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オンデマンド出版(POD)
新しい水の科学と利用技術

コードNO0171P
発刊日1992年8月10日
監 修
綿抜 邦彦 東京大学 教養学部化学教室 教授
久保田 昌治 (株)日立製作所 環境本部環境管理センタ センタ長付/ウォーターデザイン研究会 理事長
価 格 POD(オンデマンド)価格 本体37,800円+税
体 裁A4判並製 320頁
試 読不可
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キャンセル・返品不可 「水」研究の最新情報から「新しい水の応用例」までを紹介。21世紀に向けての製品開発と新しい「水」の開発に必ず役立つ1冊!

主要構成

第1篇 水の科学―水研究の最近の成果と得られる情報
第2篇 新しい水の分析・評価法の到達点
第3篇 期待できる新しい水の応用実例と可能性

【発刊にあたって】

 あらゆる生命の源であり、あらゆる産業の基盤でもある「水」が今改めて注目されるようになってきました。 人は久しく清流に守られ、それと親しみながら文明を築いてきました。 農業用をはじめとし工業用水はもとより、最近では最先端産業、特に半導体製造工程での洗浄用に多量の「超純水」が用いられており、「水」と人間の営みの絆の広さと深さを窺わせます。
 そして今、21世紀を目前にして人間は、科学技術を駆使して「水」のミクロ構造と挙動に光を当て、従来の「水」のイメージを一新させるような各種のデータを手にしつつあります。 しかし、いくつもの「水」の不可思議な機能を「統一的」に説明できる見解はまだ現れていません。
 本書は、「水」がこれまで主として単なる溶媒としてしか考えられてこなかった面が強かったのに対し、実際はこれまで考えられてきたより、はるかに重要な働きをしていること、また重要な働きをし得る可能性を持っているという認識に立ち、「水」研究の現状と問題点を正確に把握し、「水」研究の黎明期に一石を投ずると共に、可能な産業応用への指針を提供することをその大きな目的にしております。
 本書では、「水」研究の困難さから「統一的」見解を意図しておらず、むしろそれぞれの立場でどこまで「水」の本質に迫ることが出来ているのか、また、「新しい水」がどのような可能性を秘めているのかを一冊の本にまとめることで、「水」そのものの研究、また「新しい水の利用技術」の前進を目指しております。
 本書が21世紀に向けての新しい技術開発や製品開発に、更に今後期待される新しい「水」の開発に必ず役に立つものと確信しております。 是非皆様方のご購読をお願い申し上げます。
綿抜 邦彦/久保田 昌治

内容目次

序文<綿抜 邦彦>

第1篇 水の科学−水研究の最近の成果と得られる情報

第1章 水はどこまで純水になりうるか<久保田 昌治>
  1. 純度による水の分類
  2. 高純度水の分析法
  3. 超純水の製造法
    3.1 超純水製造法の歴史
    3.2 最新の超純水製造システム
    3.3 新しい超純水製造法の探索
  4. 水はどこまで純水になりうるか

第2章 水の構造<小堤 和彦/大瀧 仁志>
  1. 水分子の構造
  2. 氷の構造
  3. 液体の水の性質
  4. 液体の水の構造論

第3章 古い水・新しい水<綿抜 邦彦>
  1. トリチウムの生成
  2. トリチウムによる水の年代測定
  3. 水の年代測定の問題点と2、3の実例
    3.1 大気中のトリチウム濃度は一定か
    3.2 トリチウムの測定法に問題はないか
    3.3 トリチウムによる年代測定の例

第4章 重い水・軽い水<綿抜 邦彦>
  1. 水はH2Oか
  2. 重水とは
  3. 重水は有毒か
  4. 重い水、軽い水を利用する水の起源の推定
  5. 再び重い水について

第5章 水和現象<横山 晴彦/大瀧 仁志>
  1. 物質の溶解
  2. イオン水和の熱力学
    2.1 水和エネルギー
    2.2 イオンの部分モル体積
  3. イオンの動きやすさと水和
    3.1 イオンの移動度と溶媒の粘性
    3.2 イオン水和のモデル
  4. イオン水和の構造
    4.1 水和数
    4.2 水和構造
  5. 疎水性水和

第6章 水のクラスター構造と化学反応への影響<西 信之>
  1. 水の中のクラスター
  2. 化学反応の場としての水
  3. 水の中の反応の2要素
  4. 反応の制御
  5. 液体を破片にする
  6. 疎水基と構造形成
  7. 構造破壊を起こす親水性グループ

