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オンデマンド出版(POD)
ゲルテクノロジー

コードNO0222P
発 刊1997年5月
編集委員
阿部 正彦
東京理科大学 理工学部工業化学科 教授
村勢 則郎
東京電機大学 理工学部・化学教室 教授
鈴木 敏幸
花王(株)化粧品研究所室長・研究主幹
価 格 POD(オンデマンド)価格 本体30,800円+税
体 裁 A4判並製 360頁
試 読不可
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キャンセル・返品不可
高分子・無機・有機を網羅し、香粧品・医療・生体材料・食品から塗料・建設資材まで、急速に拡大するゲルテクノロジーの全容を科学的視点から初めて集大成!
  • ゲル研究の世界的権威 MIT 田中豊一博士による「ゲルのフロンティア」特別寄稿
  • 最新の科学的アプローチによりテクノロジーとして体系化し、豊富なデータをもとに詳細に解説
  • これまでにない、全く新しい物質の創製と産業応用の可能性を満載した実践ハンドブック

■ 主要構成

序章 ゲルのフロンティア
第1篇 機能性ゲル:その調製と応用
第1章 熱応答性高分子ゲル
第2章 吸水性ポリマーゲル
第3章 バイオケモメカニカルゲル
第4章 光応答性高分子ゲル
第5章 液晶高分子ゲル
第6章 ケモメカニカルゲル
第7章 レドックスゲル:ゲル電極への応用
第8章 ゲルアクチュエータ(人工筋肉)
第9章 ホトクロミック無機/有機ハイブリッドシロキサンゲル
第10章 着色ゲルの応用
第11章 タンパク質のゲル化
第12章 生分解性ゲル
第2篇 ゲルを利用した新技術
第1章 界面ゲル化反応法による多孔質中空微粒子の調製
第2章 ゾル−ゲル法による炭素質ゲル化体の調製とその応用
第3章 ゾル−ゲル法による機能性薄膜の合成
第4章 ゲル中における単分散粒子形成
第5章 ゲルを利用したエマルションの調製
第6章 キャピラリーゲル電気泳動
第7章 医療用ハイドロゲル
第8章 植物におけるゲルの利用
第9章 分離技術としてのゲル
第10章 新しいゲル紡糸法
第3篇 ゲル形成のメカニズムとキャラクタリゼーション
第1章 高分子ゲルの構造と物性
第2章 無機ゲルの構造と性質
第3章 分子会合性オルガノゲル
第4章 ゲル中の水
第5章 ゲルの機械的性質
第6章 ゲル中の物質輸送
第4篇 ゲルの産業への応用
第1章 香粧品
第2章 医薬品および衛生用品
第3章 医療用品
第4章 食品
第5章 住宅・土木資材
【発刊にあたって】

ゲルは古くからところてん、豆腐、卵などに代表されるように身近な食品用ソフトマテリアルとして、また最近では芳香剤、保冷剤、衛生用品、化粧品などの日用品用マテリアルとして、我々の生活に極めて密着している。 むしろあまりにも身近すぎるため、改めてゲルとは何かと問いかけることもなく、また科学的な曖昧さが残るため、学問的にもあまり重要視されてこなかった。

しかし近年、ゲルに対する分子論的アプローチが活発になされるようになり、その科学的概念が確立しようとしている時期に突入している。 さらに、ゲルの応用範囲もこれまでの食品や日用品にとどまることなく、塗料、医療品、医薬品、生体材料、建築・土木資材などにも拡大しつつある。 また、技術的見地から見ても、ゲル状態を出発原料あるいは中間体として利用することにより、これまでにはない全く新しい物質を創製出来る手段でもある。 したがって、最近の文献や特許には、機能性ゲルやゲルテクノロジーに関する記述が急増しているのが現状である。

