
ここが聴きどころ!
コロナ禍による内食需要の高まりを背景に、「10年で3倍超に」と昨年(2019年)報道されたカット野菜市場がさらに着実に拡大しています。家庭内需要は今後も増大することが見込まれており、外食など業務用市場の逆風にもかかわらず、
ミールキットを含め野菜・野菜加工製品は2021年も順調な推移が期待されているところです。
それだけに、消費者の安全確保を保証する業界の責務が今後益々重要になっていることは言うまでもありません。
2017年の講座開講以来、お陰様で毎回業界各社のご担当者に多数ご参加を戴き、微生物制御の豊富なデータ提供とノウハウの伝達、製造最前線からの真剣な質問と講師陣の親身な回答により、極めて充実した学習の場を実現してまいりました。
さらに2019年からは「実践基礎講座」として、現場の見直しと改善に向けた視点獲得のための基礎知見を提供することを目指し、従来の4本の講義を3本に絞り、
じっくりと解説をして戴くとともに、質疑応答を重視するプログラムをご用意させて戴きました。
そして2021年。パッケージサラダのトップ企業 株式会社サラダクラブから講師をお迎えし、消費期限延長と高品位化を実現した独自の製法、洗浄殺菌技術、作業者教育の実際を可能な範囲でご紹介戴くことが、
今回の大きな特徴です。同社の品質保証活動を牽引されている石塚光彦氏にご登壇戴きます。
レギュラー講師は、極めて豊富な学術知見をビジュアルにまとめ分かりやすく解説して戴く本講座のコーディネータ 宮本敬久先生(九州大学)と、国内外の洗浄殺菌の最新技術・現場改善の実際を圧倒的なデータと説得力でお伝え戴く片桐史人氏(シーバイエス株式会社)のお二人です。
最後に、受講生の皆様から寄せられる質問をもとに実務課題を掘り下げ、1時間ほどQ&Aと意見交換を行う予定です。
皆様の期待を受けとめ、講師の先生方にそれぞれのお立場から情熱溢れるお話を戴けるものと期待しております。この機会をご活用戴き貴社の品質保証と現場力向上にお役立て下さるよう、ご受講をお勧めする次第です。