第2篇 新しい水の分析・評価法の到達点

第1章 新しい水の物性評価法

第1節 水の電気的特性<梅本 喜三郎>
  1. 誘電率
    1.1 水の誘電率
    1.2 誘電飽和
    1.3 イオンの会合
    1.4 誘電率の温度変化
    1.5 弱電解質の解離度の温度変化
  2. 電気伝導率
    2.1 モル伝導率
    2.2 水の電離
    2.3 イオンの移動度
    2.4 プロトン跳躍
    2.5 塩酸基反応の速度
  3. pH
    3.1 水の電離とpH
    3.2 pHの測定
  4. 水の電気分解
第2節 水の物理的特性<渡辺 啓>
  1. 表面張力
    1.1 表面張力の原因
    1.2 表面張力の定義
    1.3 表面張力と分子間力
    1.4 測定法
    1.5 表面張力の温度依存性
    1.6 界面活性剤
  2. 水の蒸発速度
    2.1 蒸発速度を左右する因子
    2.2 飽和蒸気圧
    2.3 蒸発熱
  3. 水の粘性
    3.1 粘性
    3.2 粘性の原因と粘性率
    3.3 水の粘性率
    3.4 粘性率の温度依存性
    3.5 粘性率の測定
第3節 水の臭気測定<江原 勝夫>
  1. 水道水臭気測定用センサ
    1.1 従来発表された臭気測定装置とセンサ
    1.2 金属酸化物半導体を利用した水道水臭気測定センサ
  2. 水道水のカルキ臭測定装置
  3. その他の応用

第2章 水のミクロ構造

第1節 NMR<今成 司/小椋 賢治>
  1. NMRの緩和時間
  2. 水の緩和時間
  3. NMRによる実験
第2節 赤外線<高岡 京>
  1. 水の赤外線吸収による振動分光分析
  2. 水の気相、液相および固相におけるIRスペクトルの分析
    2.1 水分子の基本振動
    2.2 水蒸気の赤外線吸収スペクトル
    2.3 氷の赤外線吸収スペクトル
    2.4 水(液相)の赤外線吸収スペクトル
  3. 水のモノマー、小クラスター(ダイマー、トリマー、テトラマーなど)、および大クラスターなどのIRスペクトルによる分析
    3.1 マトリックス単離赤外分光法による水のモノマー、ダイマー、トリマー、テトラマーおよびクラスター水の分析
    3.2 超音速分子ビーム法によるH2Oの分析
第3節 X線回折法<山口 敏男/大瀧 仁志>
  1. X線回折法の原理
  2. 常温・常圧下の水の構造
  3. 過冷却下の水の構造
  4. 高温における水の構造
  5. 高圧下の水の構造
  6. X線回折法の限界と展望
第4節 中性子回折<市川 和彦>
  1. 中性子と水との相互作用
  2. 11H、21H(=D)およびnatOの核物理定数
  3. 水の中性子回折理論
    3.1 純粋な重水
    3.2 重水と軽水との溶液(D2O/H2O)
    3.3 非弾性散乱効果の補正
  4. 水の中性子回折実験
    4.1 室温における重水(D2O)の微分散乱断面積
  5. 中性子回折から得た水の構造
    5.1 室温における重水の分子内構造
    5.2 部分対分布関数と分子間の立体配向
第5節 水のコンピュータシミュレーション<中西 浩一郎/片岡 洋右>
  1. 水分子のモデルと分子間相互作用
    1.1 経験的モデル
    1.2 非経験的モデル
    1.3 簡単化したモデル
  2. 分子動力学シミュレーション
  3. 状態方程式と熱力学量
  4. 輸送係数
  5. 平均構造
  6. 動的構造

第3章 生体中の水<宮嶋 孝一郎>
  1. 低分子化合物の水和
  2. 生体高分子の水和
  3. 細胞系の水
  4. 低温の水
  5. 細胞系での低温の水
  6. 細胞系への応用−凍結保存

第3篇 期待できる新しい水の応用実例と可能性

第1章 新しい水とは何か<田中 政史>
  1. 新しい水
  2. 水の蒸発とクラスター
  3. 新しい水のクラスターと蒸発速度
  4. 新しい水の構造と特徴