ゲルの概念や応用範囲が拡大・発散しつつあるこの時期にこそ、新しい見地から、すなわちゲルをテクノロジーとして再理解しなければならないと考える。

したがって本書では、これらを体系網羅するため、ゲルテクノロジーと題して、
  1. 機能性ゲル:その調製と応用
  2. ゲルを利用した新技術
  3. ゲル形成のメカニズムとキャラクタリゼーション
  4. ゲルの産業への応用
の4篇34章で構成し、それぞれの分野で活躍されている第一人者にご執筆をお願いした。
ゲルテクノロジー編集委員会

■ 内容目次

■序章 ゲルのフロンティア<田中 豊一>
  1. 生命と高分子の相転移
  2. 第四の相を持つ高分子
  3. 分子認識、触媒作用、運動
  4. 「高分子の記憶」と「脳の記憶」

第1篇 機能性ゲル:その調製と応用

第1章 熱応答性高分子ゲル<青島 貞人>
  1. 熱応答性高分子(幹ポリマー)の設計及び合成
    1-1 種々の熟応答性(相分離)ポリマー
    1-2 NIPAAMの重合及び共重合
    1-3 溶液物性
  2. ゲルの調製(三次元網目の合成)
    2-1 バルク、繊維状、ミクロゲルの調製
    2-2 グラフト型及びINP型熱応答性ゲル
    2-3 熱応答ゲル化(熱により生成する物理ゲル)
第2章 吸水性ポリマーゲル<増田善彦>
  1. 吸水性ポリマーゲルの概要
  2. 基本構造と吸水のメカニズム
  3. 種類と製法
  4. 特性
  5. 応用
第3章 バイオケモメカニカルゲル<国府田 悦男>
  1. バイオケモメカニカルゲルの特徴
  2. バイオケモメカニカルゲルの設計と調製
  3. バイオケモメカニカルゲルのキャラクタリゼーション
  4. バイオケモメカニカルゲルのキネティクス
  5. バイオケモメカニカルゲルの応用
第4章 光応答性高分子ゲル<入江 正浩>
  1. 初期の研究
  2. 高分子単分子膜の光変形
  3. 高分子ゲルの光変形
第5章 液晶高分子ゲル<岸 良一>
  1. リオトロピック系液晶ゲルの合成と機能
    1-1 リオトロピック系液晶ゲルの合成
    1-2 リオトロピック系液晶ゲルの性質
    1-3 コレステリック液晶ゲルの光学異方性
    1-4 ネマチック液晶構造を持つ液晶ゲル
    1-5 液晶ハイドロゲルの作製とその機能
  2. サーモトロピック系液晶ゲル合成と機能
    2-1 サーモトロピック液晶ゲル
    2-2 高分子液晶/低分子液晶複合系の電気粘性効果
第6章 ケモメカニカルゲル<鈴木 誠>
  1. 高分子ゲルの浸透圧
    1-1 ネットワーク弾性
    1-2 混合エントロピー効果
    1-3 溶質溶媒相互作用
    1-4 イオン圧
  2. 弱酸性/弱塩基性の希薄高分子ゲルの膨潤平衡
  3. 非イオン性ハイドロゲル
  4. 具体例
    4-1 PAN繊維から作る人工筋
    4-2 反復凍結法による両性イオン型PVAゲル人工筋
    4-3 PAMPSと界面活性剤の相互作用の利用
    4-4 インターペネトレーション型高分子ゲル
第7章 レドックスゲル:ゲル電極への応用<立間 徹/小山 昇>
  1. ポリマー電極とゲル電極
  2. 酵素電極への応用
  3. レドックスゲルの体積変化
  4. 膨張−収縮に基づく電気化学特性の制御
  5. 膨張−収縮挙動の電気化学的制御
  6. 体積変化特性の応用
  7. ゲル媒体中における電極反応
第8章 ゲルアクチュエータ(人工筋肉)<平井 利博>
  1. 高分子ゲルと駆動体
    1-1 高分子ゲルの駆動が他の材料の駆動と異なる点
    1-2 駆動に必要な因子
    1-3 駆動の分類
  2. 駆動性能の向上と材料の広がり(結言にかえて)
第9章 ホトクロミック無機/有機ハイブリッドシロキサンゲル<中尾 廉>
  1. ゾル−ゲル法とハイブリッドゲル
  2. ホトクロミックハイブリッドゲルの合成
    2-1 スピロピランとスフロオキサジンのエトキシシリル誘導体
    2-2 ポリシロキサン
    2-3 無機/有機ハイブリッドジロキサンゲル
    2-4 シロキサン樹脂
  3. ホトクロミズム
    3-1 スピロピラン、スプロオキサジン単量体
    3-2 ポリシロキサン
    3-3 無機/有機ハイブリッドシロキサンゲル
    3-4 シロキサン樹脂
  4. 熱消色速度におよぼす置換基の効果
第10章 着色ゲルの応用<中澄 博行>
  1. 着色ゲルの調製
  2. 有機色素の蛍光を活用した着色ゲル
  3. ガラスを着色するための着色ゲル
  4. 非線形光学材料用着色ゲル
  5. 有機色素を用いた光感応性ゲル
  6. フォトケミカルホールバーニング用着色ゲル
第11章 タンパク質のゲル化<本木 正雄>
  1. タンパク質ゲルの種類
  2. タンパク質のゲル化機構
  3. ジスルフィド結合以外の架橋結合
  4. タンパク質架橋酵素〜トランスグルタミナーゼ
  5. トランスグルタミナーゼの有用性研究
  6. 微生物起源トランスグルタミナーゼとその特性
  7. 酵素的架橋高分子化ゲルの実用化
第12章 生分解性ゲル<国岡 正雄>
  1. 生分解性ゲルとは
  2. 化学架橋剤または化学反応を利用した生分解性ハイドロゲルの合成
  3. 放射線架橋による微生物ポリアミノ酸からのハイドロゲルの合成
  4. ポリアミノ酸ハイドロゲルの膨潤・収縮特性
  5. ポリアミノ酸ハイドロゲルの加水分解と生分解

