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【サイエンスフォーラム通信  2015年 7月号】   2015.07.01 発行
● 現場の問題解決のための実践図書・セミナー
               http://www.science-forum.co.jp/
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小社のセミナー/書籍情報のメール配信を希望されている方へ配信して
います。                                     NO.447
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≪命どぅ宝――沖縄の声を聴く≫

或る土曜日の朝、NHKテレビ「あの人に会いたい」で沖縄平和運動の母
と慕われた中村文子氏と出会い語りかけられた「命どぅ宝」の言葉が
強く心に残りました(6月20日放映)。   
ご存じの方も多いことと思いますが、「命どぅ宝」(ぬちどぅたから)
とは「命こそ宝」という沖縄の言葉です。
中村氏は「子どもたちにフィルムを通して沖縄戦を伝える会」(略称
「1フィートの会」)の元事務局長で、「きょうはあなたたちの体に
一粒の種をまきにきたのよ。それは平和を希(こいねが)う心。戦争に
反対する行動力の種なの。」と子供たちに平和の大切さを語り続け、
2013年に逝去されました。

中村氏が亡くなったその年、沖縄の平和祈念公園に「命どぅ宝」と刻ん
だ石碑を垣花豊順氏(琉球大学名誉教授)が建立したことが、「あの人
に会いたい」放映翌日の21日、東京新聞の特集記事で紹介されていまし
た。以下は、紙面で語られた垣花氏の言葉です。

「憲法の根本は何だと思いますか。(中略)僕なら、個の尊重とはっ
きりと答えます。僕が理解するに、「公」以上に「個」が尊重される
社会に変えるために、あの憲法は作られたんじゃなかったのですか。
だって、沖縄戦に個の尊厳は皆無だったでしょう。だから、あれだけ
の人が命を落とした。あの犠牲があっての憲法でしょう。ひるがえっ
て今、そんな個の尊厳を守ろうとする政治家はいますか。個をなくそ
う、消そうとする政治家ばかりじゃないですか。(中略)
いいですか、本質を見失ってはいけません。平和だって、簡単に取ら
れてしまう時代が来ますよ。」

他者の経験、歴史に学ぼうとしない私たちは、「もしかしてバブルな
の?株高、投資マネー膨張」(朝日新聞デジタル 2015年6月25日05時
11分)と報じられる目先の利益と引き換えにいつの間にか戦争への道
を歩み始めており、まさに「命どぅ宝」を捨て去ろうとしています。
本当にこれで良いのでしょうか。私たちは無力ですが、個の尊厳にか
けて、もはや一人一人が自らの声を発すべきときではないでしょうか。

閑話休題。食品衛生をめぐる行政機関の動きを短くご紹介します。

◆平成27年度 食品の安全性に関するリスク管理検討会(第1回)報告

ご承知の通り、農林水産省は「農林水産省及び厚生労働省における食
品の安全性に関するリスク管理の標準手順書」(平成17年 8月 25日
公表)にもとづき、5年ごとに有害化学物質のサーベイランス・モニ
タリング中期計画を策定し実施しています。

直近の5ヵ年計画(平成23〜27年度)の最終年度にあたり、

(1) 優先的にリスク管理に取り組む有害化学物質の見直しと次の中
    期計画の検討、
(2) 有害化学物質のリスク管理の取り組み状況、

を議題として6月29日(月)上記の第1回リスク管理検討会が開催され
ました。本検討会は農林水産省の食品安全施策に関するリスクコミュ
ニケーションの場で、消費者団体と事業者団体から3名ずつ、計6名が
委員として出席されました。委員名簿および当日の配布資料は、近日
中に農林水産省のホームページで公表されますのでご確認下さい。

どのような化学物質が見直され次の5ヵ年計画が策定されるのか期待
して参加しましたが、第1回会合はほとんどの時間が上記(2)の説明
と質疑応答に費やされ、肝心の(1)の議題は次回(8月下旬)の会合
で討議されることになりました。その上で「今年度中に次の5ヵ年計
画を作る」との説明が永山審議官(大臣官房)からありました。
併せて、本年5月11日〜6月12日まで農林水産省がインターネット
調査(一般対象)とアンケート調査(消費者団体、食品事業者、
都道府県対象)を実施したので、その結果を次回会合で報告する旨
の説明もありました。出来れば引き続き傍聴し、新たな動きをお伝
えしたいと存じます。

それにしても、本検討会の規定(平成17年10月28日作成、平成20年
4月23日改訂)では構成員として事業者側の委員と同時に「消費者
団体の推薦により、有識者を3名選定する」と記載されていますが、
会場を見渡しても有識者らしい委員は見当たりません。有害化学
物質安全性評価は極めて多岐にわたり、いずれも専門的な知識を
要するものと思われますが、僭越ながら現在の委員構成は甚だ心
もとない限りです。

さて、以下は小社の7月〜9月開催のセミナーのご案内です。出来る
限り現場に密着し、消費者の視点で顧客対応と問題解決のあり方を
探ります。貴社の事業にお役立て戴ければ幸いです。
 
