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【サイエンスフォーラム通信  2017年 5月号】  2017.05.02発行
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≪閉会とともに沸き起こる拍手――東京地区での消費者庁説明会≫

4月7日(金)福岡地区を皮切りに全国8会場で実施された消費者庁
「加工食品の原料原産地表示制度に係る食品表示基準の一部改正
(案)に関する説明会」。
その掉尾を飾って、4月18日(火)東京地区の説明会が練馬文化
センターで開かれました。

普段は演劇やコンサートで賑わう大ホールでの"劇場型"の説明会。
定員(1,450名)に近い満席状態。参加者に若い女性が目立ちます。
反面、報道席のみがガラガラで、記者の欠席の多さが何かを物語っ
ています。

冒頭、消費者庁 吉井審議官が挨拶に立ち、「夏頃(8月くらい)
までには成案を得たい。今日が最後の説明会になるが、なるべく
具体的かつ前向きな質問なりご意見をいただきたい」との挨拶。
その後、主催者から発せられた「ご意見はパブコメでお願いします」
との誘導の甲斐あって、改正案への批判的な意見は完全に影を潜め、
表示実務のQ&Aに終始した説明会でした。

当日説明者の中心となるはずの消費者庁 赤崎課長は大幅に遅刻。
到着されたのは閉会30分ほど前のことでした。
このため、会議の司会と会場からの質問を一手に引き受けたのは
消費者庁の若手担当官、それを農林水産省のお二人(島崎室長、
広松係長)が援護する構図です。

消費者庁からの基準案の説明は正味45分ほどで終了。
質疑応答に入り、30名近い企業の実務担当者が質問に立ちました。
「特定原材料の表示方法が分からない」「計画期間にもとづき表示
する新製品は毎年改版しなければいけないのか」「なぜ寿司の海苔
は対象外なのか」「中間加工品の定義は」「どういう書類が必要か」
「酒類の表示はどうなるのか」・・・その他、いずれも企業の表示
担当者にとっては切実な質問ばかりです。

赤崎課長が到着されてからQ&Aが加速。
今回初めて酒類の原料原産地表示が義務化の対象になったこと、
「中間加工品の定義はない」との同氏の発言、使用計画にもとづく
表示のやり方、海苔の表示に関する質問が比較的多く寄せられた
ことが、とくに印象に残りました。

一方、食品事業者にとって極めて重要と思われる行政の監視体制
(調査・指示・指導・公表)とその運用については全く質問がなく、
意外でした。
何よりも驚いたのは、質問者が最後に添える「ご教示をお願いします」
の言葉。"お上"のご意向を窺うような低姿勢な姿と、説明会終了と
同時に会場から沸き起こった拍手です。

ご存知のとおり、もともと"政治matter"として出発した昨年の原料
原産地表示制度検討会。
行政の意向を一身に受けた森光座長が消費者庁、農林水産省と緊密に
連携し、生産者団体及び一部の消費者団体の委員とタッグを組んで、
きわめて強引な論理と会議の進め方ですべての加工食品への表示の
義務化を決定したことが、筆者が目撃した会議の実情です。
あらかじめ"結論ありき"の仕組まれた会議であり、決して検討会の
17名の委員が一致して義務化が決定した訳ではありません。

なかでも残念なことは、防戦すべき食品事業者の各委員がバラバラで
チームワークが欠如しており、制度の無謀さを結束して主張すべき
ところ、一部の事業者側委員は問題が多いと指摘される「可能性表示」
を積極的に支持する始末。
それぞれのお立場はありますが、膨大な中小事業者への影響の甚大さ
を考えると、誠に僭越ですが"戦略負け"とも言える対応が今さら
ながら悔やまれてなりません。
それだけに、見方によれば森光座長の渾身の"演技"は素晴らしく、
まさに劇場型説明会にふさわしいお膳立てでした。

確かに"悪法も法なり"で、この基準案が施行された暁には当然ながら
違反企業は罰則が適用され、担当者の責任が問われることは明白です。
担当者の皆様のご苦労が忍ばれます。

説明会の会場を後にする道すがら、一部の参加者から「普段でも四苦
八苦しているのに、これ以上仕事を増やされてはかなわない!」との
悲鳴が聞こえました。
「本当にそんなことを消費者が求めているのか」と首をかしげる事項
も多く、誰のための法律なのか、大変な無駄な労力が費やされようと
しています。

何よりも未だ法制化前の段階です。消費者庁、農林水産省の説明者へ
の拍手どころか、説明会の中でもっと実情を訴え、消費者のための
分かりやすい表示を目指して、自らの意見や要望を直接行政官に
アピールすべきではなかったのかと強く感じました。
それは"お上"の怖さと現実を知らない筆者の言い過ぎでしょうか。

                                代表取締役社長  元山 裕孝
                              
                              
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