第2篇 ゲルを利用した新技術

第1章 界面ゲル化反応法による多孔質中空微粒子の調製<阿部 正彦/酒井 秀樹>
  1. 非水系ゲルの生成
  2. 水内包球状カプセルの調製
  3. 多孔質シリカ中空粒子の調製
  4. 多孔質アルミナ中空粒子の調製
第2章 ゾル−ゲル法による炭素質ゲル化体の調製とその応用<江角 邦男>
  1. 原料としての両親媒性瀝青物の調製
  2. ハイドロならびにオルガノ炭素質ゲルの調製
  3. ハイドロ炭素質ゲル化体の性質
  4. ハイドロ炭素質ゲル化体を利用した炭素球体の調製
  5. 金属微粒子が分散した炭素球の調製
  6. 金属微粒子含有炭素質ゲル化体の電極特性
第3章 ゾル−ゲル法による機能性薄膜の合成<土谷 敏雄>
  1. ゾル−ゲル法の概要
    1-1 出発原料
    1-2 加水分解と重縮合によるゲル化
  2. 機能性薄膜の作製
  3. 電気、磁気、光機能性薄膜の作製と物性
    3-1 BIT(Bi4Ti3O12)薄膜
    3-2 Bi,AlドーブYIG薄膜
    3-3 金微粒子分散強誘電体薄膜
第4章 ゲル中における単分散粒子形成<杉本 忠夫>
  1. 単分散化およびサイズ形態制御技術の背景
  2. ゲル−ゾル法による単分散粒子の合成
    2-1 ヘマタイト粒子の合成
    2-2 ゲルーゾル法による他の単分散粒子の合成
第5章 ゲルを利用したエマルションの調製<鈴木 敏幸>
  1. 両親媒性分子が作るゲル
  2. エマルションとゲル
  3. 液晶ゲルを利用したエマルションの調製
    3-1 ゲルの生成
    3-2 微細な3相エマルションの生成
第6章 キャピラリーゲル電気泳動<馬場 嘉信>
  1. キャピラリーゲル電気泳動装置および用いるゲル
  2. ヒト・ゲノム解析
  3. 疾患の遺伝子診断
第7章 医療用ハイドロゲル<岡野 光夫/青柳 隆夫/菊池 明彦>
  1. 透過機能を利用した医用ゲル
  2. 非特異的な相互作用を小さくする表面としてのハイドロゲル
    2-1 細胞接着を抑制する人工表面
    2-2 細網内皮系を回避する薬物キャリアー
第8章 植物におけるゲルの利用<下村 講一郎>
  1. 植物培養用固形化剤の特性
    1-1 寒天およびアガロース
    1-2 ジェルライト
    1-3 その他の固形化剤
  2. 固形化剤の選択
    2-1 生育の違い
    2-2 生育阻害物質の探索
    2-3 固形化剤の成分分析
第9章 分離技術としてのゲル<迫原 修治>
  1. 高分子ゲルの物質分離・濃縮機能と工業的応用における課題
  2. 高分子ゲルの応答速度とその改善(膨潤のキネティックスとゲルの形態)
  3. 高分子ゲルを用いた分離システムの例
    3-1 分子分画(抽出分離)
    3-2 多孔質(スポンジ状)感温性ゲルを用いた活性スラッジの濃縮・脱水
    3-3 感温性ゲルを用いた温度スウィングによる吸着分離
    3-4 高分子ゲル膜による低分子混合物の分離
第10章 新しいゲル紡糸法<大田 康雄>
  1. ゲル紡糸法の概要
  2. ゲル紡糸法のプロセス
  3. 工業化レベルでのゲル紡糸法の特徴と問題点
    3-1 UHMwPE溶液のレオロジー特性と成型加工
    3-2 繊維構造の形成とその利用
  4. 他の屈曲性高分子への展開

