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【サイエンスフォーラム通信  2019年 9月号】  2019.09.05 発行
 ● 現場の問題解決のための実践図書・セミナー
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≪「自由は、命懸けのこと。」
    ── 100歳で逝去した画家 堀文子の作品に接して≫

筆者はセミナー企画の仕事柄、様々な言葉に惹かれます。最近手に
した本で「息の絶えるまで感動していたい。」という言葉と出会い、
ぐっと感じるものがありました。

今年2月、満100歳で亡くなった画家 堀文子氏の著書『ひとりで
生きる』(求龍堂 2010年)で知った言葉です。

本書を読み進むと次の文章が待っていました。
「81歳の時、青い罌粟(けし)、ブルーポピーを求めてヒマラヤに
旅をしました。(中略)標高4500メートルのガレ場の岩陰で出会
った、全身を鋭いとげで武装した草丈20センチほどのブルーポピー
の青い花。
生きものの生存を拒絶されたような厳しい環境のなかで咲くこの
花は、氷河期の生物か宇宙からの使者のように思え、易々と描く気
にはなれませんでした。」(本書165ページ)

恥ずかしながら絵画の素養皆無の私は、それまで同氏の絵を直接
見たことはありませんでした。しかし、命懸けで探検し作品に
結実させたブルーポピーの話に接し、100点を超える堀文子コレク
ションを収蔵する箱根・芦ノ湖の成川美術館が同氏の特別追悼展を
まさに今開催していることを知って、引き寄せられるように展示
会場に駆けつけました。

「特別展示室1」にブルーポピーの絵がありました。瞬間感じたの
は、絵自体の透明度の高さです(これ以外の言葉を思いつきません)。
明るい金色を背景に、無数のとげを武器に屹然と自らの存在を主張
する青い芥子の花。同会場に展示されている他の作品とは明らかに
異なる、昇華され緊迫感溢れる絵でした。

会場には同氏の70代、80代の作品が数多く展示されていましたが、
驚いたことにいずれも感覚が軽やかで若々しく、色彩溢れる
“堀ワールド”の鳥たちや花の楽園です。

高齢になっても危険を顧みずヒマラヤ、中南米さらにアマゾンの
奥に分け入るアグレッシブな生きざま、日本画で鍛えられた抑制の
効いた静かな気迫がすべての作品を支配していました。
言葉ではなく、まさに生きものの内に秘めた存在感、絵の内なる迫力
に圧倒されました。同氏の作品のすばらしさは、ブルーポピーだけ
ではありませんでした。

「私は、生まれたときの、子どもの頃の、初めて知ったあの感動を
取り戻したい。これが目標なんです。この望みをかなえるまで、
気を抜かず、わくわくしながら最後の旅を終えたいと思います。」
(本書27ページ)

浅学菲才の筆者は堀氏の足元にも及びませんが、自分なりにスペイン
巡礼の旅を続けています。この8月「メセタ」と呼ばれる古い岩盤が
作るスペインの広大な大地を、黄色の矢印に導かれ歩いてまいりまし
た。

今回、たまに出会うひまわり以外にはほとんど生物の姿がなく、灼熱
の太陽を何一つ遮るものがない高原の乾燥しきった白い砂利道を必死
に耐えながら歩き続ける旅。話し合える日本人は誰もいません。

それでも短期間ながら「フランスルート」と呼ばれるブルゴスから
レオンまでの180km、寝袋を入れたザックを背負い、疲労で固形物が
喉を通らないハードな行程を何とか歩き通せたエネルギーは、ひとえ
に「私は生きたい!」という切実な願いだけでした。

筆者の作品はセミナーの各商品です。
問題解決のための実務情報の提供をベースに、受講生の人脈作りに
役立つ様々な出会いの場を創ること、できれば互いに本音で議論し
感動につながるカリキュラムを創出したい・・
微力ながらそんな思いを込めて仕事をしています。

スペイン巡礼という極めて特殊でマイナーな体験ですが、自己を見つ
め生命力を掻き立てる行為が、いつの日か創造と情熱のエネルギーに
転化することを信じています。
引き続きご支援を賜れば幸いです。


                 代表取締役社長  元山 裕孝
                              
                              
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【受講料】定価 38,000円(税別)→ web価格 36,100円(税別)
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