員】60名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91313.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2013/91313.pdf
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▼ 睡眠改善機能性食品フォーラム2013
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【開催日】2013年 6月 5日(水)  10:00 〜 16:10
【会  場】飯田橋レインボービル1F C+D会議室
【受講料】定価 39,900円(税込)→ web価格 37,905円(税込)
【定  員】60名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91314.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2013/91314.pdf
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▼ 2013年度 食品危機管理者育成講座
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【開催日】2013年 6月 12日(水)〜 6月 13日(木)
            ↑ 9:55 〜 18:30      ↑ 9:00 〜 16:00
【会  場】飯田橋レインボービル1F C+D会議室
【受講料】定価 63,000円(税込)→ web価格 59,850円(税込)
【定  員】40名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91315.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2013/91315.pdf
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【2】復刻本セールスランキングのご紹介(1-3月)
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小社では品切れの書籍も既刊と同じ内容の軽装版で販売し、お客様
より多くの引き合いを頂いております。
1〜3月までの売上ランキング上位10位(売上順)をご紹介いたします。

1  0294P   現場必携 微生物殺菌実用データ集
2  0304P   微生物試験のデータ考察力トレーニングブック
3  0312P   カット野菜品質・衛生管理ハンドブック
4  0232P   食品危害微生物ハンドブック
5  0257P   洗浄殺菌の科学と技術
6  0283P   微生物汚染事例・現場検査法Q&A集
7  0303P   機能性食品の安全性ガイドブック
8  0147P   青果物・花き鮮度管理ハンドブック
9  0196P   米飯食品事典
10 0233P   バイオフィルム

■復刻本のご注文についての詳しいご説明・お願いがございますので
  予めご一読をお願いいたします。書籍の詳細はHP右上の検索窓に
  0294P等のコードナンバーをご入力の上、ご照会頂けます。
http://www.science-forum.co.jp/podbooks/index.htm
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ホームページで最新情報をご覧下さい。

各お手続きは下記URLよりお願い致します。
その際はお客様NO.もお知らせいただきますと幸甚です。
(このメールへの返信には、配信停止・ご返答が出来ませんので
ご注意ください)
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大変お手数ですが再度ご連絡頂けますようお願い申し上げます。
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