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≪宅配がなくなる日≫

「宅配がなくなる日」は遠くない未来に実現され、一連の購買プロ
セスにおける「同時性解消」の最終章が完成する。
─極めて刺激的なこの指摘は、経営コンサルタント 松岡真宏氏
(フロンティア・マネジメント株式会社 代表取締役)の言葉です。
(『宅配がなくなる日 同時性解消の社会論』p.121 
日本経済新聞出版社2017年6月刊)
 
Once upon a time・・・昔、文部省選定「空気の無くなる日」という
映画がありました。

戦前のことですが、ハレー彗星の接近が間近に迫った時、欧米各国
ではこの世の終焉が訪れるという噂が飛び交い、パニックとなった
そうです。日本でも大手メディアが「尾の内に含まれる水素が地球
の空気中に存在する酸素と化合すれば、人類は皆窒息して死滅する」
(1910年5月19日 大阪朝日新聞)と報じたとのこと。その年の7月
28日に5分間だけ地球上から空気がなくなるというデマが飛び交い、
自転車のチューブや氷袋に空気をため、それを吸う訓練など村中が
大騒ぎになる光景を生き生きと映し出しています。
(いずれもウイキペディアより)

結局、「空気の無くなる日」は流言飛語の域を出ず笑い話に終わり
ました。しかし「宅配がなくなる日」は、どうやら現実になりそう
です。

松岡氏による上記図書と同名の講演会「『宅配がなくなる日』
〜同時性解消の社会論〜」が1月30日(火)にあり、聴講してまいり
ました。主催は日本食糧新聞社・食品産業文化振興会。

松岡氏の論旨は次の通りです。

1. 宅配クライシスの本質は人手不足ではなく、ビジネスモデルの
  問題。マスコミは宅配ドライバーの実態を"女工哀史"的に報道
  しているが、本質を完全に見誤っている。
2. 現在の宅配個数は約40億個。近い将来、現在の40億個が80億個
  になり、さらに100億個を超える可能性が十分あり得る。日本に
  5万店しかないコンビニも宅配クライシスの救世主にはなれない。
3. 商品・サービスの送り手(宅配ドライバー)と受け手が対面し
  なくてはいけないという「同時性」を解消する以外に、この
  問題の解は存在しない。同時性解消すなわち宅配のセルフサー
  ビス化、日本中に宅配ボックスを張り巡らせること。これに
  より昼間の宅配ドライバーは不要になる。
4. 重要なことは、消費者の時間価値を最大化すること。バリュー
  チェーン効率化の意味は今後無くなる。時間価値は、節約時間
  価値と創造時間価値に分かれる。企業の商品は消費者にその
  どちらかを提供することで、唯一差別化ができることを認識
  すべきである。
5. どの企業も過去の成功モデルを自ら壊して変革するのは容易
  ではない。しかし宅配各社は今まさに、この容易ではない変革
  を迫られている。

今、私たちの眼前に空気のように存在する宅配。
現在の宅配システムがそう遠くない将来無くなるという衝撃的な
事態を、次第に受け入れる気持ちになりました。
「時間価値」「同時性解消」を基軸とする松岡氏の講演と著書に
接し、まさに"目から鱗"の思いでした。

最後に、松岡氏の究極の結論は講演会での下記の言葉に端的です。

「節約時間価値をいかに高めても人は幸せにはなれない。無駄な
時間をできる限り節約しつつ、本当に大切で貴重な創造時間価値、
心を動かされる同時性の実現に向かって、私たちは動き続けるの
です。」

考えてみると同氏の主張は単に宅配だけの問題ではなく、時代の
大きな変化、人々の動きの中で、すべての産業、企業、個人の
存在に及ぶ鋭い切り口のように感じました。

講演会を後にしながら、静かに自分の歩むべき道を考えました。
ひとえに業界の現場の方々に寄り添い、悩みと価値を共有し
共感する「同時性」の場(コミュニティ)を作りたいと強く思い
ました。
2018年、サイエンスフォーラムの新しいスタートです。

                               代表取締役社長  元山 裕孝
                              
                              
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