第2章 新しい水の応用実例

第1節 電磁場処理水<谷中 惇>
  1. 電磁場処理による水の物理的変化現象
  2. 電磁場処理水の応用分野
    2.1 清水
    2.2 海水
  3. 電磁場処理の効果の判定
  4. 電磁場処理に対する展望
第2節 BDウォーター<杉田 晃一>
  1. 概要
  2. 発明の内容
  3. 製造方法
  4. 水中に含まれる酸素の確認
    4.1 酸素を直接検出しようとしたもの
    4.2 物性に違いがでたかどうか確認したもの
    4.3 水中からガスを追い出して検出する方法
  5. 応用分野
第3節 電気処理水<澄田 修生>
  1. 電解技術の現状と水の改質に関連する研究例
  2. 電解処理を用いた水の改質の可能性
    2.1 pHの変化
    2.2 酸化還元電位(ERO)の変化
  3. 電解処理水の性質について
  4. 電解処理装置の概要
  5. 電解処理水の用途
    5.1 Fe系金属酸化皮膜溶出試験の結果
    5.2 その他の材料(SiおよびAl)の洗浄試験結果
    5.3 イオン性不純物の除去性能確認試験結果
第4節 電解処理水の原理と応用技術−アルカリイオン水と酸性イオン水<渡邊 恵>
  1. 電解イオン水の原理
    1.1 基本原理
    1.2 電解槽設計の原理
    1.3 バッチ式電解槽から連続式への変遷
  2. 殺菌浄水器としての応用
    2.1 水質悪化と浄水器
    2.2 浄水器と細菌問題
    2.3 メンブラン膜浄水器の問題点
    2.4 陽極酸化による水の殺菌
  3. クラスター問題など
    3.1 クラスター=水の構造?
    3.2 NMRとクラスター
    3.3 データの一人歩き…そしてエピローグ
第5節 共鳴磁場水の概略とその応用<江本 勝>
  1. 共鳴磁場水の概略
  2. 共鳴磁場水と共鳴磁場分析器
  3. MRA総合研究所からのレポート
    3.1 水道水に対して
    3.2 白アリに対して
    3.3 人体に対して(1)
    3.4 人体に対して(2)
    3.5 人体に対して(3)
    3.6 金魚に対して
  4. MRAと共鳴磁場水による「自由な水の設計」
第6節 単分子イオン化カルシウムウォーター<八藤 眞>
  1. 単分子化されたミネラルは水の分子構造を小さくする
  2. イオン化カルシウムウォーターは電気伝導率を上げる
  3. 応用分野
    3.1 野菜・果物・魚・肉の鮮度保持として
    3.2 製パンヘの効用
    3.3 製めんへの効用
    3.4 みその他、大豆製品への応用
    3.5 米製品への応用
    3.6 アルコール類への応用
第7節 ロックスウォーター<嶋西 淺男>
  1. ロックスの成分および性状
  2. 汚水から浄水へ
    2.1 水産加工廃水
    2.2 家畜し尿
    2.3 養鶏場廃水
    2.4 人間し尿
    2.5 化学産業廃水
  3. 用水処理
    3.1 飲用水
    3.2 浴用水
    3.3 水産養殖水
    3.4 農園芸用水
第8節 πウォーターがもたらすもの<俵 一>
  1. 生体を正常化し自然を回復させるπウォーター
  2. πウォーターはどうして生まれたか
  3. 生命情報を記録し伝えるもの
  4. πウォーターの種類と原料について
  5. 鉄分はどう作用するのか
    5.1 鉄塩の濃度
  6. 地球に水が存在している幸運
  7. 命は水に支えられている
  8. 生体内の水はどうなっているか
第9節 πウォーター<深山 喬>
  1. PWSの内容成分及びその確認方法
    1.1 PWSの確認方法
  2. PWSの微生物に対する作用
  3. 組織の水分保持機能に対する効果
  4. 植物の成育に対する効果
  5. PWSと熱、紫外線の影響
  6. PWSの計数化及び理論的裏付け
第10節 サイウォーターの製法<大橋 正雄>
  1. サイウォーターについて
    1.1 サイとは
    1.2 サイウォーターとは
    1.3. サイウォーターの分析
  2. サイエネルギー
    2.1 サイエネルギー
    2.2 気のエネルギーについて
    2.3 内田式オーラメータの実験
  3. サイウォーターの作り方
    3.1 サイウォーターの製造装置
  4. サイウォーターの使い方
  5. 製品に適応する病気の種類
    5.1 事例1
    5.2 事例2
    5.3 その他の事例
  6. サイウォーターの製造の由来
第11節 麦飯石水<片岡 一夫>
  1. 鉱物的にみた麦飯石
    1.1 麦飯石の成因
    1.2 麦飯石の放射能
    1.3 鉱物的にみた麦飯石の特徴
  2. 麦飯石利用の歴史
  3. 麦飯石の4つの作用
    3.1 強い吸着力
    3.2 ミネラルの溶出
    3.3 水質の調整
    3.4 水中の溶存酸素を豊富にする
  4. NMR分光法による麦飯石水の状態
  5. 麦飯石の用途
    5.1 水の活性化
    5.2 土壌改良
    5.3 脱臭剤として
    5.4 今後の用途開発について
第12節 緑精<廣瀬 進>
  1. 「緑精500」の誕生まで
  2. 「緑精500」の使い方
  3. 「緑精500」の製造方法
  4. NMRによる分析試験データ
  5. 緑精を農業に使用した農家の声
  6. 縁精の今後
第13節 電子水<井戸 勝富>
  1. 静電三法
  2. 電子水の製造法
  3. 電子水
  4. 食品製造・加工分野への応用
  5. 農業への応用
  6. 畜産への応用
  7. 健康への応用
第14節 電気石がつくる水の界面活性とその応用<久保 哲治郎>
  1. 電気石の電気的性質
  2. 電解圧以下の電圧でつくられる水の電気分解
  3. 界面活性物質としてのヒドロキシルイオン
  4. 電気石粒状物と通水器具(フローレット)
  5. 水の電気分解と活性酸素(フリ−ラジカル)
  6. 界面の水(単分子膜)と内部の水(バルク水)
  7. 金属イオンを電着する電気石
    7.1 電気石の永久電極に金属イオンが電着することの応用
    7.2 金属を電着した電気石の金属担持体としての利用
  8. 実用例―界面浄化と水質浄化
    8.1 冷却塔の界面浄化による塔水の衛生保全システム
  9. 今後の展望
  • 新しい水の応用実例―照会連絡先