第3篇 ゲル形成のメカニズムとキャラクタリゼーション

第1章 高分子ゲルの構造と物性<前田 悠/佐々木 茂男>
  1. 網目構造
  2. ゲルの膨潤の熱力学
    2-1 混合の自由エネルギー
    2-2 網目の弾性力
    2-3 網目の膨潤
    2-4 ハイドロゲル
    2-5 イオン性ゲルの膨潤
    2-6 イオン性ゲルの弾性力
    2-7 ゲルの体積相転移
  3. ゲル網目の動的性質
    3-1 膨潤・収縮の動力学
    3-2 ゲル鎖セグメント密度の揺らぎ
  4. ゲル内で形成される巨視的パターン
    4-1 膨潤収縮過程で現れるパターン
    4-2 リーゼガングパターン
第2章 無機ゲルの構造と性質<神谷 寛一>
  1. セラミックス前駆体として用いられる無機ゲルの種類
  2. コアゲルの生成とマクロ形態
  3. 無機キセロゲル
    3-1 キセロゲルの生成とマクロ形態
    3-2 キセロゲルのメゾスコピック構造(微細組織)
    3-3 無機キセロゲルの骨格(原子スケール)構造
  4. 有機/無機ハイブリッドゲルと構造
第3章 分子会合性オルガノゲル<田村 隆光>
  1. 低分子系オルガノゲル
    1-1 有機金属錯体
    1-2 ヒドロキシ脂肪酸
    1-3 アルキルアミド誘導体
    1-4 ソルビトール誘導体
    1-5 コレステロール誘導体、アントラセン誘導体
    1-6 脂質誘導体
  2. 複合系オルガノゲル
    2-1 レシチンオルガノゲル
    2-2 Microemulsion-Based Organogel(MBG)
第4章 ゲル中の水<村勢 則郎/渡部 徳子>
  1. 水の吸湿・脱湿等温線と吸湿・脱湿速度
  2. 熱測定
  3. NMR測定
  4. ラマン分光法、誘電分散ほか
  5. ゲル中の水の描像
第5章 ゲルの機械的性質<荻野 一善>
  1. 序論
    1-1 測定原理
    1-2 試料の調整法
    1-3 本測定装置の特色
  2. 極低周波領域におけるジュランガムの粘弾性
    2-1 測定試料の調整法
    2-2 保存時間依存性
    2-3 複素弾性率の温度依存性
    2-4 ヒアルロン酸の分散曲線
第6章 ゲル中の物質輸送<鴇田 昌之>
  1. 理論的背景
    1-1 ゲルの網目の運動
    1-2 ゲルの体積相転移と高分子網目の運動
  2. 摩擦と拡散
    2-1 ゲルの高分子網目と溶媒との摩擦
    2-2 ゲル中におけるプローブ分子の拡散
    2-3 ゲルの体積相転移と輸送現象

