「流通で一番困っているのはゴキブリなどの虫の混入」との指摘を受け、生鮮・加工を問わず食品に危害を加える各種昆虫にフォーカス!その徹底防除策を、流通・防虫エンジニアリング・食品メーカーのエキスパートが集中討議します。

ここが聴きどころ!
「流通で一番困っているのはゴキブリなどの虫の混入」との指摘を受け、その徹底防除策を明らかにすべく、日本生活協同組合連合会、イカリ消毒株式会社、株式会社竹中工務店、山崎製パン株式会社のご協力のもと、お陰様で本セミナーを開催する運びとなりました。
貴重なご支援に心より感謝申し上げる次第です。
ご承知の通り、令和元年11月7日付け厚生労働省通知「食品衛生法等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政省令の制定について」(生食発1107第1号)に下記の事項が記載されています。
「2-4 ねずみ及び昆虫対策について(施行規則別表第17条関係)
イ 法令の趣旨及び内容等
(1) 施設及び周囲の維持管理には、定期的な清掃や、排水溝の洗浄、床・壁・天井の隙間・割れ目の補修等、ねずみ及び昆虫の繁殖場所を排除及び侵入を防止するための措置が含まれること。」(以下、略)
プログラムの具体化にあたり、全国の取引先の工場監査に日夜腐心され、その指摘の精確さに定評のある堀内正義氏(日本生活協同組合連合会)にご相談しアドバイスを戴きながら、
講師の人選を進めさせて戴きました。
先ず堀内正義氏に、ご自身の極めて豊富な工場監査の実績にもとづき文字通り「流通から見た食品害虫混入の実態と防虫管理の問題点」を詳細に語って戴きます。
田畑 篤氏(イカリ消毒)には予防管理、リスクマネジメントの視点から、前述の厚労省通知にも記載されているIPM(総合的有害生物管理)の具体的運用について、現場写真を交え防虫対策の着眼点と実際をご説明戴きます。
さらに、防虫エンジニアリングの先進企業 竹中工務店の生態環境グループの責任者 宮田弘樹氏に、多様な昆虫の生態、施設の特性に基づいた防虫性能の高い施設の構築と運用について、
ハード・ソフト両面から具体的な解説と提言をして戴きます。
最後に、製パン業界のトップ企業 山崎製パンの品質管理部門の責任者 鈴木秀幸氏に、「食品害虫の混入防止対策 工場の取り組み最前線」をご披露戴く予定です。「改善事例を含めて、出来る限り具体的にお話しします。」とのお言葉を戴いて
おります。
再発防止に向けた現場の捉え直しの必須情報をご提供戴けるものと確信しております。