    あとがきに代えて
    水およびウォータービジネスの将来
    <久保田 昌治>
    1. これからの水研究
    2. これからのウォータービジネス


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  • 執筆者一覧(敬称略・執筆順、所属・肩書き等は発刊当時のものです)
     
    監 修
    綿抜 邦彦東京大学 教養学部化学教室 教授
    久保田 昌治(株)日立製作所 環境本部環境管理センタ センタ長付/ウォーターデザイン研究会 理事長
     
    執筆者
    久保田 昌治(株)日立製作所 環境本部環境管理センタ センタ長付/ウォーターデザイン研究会 理事長
    大瀧 仁志岡崎国立共同研究機構 分子科学研究所 錯体化学実験施設 教授・施設長
    小堤 和彦筑波大学 化学系 講師
    綿抜 邦彦東京大学 教養学部化学教室 教授
    横山 晴彦横浜市立大学 文理学部 助教授
    西 信之九州大学 理学部化学教室 教授
    梅本 喜三郎東京大学 教養学部基礎科学科 講師
    渡辺 啓東京大学 名誉教授
    江原 勝夫東京工業大学 工学部高分子工学科 教官
    今成 司日本電子(株)分析機器技術本部 応用研究センター センター長
    小椋 賢治日本電子(株)分析機器技術本部 応用研究センター NMR応用研究室
    高岡 京武蔵工業大学 工学部化学教室 教授
    山口 敏男福岡大学 理学部化学科 助教授
    市川 和彦北海道大学 理学部化学科 教授
    中西 浩一郎京都大学 工学部工業化学教室 教授
    片岡 洋右京都大学 理学部化学教室 助教授
    宮嶋 孝一郎京都大学 薬学部製薬化学科 教授
    田中 政史(株)テクノ菱和 技術開発部 部長
    谷中 惇ビクタコ貿易(株)常務取締役
    杉田 晃一テクノバイオ(株)技術部 取締役
    澄田 修生(株)バイオ技研 研究室 室長
    渡邉 惠三木産業(株)化学品第1部 副参事
    江本 勝(株)I・H・M 代表取締役 MRA総合研究所 所長
    八藤 眞FLI食と生活情報センター 所長
    嶋西 淺男シマニシ科研(株)代表取締役
    俵 一(株)ボイス・インターフェイス 代表取締役
    深山 喬(株)リスブラン 専務取締役
    大橋 正雄波動性科学研究所
    片岡 一夫(株)ケンユウ 代表取締役
    廣瀬 進日本緑精(株)取締役 技術主査
    井戸 勝富(株)電子物性総合研究所 代表取締役
    久保 哲治郎フロー工業(株)代表取締役


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