第4篇 ゲルの産業への応用

第1章 香粧品

(1) 落ちない口紅<佐藤 昇正>
  1. 普通の口紅について
  2. 染料入り口紅
  3. 粉状口紅
  4. 揮発油入り口紅
  5. 落ちない口紅テスティモ
  6. 落ちない口紅の進化
  7. 落ちない口紅のさらなる進化
(2) 粘土鉱物ゲル化粧品<山口 道広>
  1. Naモンモリロナイトを利用した油性ゲルおよびW/O型エマルションの開発
    1-1 非イオン界面活性剤の包接と油性ゲルの生成
    1-2 非イオン界面活性剤およびカチオン界面活性剤の包接と油性ゲルの生成
    1-3 油性ゲルの新しいW/O乳化技術への応用
(3) 液晶ゲル化粧料<鈴木 敏幸>
  1. 皮膚保湿効果の高いラメラジェル
    1-1 皮膚の保湿と細胞間脂質
    1-2 脂質間の相互作用と人工細胞間脂質の調製
    1-3 ラメラジェルの調製と特性
  2. 油性ゲルファンデーション
  3. 高含油液晶を利用したクレンジング料
    3-1 クレンジング料の設計と高含油液晶ジェルの生成
    3-2 高含油液晶のクレンジング機構と特性
(4) ゲル基剤の芳香剤への応用<井上 康>
  1. ゲルタイプ芳香剤の開発
    1-1 開発の変遷
    1-2 芳香剤としてのゲル基剤
  2. 各ゲル基剤の特徴
    2-1 カラギーナンゲル
    2-2 ステアリン酸ナトリウムゲル
    2-3 ゼラチンゲル
    2-4 高吸水性ポリマーゲル
  3. 新機能性ゲル素材の芳香剤への利用

第2章 医薬品および衛生用品

(1) 医薬品ゲルの最近の動向<山内 仁史/永井 猛>
  1. 外用剤への応用
    1-1 軟膏剤
    1-2 成形パップ剤
    1-3 新たなゲルの利用
  2. 粘膜付着性製剤への応用
  3. 経口剤への応用
(2) DDS<山口 幸也/宮嶋 勝春>
  1. 刺激応答型DDS
  2. 経皮呼吸型DDS
  3. 大腸デリバリーシステム
  4. 遺伝子治療とDDS
  5. サーカディアンリズムを利用したDDS
(3) 紙おむつ<王 林>
  1. 紙おむつ発展の歴史と市場規模
  2. 紙おむつの構造と開発動向
  3. 紙おむつに使われている高吸水性ポリマー
    3-1 高吸水性ポリマーの吸収力
    3-2 吸収速度
    3-3 透過性
  4. 将来展望