                            代表取締役社長  元山 裕孝
■  INDEX ─────────────────────────

【1】7月 〜9月  開催セミナーのご案内
 
  ┠■2015年度入門講座 初めての食品微生物
  ┃    第2講座 食品工場の安全性を検証する
  ┃
  ┠■ [第3回]食品リコールの問題点とあるべき姿
  ┃〜 自主回収マニュアルの活用と消費者への情報の伝え方 〜  
  ┃
  ┠■ ネット時代の品質保証と企業防衛
  ┃ 〜 微少事故を"炎上"させないために:
  ┃     食品事業者に求められるこれからのCS(顧客満足)〜
  ┃
  ┠■ 今後求められる食品異物対策のあり方[第2回]
  ┃〜 消費者に向き合う苦情対応システムと行政への報告の
  ┃    判断目安】〜
  ┃
  ┠■ 新しい食品表示基準の実務
  ┃〜 新法施行で何が変わったのか〜 [機能性表示食品を除く]
  ┃
  ┠■ 2015年度 レトルト食品技術講座 
  ┃〜 基礎から最新動向まで 〜
  ┃
  ┠■ 【第12回】食品安全のための工場点検ワークショップ
  ┃ 〜 改善をより確実にするための工場点検のノウハウ 
 
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【2】書籍 特別割引販売のご案内 
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【1】7月 〜9月  開催のセミナーのご案内
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★ ホームページからのお申し込みは定価の【5%引】です ★
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▼ 2015年度 入門講座  初めての食品微生物
   第2講座  食品工場の安全性を検証する
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【開催日】2015年 7月 7日(火)  10:30 〜 16:50
【会  場】飯田橋レインボービル 中会議室
【受講料】定価 36,000円(税別)→ web価格 34,200円(税別)
【定  員】60名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91517.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2015/91517.pdf
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▼[第3回]食品リコールの問題点とあるべき姿
〜 自主回収マニュアルの活用と消費者への情報の伝え方
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【開催日】2015年 7月15日(水)  10:00 〜 16:30
【会  場】飯田橋レインボービル 中会議室
【受講料】定価 38,000円(税別)→ web価格 36,100円(税別)
【定  員】60名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91518.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2015/91518.pdf
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▼ ネット時代の品質保証と企業防衛
〜 食品事業者にもとめられるこれからのCS(顧客満足)〜
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【開催日】2015年 7月 22日(水)  10:00 〜 16:30
【会  場】連合会館 201会議室
【受講料】定価 38,000円(税別)→ web価格 36,100円(税別)
【定  員】48名

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91519.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2015/91519.pdf
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▼ 今後求められる食品異物対策のあり方
〜 第2回:消費者に向き合う苦情対応システムと行政への報告の
           判断目安 〜
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【開催日】2015年 8月 5日(水)  10:00 〜 16:30
【会  場】連合会館 201会議室
【受講料】定価 38,000円(税別)→ web価格 36,100円(税別)
【主  催】食品産業戦略研究所

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91520.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2015/91520.pdf
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▼ 新しい食品表示基準の実務
〜 新法施行で何が変わったのか(機能性表示食品を除く)〜
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【開催日】2015年 8月 24日(月)10:00 〜 17:00
【会  場】連合会館 201会議室
【受講料】定価 38,000円(税別)→ web価格 36,100円(税別)

⇒ 詳細・お申し込みはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/91521.htm
⇒ パンフレットのダウンロードはこちらから↓
http://www.science-forum.co.jp/seminar/print/2015/91521.pdf
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▼ 2015年度 レトルト食品技術講座
〜 基礎から最新動向まで 〜
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【開催日】2015年 9月 7日(月)
【会  場】連合会館 201会議室
【受講料】定価 38,000円(税別)→ web価格 36,100円(税別)
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▼ [第12回]  食品安全のための工場点検ワークショップ
〜 改善をより確実にするための工場点検のノウハウ 〜
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【開催日】2015年 9月 10日(木)〜11日(金)
【会  場】連合会館 201会議室
【受講料】定価  60,000円(税別)→ web価格 57,000円(税別)
【協  賛】イカリ消毒株式会社
【企  画】食品産業戦略研究所
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【2】書籍 特別割引販売のご案内 
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下記のタイトルを (2015年 8月 31日 受付まで)
【既刊本 15%引き】
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で販売いたしますので、ご検討下さいませ。
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◆ 食の安全・安心に過酢酸はここまで使える!
◆ 低温流通食品管理の鉄則 〜 事故をおこさないために 〜  

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◆ 食品の臭気対策<第1集>
◆ 食品の臭気対策<第2集>
   〜 異臭問題の予防・解決の実務手順と実際 〜
◆ 現場必携 微生物殺菌実用データ集
◆ 微生物胞子 〜 制御と対策 〜
◆ カット野菜品質・衛生管理ハンドブック
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