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飽きない食品研究会
〜人からのアプローチ〜

コードNo. 91527
開催日時 2015年11月12日(木)10:00〜17:00
会 場 連合会館「201会議室」【案内図
受講料 38,000円+消費税 → webからの申込みなら5%割引 36,100円+消費税
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パンフレット
但し、Adobe Readerのインストール(無料)が必要です。お持ちでない方は、ここからダウンロードできます。
■コーディネータ
和田 有史
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
食品機能研究領域 食認知科学ユニット 主任研究員




開催の狙い
食品に対する人間の飽きは様々な側面がある。個人の飽きにクローズアップするのか、集団を対象にするのか、長期間なのか、短期間なのかなど、視点を変えると劇的に姿が変わる。飽きの科学的知見を整理することは人間の食行動の理解、ひいては食糧問題や商品開発に有用であろう。そこで、本研究会では企業における食品に係わる調査や、動物・人間行動、乳幼児期発達、食品物性研究の第一線の先生方をお招きし、人間の「飽き」のメカニズムや、実際の飽きられない商品に係わる知見をご紹介いただく。総合討論では個体レベルからマスのレベルの軸、人間行動から商品開発の軸で食品と飽きの関係について整理し、議論する。
ここが聴きどころ!

或る日、ネットで下記の記事に出会いました。元 味の素冷凍食品株式会社社長で日本食品保蔵科学会顧問の藤木正一氏の言葉です。
「飽食といわれる現在は、食への関心は相対的に低くなり、動物的感覚でうまいものを求めるより、文化・情報としてうまいものといわれるものを選ぶようになってきた。(中略)頭で食べるとは、情報に頼り健康志向、美容・若返り志向などに極度に偏った食を選択するような傾向をいう。頭で食べるようになれば、飽きるという現象も変わってくるのかもしれない。」 (出典:随想「飽きる・飽きない・たべもの」、「冷凍食品技術研究」2014年3月)

ご承知の通り、私たちの社会では長い間“おふくろの味”が「飽きない食品」の代名詞でした。そこに、大量生産品である食品の飽きを回避する秘密を求め、開発担当者のロングセラー商品実現に向けた多面的な努力が続けられてきたように思います。
しかし時代が移り、“おふくろの味”の言葉が醸し出すほんのりとした家庭とその食卓が無残にも崩壊してしまったことを、私たちは岩村暢子氏の著書『変わる家族 変わる食卓』(2003年、勁草書房。2009年に中公文庫)で知りました。本書が突きつける戦後世代の荒廃した家庭と食の実態、“おふくろの味”そのものの消失はあまりにも凄惨で衝撃的でした。
本書は時代の最も先鋭的な状況を描写したものであり、家庭の食すべてが壊れた訳ではないのかも知れませんが、もはや“おふくろの味”の言葉は徐々に死語に近づきつつあるようです。

冒頭の藤木氏の言葉に接し、即座に食認知科学の気鋭の研究者 和田有史氏(農研機構食品総合研究所)を思い浮かべました。数年前、『味わいの認知科学 舌の先から脳の向こうまで』(2011年、勁草書房)の編集に腕を振るわれた同氏の柔らかい感覚で「飽きない食品」を捉え直した時、“おふくろの味”を超えた何かの発見があるのではないかと期待した次第です。
現代の食の「飽き」に新たな光を当てるため、コーディネータの和田氏の呼びかけで食行動科学、乳児の知覚発達、生活研究、テクスチャー分野の第一線研究者が結集し、「人からのアプローチ」の視点からディスカッションする機会を得たことは極めて挑戦的な試みです。フロアの皆様とその成果を共有できることを楽しみにしております。

◆開催プログラム
□ 開会の辞   コーディネータ:和田 有史氏(10:00〜10:05)

  1. 生活研究から見た 人が考える飽きない食品とロングセラー

(10:05〜11:05)

高垣 敦郎
株式会社インテージ 顧問
サーチクリエイション 代表
  1. 気になる食トレンド
  2. 飽きのこない食品とは
  3. 生活者が、考える飽きのこない食、食品
  4. ロングセラーと飽きのこない食品
  5. これからの食
 
<休憩5分>

  1. 食行動科学から見た飽きの心理

(11:10〜12:10)
今田 純雄
広島修道大学
人文学部 心理学教室
教授
  1. 人はなぜ食べるのか
  2. 身体とココロ
  3. こだわるという心理
  4. グローバル化という病
  5. 飽きられない商品
<12:10〜13:00 ランチブレイク>

  1. 乳児の「飽き」を利用した知覚発達研究から見えてきたこと

(13:00〜14:00)
白井 述
新潟大学
人文学部 心理学研究室
准教授
  1. 知覚発達の研究手法
  2. 赤ちゃんにとっての「飽き」とは
  3. 飽きによって明らかにされる赤ちゃんの視覚世界 ― 固さ・やわらかさの視覚的認識の発達を例に ―
<休憩5分>

  1. 飽きない食品に向けたテクスチャーデザイン

(14:05〜15:05)
神山 かおる
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
食品機能研究領域 上席研究員
食品物性ユニット長
  1. 食品のテクスチャーとは
  2. テクスチャーの評価法
  3. Food Oral Processing
  4. 複雑な方が飽きない
<休憩5分>

  1. 人間の食品に対する飽きの類型 ―総括―

(15:10〜15:50)
和田 有史
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所
食品機能研究領域 食認知科学ユニット
主任研究員
  1. 食品の“飽き”を整理する
  2. 認知の個人差
  3. 総括
<15:50〜16:10 コーヒーブレイク/質問票回収>

  1. 総合質疑&情報交換会

(16:10〜17:00)
座 長 和田 有史
パネリスト 高垣 敦カ 氏/今田 純雄 氏/白井 述 氏/神山かおる


【参加規定】
■ 受講料(1名につき)
38,000円+消費税→ webからの申込みなら36,100円+税
■ 定員
48名(定員に達し次第、お申込みを締め切らせていただきます。)
■会場
連合会館「201会議室」【案内図
〒101-0062 東京都千代田区神田駿河台3-2-11  電話 03(3253)1771

【申込方法・その他】
  • 下の「参加申込」より、必要事項をフォーム内に記入の上、お申込みください。
    折り返し受講証と請求書をお送り致しますので、一週間以内に受講証が届かない場合はご連絡下さい。受講証は当日受付にご提示下さい。
  • 先着順に定員に達し次第締め切らせていただきますので、申し込みはお早目にお願い致します。
  • キャンセルは開催日3日前までに必ずご連絡をお願いします。それ以外での受講料の払い戻しは致しません。
  • 開催日までに入金が無くご欠席されても、事前にキャンセルのご連絡を受けていない場合は受講料を全額申し受けます。
  • 申込者の都合が悪くなった場合は、代理の方の出席をお願い致します。
  • 講演中の録音・録画・写真撮影は固くお断り致します。

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