第3章 医療用品

(1) 人工皮膚<片倉 健男/小西 淳>
  1. 人工皮膚の種類
  2. 人工皮膚による創面の修復
  3. 人工皮膚に使用される材料とその使用目的
(2) 眼科用生体材料<安藤 一郎>
  1. 含水性ソフトコンタクトレンズ
    1-1 コンタクトレンズの種類
    1-2 角膜生理とCL
    1-3 含水性SCLの製造方法
    1-4 今後の含水性SCL
  2. その他の生体材料
    2-1 眼内レンズ(IOL)
    2-2 人工硝子体(眼内タンポナーデ)
  3. 眼科分野におけるゲルの展望
(3) 人工関節<斎藤 享雄>
  1. 関節とは?
  2. 人工関節の適応
    2-1 HDP
    2-2 人工関節の製造方法
    2-3 各種人工関節
  3. 課題
    3-1 摩耗対策
    3-2 滅菌
(4) 透析膜<赤須 弘幸>
  1. 透析膜とは
  2. 血液透析膜の歩み
  3. 血液透析膜の種類
    3-1 形状
    3-2 素材
    3-3 膜構造(巨視的構造)
  4. 血液透析膜の製法
  5. 血液透析膜の要件
  6. 血液透析膜の用例
  7. 血液透析膜の役割―生体腎の濾過膜と比べて

第4章 食品

(1) 乳製品におけるゲルとその周辺<塩谷 敏明>
  1. 乳タンパク質の物理化学的性質
  2. レンネットゲル
    2-1 ナチュラルチーズ(ゴーダチーズ)の製造方法
    2-2 レンネットによるカゼインの凝固過程の物理化学的側面
    2-3 レンネットゲルヘのゲル化理論の適用
  3. 酸凝固ゲル
    3-1 カゼインの酸凝固機構
    3-2 酸凝固カードの構造
(2) 寒天ゲルの特性と食品への応用<埋橋 祐二>
  1. 寒天の組成
  2. 寒天のゲル化
  3. 寒天の物性
    3-1 ゼリー強度
    3-2 凝固点と融点
    3-3 ゾル粘度とゲルの粘弾性
    3-4 離漿(離水)
    3-5 溶解性
  4. 寒天の生理機能
  5. 寒天の用途
    5-1 和菓子
    5-2 乳製品
    5-3 水デザート
(3) 微生物多糖類の食品への応用<大本 俊郎/浅井 以和夫/浅野 広和>
  1. ジェランガム
    1-1 製法および構造
    1-2 脱アシル型ジェランガムのゲル化および水和
    1-3 ネイティブ型ジェランガムのゲル化および水和
    1-4 ジェランガムのゲル特性
    1-5 脱アシル型ジュランガムの食品への応用
    1-6 ネイティブ型ジュランガムの食品への応用
    1-7 ジェランガムの今後
  2. キサンタンガム
    2-1 製法および構造
    2-2 水和および物性
    2-3 食品への応用
    2-4 ガラクトマンナン類との反応性
  3. 他の微生物多糖類

第5章 住宅・土木資材

(1) ゲル化重合体微粒子の塗料への応用<籔田 元志>
  1. 三次元架橋ポリマー微粒子の合成
  2. 塗料配合と架橋微粒子の必要性
  3. レオロジーコントロール剤としての機能
  4. 架橋塗膜の物性調整剤としての機能
(2) 薬液注入におけるゲルの応用<島田 俊介>
  1. 水ガラスの種類と組成並びに特性
  2. 水ガラスのゲル化の原理
  3. 無機硬化剤を用いた地盤珪化法
  4. 有機硬化剤を用いた地盤珪化法
  5. リグニン系グラウト
  6. アクリルアミド系グラウト
  7. 尿素系
  8. ウレタン系

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■ 執筆者一覧(敬称略、肩書等は発刊時のものです)
■ 編集委員
阿部 正彦
東京理科大学 理工学部工業化学科 教授
村勢 則郎
東京電機大学 理工学部・化学教室 教授
鈴木 敏幸
花王(株)化粧品研究所 室長・研究主幹
 
■ 執筆者(執筆順)
田中 豊一
マサチューセッツ工科大学 MlT物理学科モーニングスター 教授
青島 貞人
東京理科大学 理工学部 工業化学科 講師
増田 善彦
(株)日本触媒 高分子研究所第3研究室 主任研究員
国府田 悦男
筑波大学 応用生物化学系 教授
入江 正浩
九州大学大学院 工学研究科 教授
岸 良一
通産省 工業技術院 物質工学工業技術研究所 高分子材料部高分子材料システム研究室 主任研究官
鈴木 誠
東北大学大学院 工学研究科金属工学 専攻教授
立間 徹
東京農工大学 工学部応用化学科 助手
小山 昇
東京農工大学 工学部応用化学科 教授
平井 利博
信州大学 繊維学部 素材開発化学科 教授
中尾 廉
大阪府立大学 先端科学研究所 先端材料科学部門 教授
中澄 博行
大阪府立大学 工学部 機能物質科学科 教授
本木 正雄
味の素(株)食品総合研究所 食品基盤技術研究所 所長
国岡 正雄
通産省 工業技術院 物質工学工業技術研究所 高分子化学部 生体関連高分子グループ
阿部 正彦
東京理科大学 理工学部 工業化学科 教授
酒井 秀樹
東京理科大学 理工学部工業化学科 助手
江角 邦男
東京理科大学 理学部応用化学科・界面科学研究所 教授
土谷 敏雄
東京理科大学 基礎工学部 材料工学科 教授
杉本 忠夫
東北大学 素材工学研究所 教授
鈴木 敏幸
花王(株)化粧品研究所 室長・研究主幹
馬場 嘉信
徳島大学 薬学部薬品物理化学教室 教授
岡野 光夫
東京女子医科大学 医用工学研究施設 教授
青柳 隆夫
東京女子医科大学 医用工学研究施設 助手
菊池 明彦
東京女子医科大学 医用工学研究施設 講師
下村 講一郎
国立衛生試験所 筑波薬用植物栽培試験場 育種生理研究室 室長
迫原 修治
広島大学 工学部化学工学講座 教授
大田 康雄
東洋紡績(株)繊維研究所 主任部員
前田 悠
九州大学 理学部 化学科 教授
佐々木 茂男
九州大学 理学部 化学科 助手
神谷 寛一
三重大学 工学部分子素材工学科 素材化学大講座・無機素材化学研究室 教授
田村 隆光
ライオン(株)物質科学センター主任研究員
村勢 則郎
東京電機大学 理工学部・化学教室 教授
渡部 徳子
東京水産大学 水産学部 食品生産学科 教授
荻野 一善
千葉工業大学 工学部 工業化学科 教授
鴇田 昌之
三重大学 工学部分子素材工学科 助教授
佐藤 昇正
鐘紡(株)化粧品研究所 商品設計第2グループ 主任研究員
山口 道広
(株)資生堂 基盤技術研究所 所長
井上 康
小林製薬(株)研究部 主任
山内 仁史
埼玉第一製薬工業(株)研究部 副部長
永井 猛
埼玉第一製薬工業(株)研究部 研究員
山口 幸也
ゼリア新薬工業(株)中央研究所 製剤研究部 主任研究員
宮嶋 勝春
ゼリア新薬工業(株)中央研究所製剤研究部 部長
王 林
プロクター・アンド・ギャンブル(P&G)研究開発本部 シニアサイエンティ
片倉 健男
テルモ(株)研究開発センター開発研究所 主任研究員
小西 淳
テルモ(株)研究開発センター開発研究所 研究員
安藤 一郎
(株)メニコン 総合研究所 基礎研究室 課長
斎藤 享雄
ファイザー製薬(株)ハウメディカ事業部 教育課長
赤須 弘幸
(株)クラレ 化学品第1事業部門 業務管理室 開発主管
塩谷 敏明
雪印乳業(株)技術研究所 主査
埋橋 祐二
伊那食品工業(株)研究開発部 取締役研究開発部長
大本 俊郎
三栄源エフ・エフ・アイ(株)第1研究部 ハイドロコロイド研究室
浅野 広和
三栄源エフ・エフ・アイ(株)第1研究部 ハイドロコロイド研究室
浅井 以和夫
三栄源エフ・エフ・アイ(株)第1研究部ハイドロコロイド研究室 次長
籔田 元志
関西ペイント(株)技術研究所 第1部長
島田 俊介
強化土エンジニヤリング(株)代表取締役社長

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